投稿者「coffeepool」のアーカイブ

エリアス・コウツオピアス教授 Prof Elias Koutsoupias


IOHKシニアリサーチフェロー、オックスフォード大学コンピュータ科学・教授。専門はゲーム理論のアルゴリズム側面、経済学、不確実性下の意思決定、分散アルゴリズム、アルゴリズムの設計と解析など。
2012年に、「Price of Anarchy(自己利益追求を行う集団における効率的システムの構築)」を提唱し、ゲーテル賞(理論計算機科学分野)を受賞。
2016年にはエディンバラ大学のキアイアス教授ウロボロスPoSの基礎となる「ブロックチェーン・マイニングにおけるゲーム理論」を発表した。
ギリシャ出身で、アテネ国立工科大学卒業後、カリフォルニア大学サンディエゴ校でPhDを取得。カリフォルニア大学ロサンゼルス校、アテネ大学で教鞭を振るった後、現職であるオックスフォード大教授となった。

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フィリップ・ワドラー教授 Prof Philip Wadler


IOHKシニアリサーチフェロー、エディンバラ大学・理論計算機科学・主任教授。専門はコンピュータ言語。カルダノの基盤となる純粋関数型プログラム言語 Haskell を提唱・開発した研究者の1人として知られる。
1977年にスタンフォード大学数学科を卒業後、1984年にカーネギーメロン大学でPhDを取得。1983-87年までオクスフォード大学でプログラム言語の研究者として活躍し、グラスゴー大学を経て2003年よりエディンバラ大学の教授となる。
ワドラー教授は、Haskell、Java、XQueryの基礎設計に関わっており多数の著書を執筆し、学術雑誌の編集を行なっている。純粋関数型言語やJava、XQueryに関する著作も多数に及び、Google Scholoarによると彼の著作は24000以上もの被引用数を誇る。
王立協会ウォルフソン研究功労賞、シグプラン賞では功労賞と「最も影響力のある論文」賞を、サイモン・ペイトン・ジョーンズと共に受賞している。2017年より、IOHKに参加。

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アゲロス・キアイアス教授 Prof Aggelos Kiayias


IOHKチーフサイエンティスト、エディンバラ大学サイバーセキュリティおよびプライバシーの主任教授。コンピュータセキュリティや応用暗号、基礎暗号などを専門としているほか、ブロックチェーンや分散システム、電子投票、マルチパーティプロトコル、プライバシーやID管理などを深く研究しており、発表した論文は100を超える。
2017年にIOHKへチーフサイエンティストとして参画。ブロックチェーン技術研究所の所長を兼任している。
ERCフェローシップ、マリーキュリーフェローシップ、フルブライトフェローシップなど多数のアワードを受賞しており、EUのHorizon2020、欧州研究会議、米国国立科学財団、米国安全保障省などから資金提供を受けている。また、エディンバラ王立学会フェローでもある。
出身はギリシャで、アテネ大学を卒業後、ニューヨークシティ大学でPhDを取得後、コネティカット大学教授、カリオルニア大学バークレー校サイモンズ研究所客員科学者、アテネ国立カポディストリア大学暗号・セキュリティ学科准教授などを歴任し現在に至る。

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分散型アプリケーション dApps

dApps(Decentralized Applications、略称dApps:ダップス)とは、システムの一部に、ブロックチェーンなどの分散型プロトコルを組み込んだアプリケーションのこと。
スマートコントラクトなどのプログラムに対応したブロックチェーン上で構築することができる。
dAppsによって、取引所(DEX)やレンディングなどの金融システム(DeFi)などの金融取引などを快適なUIで利用することができたり、NFTを活用したIDシステム(dID:分散型IDシステム)などが可能になる。
そのほか、ゲーム内アイテムなどをNFTなどで使用し取引可能にするなど、ブロックチェーンをアプリの一部機能で活用するようなdAppsも存在する。
一口に分散型アプリといっても、「分散化レベル」がそれぞれ異なる。アプリのメイン機能は開発者サーバーが管理し、取引機能の一部が分散化されているだけの場合が多い。
dAppsの究極形態としては、不特定多数の参加者がSPOのように自由参加で運営するような形が想定される。

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dcSpark、カルダノのUTXOの効率化ソリューションを提案

