サイドチェーン」タグアーカイブ

カルダノがチェーンリンクとの提携を発表!(声明和訳)

2021年9月26日(日本時間)に行われたカルダノサミットにて、チェーンリンク(Chainlink)とカルダノの提携が発表されました!
この驚きの発表をクイック日本語訳でお届けします。

————————————
DeFiとRealFiの可能性の核心は、ブロックチェーンベースのピアツーピア技術を用いて、オラクルやスマートコントラクトを用いて信頼性と透明性のある金融商品を構築することにあります。

本日のカルダノサミットにおいて、私たち(IOHK)は、開発者がカルダノDeFiアプリケーション用のスマートコントラクトを構築することを支援する、Chainlink Labsと新しくエキサイティングな戦略的コラボレーションを発表しました。

実社会のデータベースへのアクセスは、Chainlink社の分散型「オラクル」ネットワークを通じて提供されます。このネットワークは、改ざん防止された高品質の外部データをブロックチェーンに提供し、選挙結果、スポーツ統計、暗号通貨レートなどのデータセットを中心に「スマートコントラクト」の実行を可能にします。また、気象データの提供も非常に有用な例となります。

Chainlink Labsは、サハラ以南のアフリカでパラメトリック保険を実現しようとしているFinTechスタートアップ企業と協力しています。安全で、検証可能で、堅牢な気象データは、このようなパラメトリック保険契約に必要な重要なインプットです。

Chainlinkは、あらゆるブロックチェーン上でハイブリッド・スマートコントラクトを動かすためのオラクルサービスを提供しています。

Chainlinkのオラクルネットワークは、スマートコントラクトが任意の外部APIに確実に接続することを可能にし、安全なオフチェーン計算を活用して機能豊富なアプリケーションを実現します。Chainlinkは現在、DeFi、保険、ゲーム、その他の主要産業において数百億ドルのセキュリティを確保しており、グローバル企業や大手データプロバイダーに、あらゆるブロックチェーンへのユニバーサルゲートウェイを提供しています。

Cardanoの優先的なオラクルソリューションとして、ブロックチェーンを利用する開発者は、Chainlink社の機関レベルのデータをスマートコントラクトにフィードすることができるようになります。

市場価格のフィードに続き、Chainlink社の他の分散型サービスのサポートも予定されています。スポーツデータは予測市場に、気象データはパラメトリック保険商品に、検証可能なランダム性はゲームやNFT(ノンファンジブル・トークン)などのデジタル収集品に使用されます。

IOHKとChainlink Labsのコラボレーションにより、豊富で安全なデータへのアクセスが可能となり、DeFiが約束する、より低コストで包括的なグローバル経済システムの構築に貢献します。

最初は、リアルタイムの市場価格の情報フィードがカルダノにリンクされます。順次、スポーツや天候に関するデータフィードが追加され、保険やゲーム、NFTでの利用にも対応します。

IOHKの創業者であるチャールズ・ホスキンソン氏は次のように述べています。

「オラクルは、現実世界のデータをCardano上でアクセス可能にするために不可欠であり、DeFiアプリケーションなどの高度なスマートコントラクトをサポートします。

IOHKは、カルダノ上で有用なソリューションを構築するための最も安全で堅牢なツールを開発者に提供することを約束しており、市場をリードするChainlink社のオラクルソリューションを統合することは容易な選択でした。

チェーンリンクのプライスフィードを統合することで、カルダノ開発者の市場投入までの時間が短縮されるだけでなく、カルダノのDeFiエコシステムの安全な基盤が確立され、世界中のユーザーからカルダノがより信頼されるようになるでしょう」

Chainlink社の共同創業者であるセルゲイ・ナザロフ氏は次のように述べています。

「カルダノのブロックチェーン上でChainlinkのネイティブサポートを確立し、DeFiなどの市場への次のステージの成長をサポートすることで、我々の豊富な経験と専門知識を活用できることを嬉しく思います。Webアプリケーション開発におけるプログラミング・インターフェースと同様に、Cardano上でDeFiアプリケーションを構築する開発者は、Chainlinkの価格フィードをスマートコントラクトにプラグアンドプレイすることで、堅牢なセキュリティとアップタイムを維持しながら、幅広い資産の高品質なリアルタイム価格データに素早くアクセスできるようになります。最終的には、カルダノの開発者が次世代アプリケーションをより早く、より安全に構築できるようになります」

