ISPO(Initial Stakepool Offering、イニシャル・ステークプール・オファリング)とは、カルダノのコミュニティにおいて、特定のステークプールへの委任者に対して新規のトークン配布を行うこと。
トークンセールを行わずに出資できるため、ホルダーがノーリスクでトークン配布できるほか、該当プールへの委任促進につながるメリットがある。
ISPOは主に2通りの方法がある。
最初のISPOは、プロジェクト開発プールによって考案され、自プールのマージンを99%にすることで、委任者に支払われるリワード分のADAを新規トークンに交換する、という方式で行われた。
この方法は、実態としてはリワード分の出資を行うリスクがあるため、もし開発団体がスキャムだった場合、委任者は本来受け取ることができたリワードを損失するリスクが発生する。この場合、不確定要素のある未来の収入のため、法律的に問うことが難しい可能性があり、ISPO詐欺を助長する可能性があるという批判がなされた。
また、特定のプールへの委任の集中化を招くため、分散化に対する懸念があるとも批判された。
このような批判や、他SPOからの批判によって支持が集まらないリスクがあるため、新たに「FISPO(Fair ISPO)」という方式が考案された。FIPOでは、開発団体と関係を持たないステークプールへの委任に対して新規トークンを配布する。
この方式では、開発団体は資金調達ができないものの、ホルダーはノーリスクでトークンを得ることができるほか、集中化を一定レベルで回避することができる。
一方で、複数とはいえ特定のプールに委任が集中することは避けられないため、改善の余地があるのではと議論が続いている。

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