2022年1月2日、ブロックチェーン向けソリューション開発企業dcSparkが、カルダノのUTXOマネジメントソリューションの提案を発表しました。このソリューションでは、ブロックチェーンに散在する各アカウントのUTXOをスムーズに集約することで、カルダノ関連のアプリのユーザーインターフェイスを向上させることを目的としています。

以下、dcSparkの発表の和訳です。

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カルダノオムニバス – UTXOの管理

良質なUX(ユーザー体験)は、まずウォレット構造から考えなくてはいけません。ユーザーは、いつでも好きなだけ、自分のウォレットから問題なく、便利に、価値や資産を送受信できるようになるべきです。
インプットUTXO情報が、使用を繰り返すことで時間が進むにつれて小さなUTXOに細分割され、最終的にチリのような数値のUTXOが膨大に作成されるようになると、UXにマイナスの影響を与える可能性があります。現在、インプットUTXOを選択するという処理方法がありますが、これはベストな選択肢ではない上に、アウトプットUTXOを選択することはできません。私たちは、それを修正するつもりです。
私たちdcSparkは、インプットUTXOとアウトプットUTXOの両方を管理するソリューションの研究開発を提案し、例えば多くのNFTを所有することでウォレットが動かなくなるなどの多くの不都合を解消することを目指しています。その結果、ウォレットにおけるユーザー体験が飛躍的に向上することになります。
UTXO管理の効率的なソリューションができれば、これはUTXOにおける新たなオープンソースの標準となり、すべてのADA開発者とユーザーが驚異的なUXを持つウォレットを体験するチャンスが得られることになります。
Catalystの投票で、dcSparkのこのCatalyst提案に投票することで、それが現実のものとなり、これが「Cardanoの特徴」となることができるのです。

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このプロポーザルは、すでにCatalystファンド7で提案中されています。気になった方は是非、ideascaleのプロポーザルから拍手で応援しましょう😊

プロポーザルはこちら→「Cardano Omnibus -UTXO management」

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Djed最新アップデートについて 2021/12/24

カルダノ基軸のアルゴリズム型ステーブルコイン「Djed(ジェッド)」について、開発元のCOTIからアップデートが発表されました☕️
今回は、主にトランザクション関連の機能の追加がなされたようですね。
本項では、日本語訳版を紹介します。

以下、COTIの発表より————

COTIのDjed開発状況2021/12/24

ステーブルコイン「Djed」のローンチが近づいてきました。現在の開発状況や進捗状況についてお知らせします。

現在のDjed Plutusの実装状況

以下の主要なコントラクト機能が実装されました。

・オラクル為替レート
・複数注文の同時発注
・保留中の注文のキャンセル
・ステーブルコイン/リザーブコインのミンティングと還元

現在、期待される動作を確認するためのテストを進行中です。

次のマイルストーン

数日中に、UI統合のための「プレリリースバージョン」を提供予定です。このプレリリース・バージョンでは、以下のエンドポイントを提供する予定です。

・ ステーブルコインバンクのリザーブ資金の照会(現在のAdaリザーブ、現在のリザーブ比率、ステーブルコイン総数数、流通中のリザーブ数など)
・ ステーブルコイン/リザーブコインの売買価格の照会
・保留中の注文のリストの照会
・注文の送信、保留中の注文の呼び出し
・バージョン管理、契約更新を担当する構成管理窓口の実装

今後も、開発の進捗状況をお伝えしていきますので、ご期待ください!

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主にトランザクション機能に関するアップデートが続々と進行中のようですね。
プレリリースバージョンが公開されれば、いよいよその全貌が明らかになりそうです。
年末年始の楽しみになりますね☕️

参照記事:「Djed-Development Update 2021/12/24」

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ナスダック記者が語る「カルダノの投資価値」とは? 2021/12/22 翻訳

2021年12月22日付で、ナスダックのwebメディアでカルダノに関する分析が配信されました。
現在のカルダノの開発状況やパートナーシップを考慮しながら、投資対象としてどのように評価するべきなのかが、コンパクトにまとめられた良記事です。本稿では、この記事をわかりやすく翻訳し掲載します。

カルダノは、現時点でスマートな投資対象か?