Chainlink Labs社のHead of Blockchain PartnershipsであるNiki Ariyasinghe氏は次のように述べています。

「私たちは、カルダノのエコシステムに多大な敬意を払っています。Chainlink社とCardano社のエコシステムの間には、非常に多くの敬意があります。クロスチェーンの相互運用性も長期的な目標です。これは、異なるチェーン間の橋渡しを可能にし、マルチチェーンの世界を実現するためのフレームワークです。これは、カルダノのエコシステムとも協力していきたいと考えています」

参照: Chainlink oracles for real-time market data Cardano to integrate Chainlink oracles for real-time market data

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️
●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
NAME:CoffeePool☕️
Ticker:COFFE
Poolid:1d2972246d8adda98836626a34e337525f5206e552715d28379b5fdb

スマートコントラクトと、その先【チャールズ・ホスキンソン動画翻訳】

2021年9月5日に公開された、チャールズ・ホスキンソン氏の動画、
「Smart Contracts and Beyond」を独自翻訳しました。(かなり長いです)

————

みなさん、こんにちは!
こちらはチャールズ・ホスキンソンが、暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送しています。
今日は(9月)4日の土曜日、ワイオミング大学対モンタナ州立大学の試合を見るために、ワイオミング州のララミーに向かおうとしています。試合に行く前に、ビデオを作って、これから、今後の展開について、そして優れたシステムを構築するための方法について、少しお話しようと思っています。

(Alonzoが)テストネットに公開された今、人々は実際にそれを使って遊んでおり、人々はあらゆる種類のものを作っています。その結果、作られているものの中には、控えめに言っても、非常にアルファ的な方法で作られているものがあります。そのため、人々はアクセスコントロールに関する質問をしたり、並行性(concurrency)に関する質問をしたり、スループットやシステムの能力に関する質問をしたりしています。

これは初めてコンピュータサイエンスの授業を受けた人が、バブルソート(基本交換法)について学んで「なんで私のコンピュータはこんなに遅いんだ」と言うようなものです。その原因は、バブルソートを使っているからです。より優れたアルゴリズム、新しい優れた方法論や技術はすでに存在するのです。
私たちがエコシステムとしてやろうとしていることは、「市場に提供するスピード」と、「ツールや教育、コミュニティ主導のアプリケーションを開発する時間」とのバランスをとることです。

もし時間があれば、1年程度の非常に長いテストネット期間を設け、たくさんの人の大量の課題に目を配り、基盤となるインフラを壮大に進化させたり、教育したりすることができたでしょう。
しかし今、私たちは競争の激しい環境にいます。膨大な数の他のプロトコルがあり、多くの人が非常に早く動いています。長時間かけても、燃え尽きてしまっては意味がありません。
「安全上の問題がない」と判断できれば、期間を短くすることはできます。私たちは、メインネット上に、非常に簡単に解決できるある種の問題があることを明らかにして、システムに多くの価値を付加することができます。

このビデオは、ホワイトボードで解説するタイプのビデオになりますが、私たちがどこからスタートし、どこへ行こうとしているのか、なぜカルダノがこのような形で作られたのか、などについて話したいと思います。
そして、皆さんにいくつかのことをより明確に伝えたいと思っています。それでは早速、行ってみましょう!

カルダノのブロックチェーンの基本設計について

まず最初に、私は昔、2016年だったと思いますが、「なぜカルダノなのか」という論文を書きました。その中で、私たちのデザイン原則や、私たちが考えていたさまざまなことについて少し話しました。
また、2種類のコンセプトについても話をしました。それは、

Cardano Settlement Layer   (CSL、 合意形成レイヤー)
Cardano Computation Layers (CCLs、計算処理レイヤーs)

