暗号資産マーケットメーカーのGSRが、ビットコイン・イーサリアム・ソラナの3資産をカバーするマルチアセット暗号資産ETF「BESO」をNASDAQに上場しました。手数料は年率1%で、アクティブ運用とステーキング報酬の組み合わせにより、単純なスポットETFとは異なる設計となっています。
GSRはこれまでOTCデスクやアルゴリズム取引を中心とした機関投資家向け事業を展開してきた企業です。今回のETF上場は、同社として初めての公開マーケット向け商品となります。アクティブ運用の裁量とステーキング収益の組み込みにより、単なる保有以上のリターン獲得を目指す設計と言えます。
hixの見解 🤔
ホルダーとして注目すべき点は、このETFの対象資産にカルダノ(ADA)が含まれていないことですね。BTC・ETH・SOLというラインナップは、現時点での機関投資家向け暗号資産ETF市場の「標準的な選択肢」を反映していますが、ADAはまだその枠に入っていません。
とはいえ、ステーキング報酬をETF内に組み込む仕組みは興味深い試みです。PoS資産の運用収益を合法的な金融商品として提供するモデルは、今後ADAを対象としたETFがあったとして、同様のスタイルが議論される可能性があります。年率1%の手数料が高いか低いかは、ステーキング利回りとの差分で評価されることになります。
カルダノのETF申請については現時点では具体的な動きは確認されていませんが、こうした先行事例の規制対応・商品設計は重要な先例となります。
