2026年3月13日、IOG(Input Output Group)がCardano上のステーブルコイン「USDCx」がDEX(分散型取引所)のSundaeSwapで稼働開始したことを発表しました。
USDCxは、Circle社のxReserveスマートコントラクトに1:1で担保された$USDCベースのステーブルコインです。SundaeSwap上でのスワップ・流動性提供・手数料獲得が可能となり、カルダノ上のDeFiエコシステムに安定したドル建て流動性が加わります。さらに2026年6月まで、USDC→USDCxのブリッジ手数料は無料となっています。
hixの見解 🤔
これまでカルダノ上のDeFiは、ネイティブなドル建てステーブルコインの流動性不足が課題の一つとして指摘されてきました。ADAや独自トークン中心のエコシステムでは、価格変動リスクを避けたいユーザーや機関にとって使い勝手に限界がありました。
今回のUSDCxはその課題に直接応えるものです。発行体であるCircleが直接関与するxReserve担保という設計は信頼性が高く、既存のUSDC保有者がブリッジ手数料ゼロでカルダノ上に資産を持ち込める6月までの期間は、新規ユーザーを呼び込む絶好の機会となります。
SundaeSwapでの稼働を皮切りに他のDEXへも広がれば、カルダノ上のTVL(チェーン上の預かり資産総額)が大きく膨らむ可能性があります。機関投資家にとっても、規制準拠型のステーブルコインが カルダノ DeFiで使えることは参入障壁の低下につながります。Midnight(プライバシー特化サイドチェーン)のメインネットローンチが近づく中、決済・DeFi・プライバシーという三つの要素がカルダノエコシステム上で揃いつつある流れは、今後の注目に値しますね。