という考え方です。ここでは、

●メインチェーンにどのようなコンピューティングモデルを採用しても、それでは満足できないユースケースパターンやコスト、パフォーマンスの要件、並行性の要件がある。

→そのため、どのような設計変更のアイデアであっても、それに不満を持つ人が出てくる。

というのが、基本的な考え方でした。そこで導き出されたのが、

「ユーザーために特別に構築されたドメイン」にいれば、ユーザーはもっと幸せになれる。

という原則です。

まず第一に、会計モデルであるUTXOモデル vs アカウントベースモデルについて話しましょう。
それぞれの問題については、この分野で熱く議論されています。UTXOはビットコインが採用しているもので、多くの人がこれを使って遊んでいます。
アカウントベースモデルはイーサリアムが利用しているものです。これは比較型と関数型の違いのようなものです。Haskellのような関数型プログラミング言語と、命令型言語やjavascriptのようなプログラミング言語の違いのようなものです。
ソフトウェアの設計や開発のアクセシビリティ、仕事に適したツールについては、意見が大きく分かれるところです。

そこで私たちは、
「システムを設計する際に、異なるコンピューティングモデルやシステムのための異なる実用性を持つサイドチェーンを簡単に生み出すことができるものを構築できないか」
と考えました。

ここでは、IELEEVM(イーサリアム・バーチャルマシン)、Catalystについて話したいと思います。

Catalystは複雑な投票プロトコルの集合体で、「同意(consent)の形成」が全てです。
これらの投票プロトコルを開発するとき、従来のEVMや、Plutusスタイルのスマートコントラクトで開発するとなると、非常に高価で重いプロダクトとなってしまいます。そのためCatalystは、基本的にチェーンに組み込まれています。
これにはMPCやあらゆる種類のものがありますが、我々は基本的にCatalystを単体のチェーンとして使用しています。

次に、EVM についてです。このビデオを見ているイーサリアムの開発者の多くは、このモデルやweb3.0のコンセプト、使いたいライブラリ、使いたいツール、そしてレイヤー2のソリューションに精通しています。
これは活気に満ちたエコシステムであり、多くの成長があり、すでに多くのソフトウェアが書き込まれていて、開発者はとても満足しています。
しかし、EVMの大きな問題のひとつはスケーラビリティです。主な理由は、このモデルが機能するためには、グローバルなチェックが必要であり、基本的には全員がお互いのビジネスを知らなければならないからです。

UTXOの世界では、ローカルなチェックだけで済みます。自分がやりたいことをするためには、自分に関わる全体の一部を知るだけで良く、包括的な説明責任も果たすことができます。そのため、シャード(分割)やスケールアップをしたい場合や、オフチェーンで何かをしたい場合には、多くの非決定性が発生します。
ここでは、絶対的な決定論があり、それにどう対処するかについて多くの懸念があります。

これが、F2が非常に複雑なソフトウェアである理由のひとつであり、彼らがこれらの問題を解決するのに非常に苦労している理由でもあります。
しかし、グローバルなチェックがあることを前提に、並行処理やイベント処理などとのトレードオフを受け入れることができれば、少しは問題が楽になります。
しかし最終的には、コストとスケールの問題から、実際にはほとんどすべてのソリューションが、この問題に対処する必要が生じます。

そのため、オフチェーン、つまり「レイヤー2」や「中央集権的なソリューション」で対応する必要があります。
そのため、多くの人がDeFiを見ると、実はCeFiのことだと言うわけです。
実際には、このようなことを大規模で費用対効果が高いシステムにするには、何かしらの集中型コンポーネントを導入する必要があるからです。

IELEは、これらとは全く別のものです。 IELEはレジスタベースのアセンブリで、2003年に登場したLLVMをベースにしています。
LLVMは、2003年に発表された非常によく理解されているモデルで、Kテクノロジースタックの上に構築されています。
これは私がずっと好きで楽しみにしていたもので、ここでのコンセプトはまさに「普遍性」です。
Kは常にメタプログラミング言語のようなものでした。JVMやCLRのようなものです。実際に真剣に会話ができるほど、十分に複雑なものです。最終的にはCをサポートし、C++をサポートし、その他の主流の言語をサポートし、そこに到達するための道筋とプロセスがあります。