近年、暗号通貨の世界は非常に混雑しています。ほんの数種類のデジタル資産がヘッドラインを独占していた時代は過去のものとなりました。現在、市場に存在する暗号通貨は8,000種類以上にもおよび、常に新しいトークンがこの争いに加わっています。もちろん、暗号市場そのものはすでに大きな富を生み出しており、昨年だけで240%も上昇しています。しかし、ShibaInuやDogecoinのようなミームトークンをめぐるヒステリーは言うまでもなく、その膨大な量から、良いものと悪いものを分けるのは難しいものです。

しかし、その中でもCardanoは特に際立った存在です。その1番の理由は、少なくとも現在では機能性によるものではなく、経験豊富な開発チームと強力な成長戦略によるものが大きいと言えます。
カルダノは買うに値する投資になるのかについて、詳しく見ていきましょう。

バリュー・プロポジション

2015年、元イーサリアム創業者のチャールズ・ホスキンソンは、元同僚のジェレミー・ウッドとともにカルダノプロジェクトを立ち上げました。その2年後、ADAを基軸通貨とするカルダノ・ブロックチェーンがデビューしました。カルダノには、業界で初めて学会のピアレビューが行われたPoSコンセンサスプロトコル「ウロボロス」が搭載されました。

エネルギー集約型のプルーフ・オブ・ワークに依存するイーサリアムに比べ、カルダノのPoSコンセンサスアルゴリズムは、より環境に優しく、持続可能であると言えます。さらに、開発チームは、新機能の実装を急ぐことなく、ブロックチェーン基盤や、分散化、スマートコントラクト、スケーラビリティ、ガバナンスを5つのステージに分け、学術的な研究に基づいた判断によって開発を進めています。

現在、カルダノのプロジェクトは第3段階にあり、2021年9月にブロックチェーンにスマートコントラクト機能が追加されました。
暗号通貨に慣れていない方に詳しく説明すると、スマートコントラクトはあらかじめ定義された条件で実行されるコンピュータプログラムに過ぎず、分散型金融(DeFi)アプリケーションを含む分散型アプリケーション(dApps)の中核を形成しています。
もちろん、この機能は新しいもので、カルダノのdAppsのエコシステムは、現時点ではイーサリアムやソラナといった他のブロックチェーンと比べると限定的ではある。しかし、それは将来的には変わってくるとみられます。

また、もう1つ考慮すべき点は、Cardanoが1秒間に257トランザクション(TPS)を記録していることです。これは、約30TPSを処理するEthereumなどよりもはるかに高速なプラットフォームと言えます。
一方で、Visaの理論的な処理上限は24,000TPSであることを考えると、見劣りすることは否めません。Cardanoがより広く普及するためには、より高速(=スケーラブル)である必要があります。
しかしカルダノプロジェクトのフェーズ4では、コンセンサスプロトコルのアップグレード版「Ouroboros Hydra」を実装することで、この問題を解決する予定です。具体的には、メインブロックチェーンに複数のサイドチェーンを追加できるようにし、ネットワークの負荷をより効率的に分散させる構想です。
このHydraはまだ開発中ですが、シミュレーションではサイドチェーンが1,000TPSを記録しており、1,000のサイドチェーンを持つ場合、理論上100万TPSをサポートできる可能性があります。

投資対象としての考え方

カルダノは、他の暗号通貨よりも投機的な賭けである、ということは否定できません。
しかし、学問的な見地から、開発チームがスマートな成長戦略を実行しています。
Cardanoが驚異的なスケーラビリティの実現を果たすことができれば、このプラットフォームは数年後、dAppsビルダーやDeFi投資家にかなり人気が出る可能性があります。

その場合、カルダノ・ブロックチェーン上のサービスの採用が増えることで、取引手数料が増加し、基盤となるADAトークンの需要が増えることになります。それは時間とともにその価格を上昇させることになるでしょう。同様に、ADAトークンを所有することで、ネットワークのステークホルダーになることができます。自分のステークプールを立ち上げて取引の検証やブロックチェーンの安全性を高めることもできるし、既存のステークプールに自分のトークンを貸すだけでも報酬が得ることができるでしょう。

もちろん、これらはすべてCardanoが必要なスケーラビリティを達成し、dAppの開発者とユーザーの両方が採用することが条件となります。
しかし、現在4,000ものプロジェクトが進行中であることから、数年後にCardanoが活発なエコシステムになっていることを想像するのは大袈裟なことではないと言えます。
だからこそ、この暗号通貨は賢い長期投資のように見えるのです。

