カルダノ用語集

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拡散パイプライン Diffusion Pipelining

ブロック生成のプロセスを並行処理で行うことにより、ブロック生成→伝播までの流れを効率化・高速化することができるソリューション。 もともと「パイプライン処理」は一般IT用語で、通常は順番に処理される「命令→実行」までのプロセスを分割し、プロセッサ内部での回路で並行して行うことを指す。これにより、順次実行型の処理よりも大幅に実行までの時間を短縮できる。
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インプット・エンドーサー Input Endorsor

ウロボロス・レイオスで実装される、カルダノのスループットを最適化するソリューション。Longest Chain Protocol(最長チェーン優先プロトコル)において、トランザクション処理能力が理論値の1/10程度しか使用できていない問題を解決し、理論値上限まで向上する。
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ウロボロス・レイオス Ouroboros-Leios

カルダノのPoSアルゴリズム「ウロボロス」のバージョンの1つで、「インプット・エンドーサー」が導入され、カルダノのL1における処理能力を最適化し、膨大なトランザクション需要に対応を可能にする。
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ミスリル Mithril

ミスリルは、カルダノのブロックチェーンデータのスナップショット(ある時点でのコピー)を、分散ネットワークによって保存・活用するソリューションのこと。 作成されたスナップショットを、フルデータを持つステークプールが検証し証明書を発行することで安全性を確保する。
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カルダノ改善提案 Cardano Improvement Proposals (CIP)

CIPとは、Cardano Improvement Proposals(カルダノ改善提案、リンクよりgithubへ)の略で、カルダノに関するあらゆる問題点を解決するための具体的な方法を取りまとめドキュメント形式でまとめたもの。 CIPはコミュニティの有志によって提案され、開発陣などがその実装を実現するための標準規格、ガイドラインに関する情報を提供する。
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NFT(エヌエフティ)Non-Fungible-Token

NFTとは、ブロックチェーン上に保存される特定のデータが入力されたトークンのこと。最近では特定の資産(デジタル、物理問わず)と紐づけられたデータリンクが記録されていることにより、それに紐づけられた資産的価値によって、特定サービスで使用されたり、取引対象として扱われている。
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エリアス・コウツオピアス教授 Prof Elias Koutsoupias

IOHKシニアリサーチフェロー、オックスフォード大学コンピュータ科学・教授。専門はゲーム理論のアルゴリズム側面、経済学、不確実性下の意思決定、分散アルゴリズム、アルゴリズムの設計と解析など。
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フィリップ・ワドラー教授 Prof Philip Wadler

IOHKシニアリサーチフェロー、エディンバラ大学・理論計算機科学・主任教授。専門はコンピュータ言語。カルダノの基盤となる純粋関数型プログラム言語 Haskell を提唱・開発した研究者の1人として知られる。
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アゲロス・キアイアス教授 Prof Aggelos Kiayias

IOHKチーフサイエンティスト、エディンバラ大学サイバーセキュリティおよびプライバシーの主任教授。コンピュータセキュリティや応用暗号、基礎暗号などを専門としているほか、ブロックチェーンや分散システム、電子投票、マルチパーティプロトコル、プラ...
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分散型アプリケーション dApps

dApps(Decentralized Applications、略称dApps:ダップス)とは、システムの一部に、ブロックチェーンなどの分散型プロトコルを組み込んだアプリケーションのこと。