合意形成レイヤーのポイントや、Plutus拡張UTXOの設計方法は、これらの原則をいくつか導入していました。

私たちは「ガバナンスに特化した、さまざまなコンピューティングモデルを作ります。そのコンピューティングモデルは、非常に重く、リソースを必要とします。
UTXOであっても標準的なスマートコントラクトモデルでは再現できないような非常に深いプロトコルを実行します。イーサリアムのアカウントベースモデルや、IELEで可能なすべての最適化を行うことができるものです」

と話ししていました。
イーサリアムをコピーしたいのであれば、そのための特別なサンドボックスが必要であり、イーサリアムの進化に合わせて共進化できるようにする必要があります。

同様な考え方で、IELEという全く新しいコンセプトのバーチャルマシンによって、Kの力を活用して普遍性を追求するならば、そのためのコネクションポイントが必要となります。

ーカルダノが実現する、脅威の「サイドチェーン連携」

そのため、Plutusの最初の目標は、CSL(合意形成レイヤー)とCCL(計算処理レイヤー)の相互運用性を高めることでした。
基本的には、資産データの利用者が異なるシステム間を簡単に行き来したり、異なるシステム間で通信できるようにすることが目的です。

サイドチェーンがオンになると、メインチェーンから離れたところで計算を行うことができ、そのための計算処理レイヤーの中で計算処理を行い、結果が前後に流れるようになります。
つまり、心拍のように頻繁にブロック生成が発生し、それが変化の単位となり、これらの変化の単位はバッチ処理が可能です。より効率的に物事を圧縮することができ、圧縮された表現を使用することができるのです。
例えば、すごくスマートに活用すれば、NFTをアクセスコントロールに使用することだってできるのです。このことについては、素敵なブログ記事が公開されています。

並行処理(Concurrency)についてもお話ししましょう。
これも実際に多くのUTXOに分散させることができます。
もちろん、イーサリアムがやっているようなオフチェーン処理も可能ですが、システムには、一貫した、信頼性の高い、半同期式の心臓があり、この事実からは逃れられません。
これは、ほとんどのブロックチェーンシステム、ビットコイン、イーサリアムなどにおける基本的な設計原理です。
リソースの利用方法、情報の表現方法、チェーン上での実際の処理内容、人々のアクセス権、アクセスコントロール、UTXOへの分配方法など、より効率的にするためにできることはたくさんあります。
しかし、使用しているブロックチェーンシステムに関わらず、もし何かを変えるためにブロックベースのシステムを選んだ場合、このような順序立てたペースやフローが発生することになります。

そこで、非常に巧妙な方法で、ステークプールに前処理を施し、変更がコミットされる前にイベントフローや並行性を処理することもできます。
これは実際に専用チャンネルで実行することもできます。これはHydraと同じアイデアです。

このように、オンチェーンとオフチェーンで行われるものが現れるでしょう。
それは実際に感覚として出てくるとは思いますが、このようなことが発生していて、どこかでこのようなドメインに入ることになるでしょう。多くのユーザーがドメインにアクセスすることになるでしょう。
そしてある時点で、それらの変更がオンチェーンの単一のバッチ・トランザクションとしてコミットされます。

そのようなことができるのは、拡張UTXOPlutusで行ったように、アカウントベースモデルやプログラミングモデルをレイヤー2ソリューションと連動するように設計している場合です。

(ビットコインにおける)ライトニングがこのような処理に苦労している理由の一つは、ビットコインスクリプトのプログラマビリティが非常に限られているためです。
Plutusは、ある意味では汎用のプログラミング言語です。Haskellによく似たドメイン言語で、チューリング完全(turing conplete)です。

 

ブロックチェーンにおける「Root of Trust」の重要性

さて、これを行う際には、スパイラル(渦巻き)のように構築していくのがポイントです。(ホワイトボードで)お見せしましょう。

カルダノの出発点は、ビットコインと同じように、昔ながらのプッシュ型の取引を行う「Byron」でした。
その後、さらに洗練されたメタデータを追加したところ、トランザクションにペイロードを入れることで、エチオピアの取引やビーフチェーン、その他多くのサプライチェーンマネジメントなどが可能になりました。
システムはメタデータを無視して実行しますが、アプリケーション側でメタデータを処理することができるからです。メタデータをトランザクションに埋め込むことで、こうしたことが可能になったのです。
つまり、DID(Decentralized Identifiers、分散型ID)は正規のメタデータとなり、アイデンティティーがワイヤー上を移動するようになるのです。