オリジナル記事「Is Cardano a smart cryptocurrency to buy now?」

https://www.nasdaq.com/articles/is-cardano-a-smart-cryptocurrency-to-buy-now

*本稿は、あくまでオリジナル記事を日本語に翻訳したものであり、当サイトによる暗号通貨の評価と一致するものではありません。また、本記事はオリジナル記事の内容を紹介する意図であり、特定の暗号通貨に対する投資を進めるものではありません。
*暗号通貨の投資は非常にハイリスクであるため、余剰資金を活用し自己の責任において参加することを強くお勧めします。

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イニシャル・ステークプール・オファリング ISPO

ISPO(Initial Stakepool Offering、イニシャル・ステークプール・オファリング)とは、カルダノのコミュニティにおいて、特定のステークプールへの委任者に対して新規のトークン配布を行うこと。
トークンセールを行わずに出資できるため、ホルダーがノーリスクでトークン配布できるほか、該当プールへの委任促進につながるメリットがある。
ISPOは主に2通りの方法がある。

最初のISPOは、プロジェクト開発プールによって考案され、自プールのマージンを99%にすることで、委任者に支払われるリワード分のADAを新規トークンに交換する、という方式で行われた。
この方法は、実態としてはリワード分の出資を行うリスクがあるため、もし開発団体がスキャムだった場合、委任者は本来受け取ることができたリワードを損失するリスクが発生する。この場合、不確定要素のある未来の収入のため、法律的に問うことが難しい可能性があり、ISPO詐欺を助長する可能性があるという批判がなされた。
また、特定のプールへの委任の集中化を招くため、分散化に対する懸念があるとも批判された。

このような批判や、他SPOからの批判によって支持が集まらないリスクがあるため、新たに「FISPO(Fair ISPO)」という方式が考案された。FIPOでは、開発団体と関係を持たないステークプールへの委任に対して新規トークンを配布する。
この方式では、開発団体は資金調達ができないものの、ホルダーはノーリスクでトークンを得ることができるほか、集中化を一定レベルで回避することができる。

一方で、複数とはいえ特定のプールに委任が集中することは避けられないため、改善の余地があるのではと議論が続いている。

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プルータス・アプリケーション・バックエンド PAB

PAB(Plutus Application Backend)とは、カルダノでオフチェーンを活用したdAppsの開発を提供するバックエンドサービス。メインネット上のノードと、Plutusアプリ、ウォレットバックエンド、エンドユーザーの橋渡しを行うことで、オフチェーンdAppsの開発・運用を可能にする。

PABにより、
Plutusアプリの標準的開発環境
・外部クライアントが活用可能なインターフェース
スマートコントラクトのためのオンチェーン情報の読み出し
・開発者に仮想環境と非仮想環境
が提供される。

仮想環境と非仮想環境を同時提供することで、開発者はdAppsのテストと実装をシームレスに移行することが可能になる。
オフチェーンとは、カルダノのブロックチェーンとは別の環境で実行されたプログラムのことを指す。オフチェーン環境とオンチェーン環境がシームレスに連携することで、安全で快適なdAppsを利用することが可能になる。

参照:Plutus Application Backend (PAB): supporting DApp development on Cardano

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ライトウォレット Light wallet

ライトウォレットとは、すぐに起動可能で使いやすいUIを提供する暗号通貨ウォレットのこと。
特定のノードと連携してごく一部の情報伝達を行うことで送受信を可能にし、快適な暗号通貨の利用を提供している。主にブラウザ版やモバイル版などが提供されている。
フルノード版はマシンパワーが大きく、起動に時間がかかり日常の使用に負担がかかる一方、ライトウォレットは起動が速く、マシンパワー要件も低いメリットがある。
デメリットとしては、ウォレットアプリ提供元のノードに依存するため、提供元のノードにトラブルがあった際に使用できなくなる場合がある。
カルダノにおいては「ヨロイウォレット Yoroi wallet」が公式版としてリリースされている。PC版はChromeFirefoxなどのブラウザに対応し、モバイル版はiOS、Android版が提供されている。

*ヨロイウォレットのダウンロードは、外部リンクではなく公式ページからのダウンロードを推奨しています。IOHKの公式ページ、公式ツイッター情報、AppStore、GooglePlayStoreなどからリーチ可能です。

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