そして、次のステップが、ユーザー発行のアセットです。 カルダノのネイティブアセット規格です。
皆さんが何万枚ものNFTを発行しているのは、我々のネイティブアセットが洗練されたレベルであるからです。
そして今回、次のステップとして、オンチェーンのPlutusスマートコントラクトを導入することになりました。

これは非常に重要なことで、まず第一に、相互運用性のブリッジが可能になります。イーサリアムのサイドチェーンを含め、サイドチェーンが中央集権型と非中央集権型に分かれて登場すると、その間で資産や情報、ユーザーの移動が可能になります。皆さんが慣れ親しんできた、あの世界のあらゆるものが使えるようになります。つまり、相互運用が可能になったわけです。

どういうことかというと、トークンの支払いポリシー(spending policy)があれば、トークンの発行枚数を大幅に増やしたり、複雑な仕組みのトークンを発行したり、ステーブルコインなどを発行したりすることができるのです。
皆さんはdjed論文をご覧になったことがあると思いますが、djedはアルゴリズムステーブルコインに関する論文で、これはその一例です。

現在はMarloweを使用することができます。これはPAB(Plutus Application Backend)が統合され、これらの作業が行われるにつれて展開されていく予定で、基本的には非常に複雑な金融契約を持つことができます。Marloweで書かれているので、書くのは簡単ですし、決定性があるので、リソースコストを理解することができ、安全に実行することができ、その他多くのことができます。

ここで、DEX(分散型取引所)はどうなのかという質問があります。イエス、DEXはできます。
エコシステムにあるDEXの1つ、OccamFiは2つの記事を書きましたね。1つは7月の記事で「我々はコンカレンシー(並行処理)について考えている」という内容でした。ここにいくつかの課題についても触れています。
その後、8月18日に別の記事が出ました。その記事によると、「並行処理(concurrency)の準備はできていて、私たちはそれを理解しています」というものでした。

どうやって解決したのでしょうか?
いろいろな方法がありますが、彼らはきっとオフチェーンのバッチ機構やイベントハンドラー、シリアライザーなどを使って対応し、オフチェーンのインフラが整ったらオンチェーンのインフラに効率よくコミットしているのではないかと予想しています。
それでいいのです。それこそPlutusのデザイン通りです。

オンチェーンでも、オフチェーンでも、いろいろなことが起こります。両方書いてもいいですし、 両方についてじっくり考えても良いです。
ソリューションによっては、中央集権的なものもあれば、そうでもないものもあります。ブロック毎に1つのことしかできないと考えるのは、あなたの想像力が制限していることになります。
UTXOを配布するか、オフチェーンのインフラを使ってバッチ処理を非常に巧妙に行うか、あるいは時間をかけてより複雑なコンセプトを導入していくこともできます。
それが、今回のスパイラルのポイントです。
我々は安全です。我々は素晴らしいものを達成しました。UTXOモデル上のスマートコントラクトです。
もしビットコインにこれが備わっていたら、イーサリアムは存在していませんでした。まさに、それを我々が成し遂げたのです。サトシが解決できなかった12年来の問題を我々は解決し、UTXOモデルにスマートコントラクトを導入したのです。

これはUTXOの安全なプログラマビリティですが、その特定のソリューションがすべてであるということではありません。なぜなら、オラクルのインデックスなど、慎重に考えなければならないあらゆるパターンが存在するからです。

何をオフチェーンで処理して、何をオンチェーンで処理するか、というバランスが常に必要となります。そして、それは常に並行処理の運用コストやセキュリティと信頼性に帰結します。これは、イーサリアムでもカルダノでも同様です。アプリケーション開発者として、これらについては考える必要があります。

例えばオラクルですが、完全にオンチェーンのオラクルを作り、完全に決定論的にすることができます。つまり、すべてのデータをチェーンにコミットします。ブロックごとにそれをやっていたら、システムに膨大な肥大化をもたらしてしまいます。
完全にオフチェーンなシステムを作ることも可能です。それは全く異なる信用モデルになります。モデルを改善するために、それを連合させるのかもしれません。 モデルの真実性を向上させるために、債券やその他のメカニズムや罰則を導入するかもしれません。しかし、そうするとそのオフチェーンへのアクセスが重要になってきます。

スマートコントラクトはそれを照会したり連動したりできるか?というと、そのためには何らかのメカニズムを構築する必要があり、そのためのブリッジが必要です。
これらは、実際にオラクルを組み立てる際に必要となる設計上の考慮事項です。

この問題は、DEXの構築でも同様です。バッチングやマッチングはどこで起こっているのか?
最も遅いメソッドのバブルソート方式にして「我々の書いた方法では1ブロックにつき1トランザクションしかできません」と言うことはできます。もちろん、それも可能です。

一方で、オフチェーンを利用したとてもスマートな方法を利用することもできます。
さて、もう少し進んで計算処理レイヤーを追加すると、非常にエキサイティングなことに、創発的な相互作用が生じるようになります。
例えば、EVM形式のスマートコントラクトを用い、そのEVMスマートコントラクトがPlutusのコントラクトと連携することができるようになります。
逆も然りです。アカウントベースモデルについて理解の深い開発者にとっては、アカウントベースのモデルでバッチ処理やマッチングなどを行う方が簡単なのかもしれません。
この値はそのままにしておいて、これをコントロールコントラクトとして使い、実際にすべてのユーザーインタラクションを処理することができます。

カルダノとイーサリアムのスマートコントラクトは、何が違うのか?

さて、ではイーサリアムとの違いは何でしょうか?
Root of Trust」を持つことの素晴らしい点の1つは、RoTの構築が暗号通貨開発において最もコストが高いということです。

PoWはビットコインのためのもので、毎年何十億ドルものコストと大量の電力がかかります。しかし、いったんRoTができれば、RoTを保証として使い、その上に効率的で正しいインフラを構築することができます。その一例を紹介しましょう。

イーサリアムはまず、RoTをPoWで確立しました。そして彼らは現在、PoSシステムに移行しようとしています。なぜなら、一旦PoSが確立されれば、シャード(分割)や異なる計算ドメインを持つことができるからです。
こうなってくると、カルダノスタイルの構成に非常に似てきています。

我々にはOuroboros(ウロボロス)があり、今は「Ouroboros Praos」を走らせています。
おそらく今後は「Genesis」にアップグレードして、少しずつ最適化していくことになるでしょう。

RoTを獲得できたのあれば、信頼された定数を推定し、定数としてSPOを使用する大幅に高速なプロトコルである「Ouroboros BFT(OBFT)」を実行することができるのではないでしょうか?

今、私たちはBFT(ビザンチン将軍問題対応型)プロトコルを実行していますが、これらのプロトコルは1,000 TPS以上の範囲で動作することが示されています。
「ラピッドチェーン」のような論文では、シャードの方法が述べられています、同じデータセットを使ってさまざまなチェーンを実行できるので、それらを並行処理することができます。コピー1、コピー2を走らせ、ロードをバランスしたりなどと進めることができます。

それは実は簡単で、特にイーサリアムやIELEのサポートのために、以前より取り組んでいる「MAMBA」というものがあります。25日のカンファレンスでそれについては話す予定で、「SPO主導するOBFT」の利用を検討しています。

つまり、実行速度がはるかに速く、リーダー選出を心配する必要がなく、安定した定数を確保できるのです。高度な最適化が可能になり、トラストモデルはOuroborosのトラストモデルに縮小されます。
つまり、カルダノがすでに持っている基本的なトラストモデルを実際には変えていないのです。
カルダノでは、あらかじめ強力なRoTを確立しているため、このようなことが可能になり、多くのチェーンを複製することができます。

つまり、IELEにOBFTを使うことも、EVMにOBFTを使うこともできるのです。しかし、ここからが本当に難しいのですが、PlutusにもOBFTを使うことができます。

なぜかというと、カルダノは自分自身のサイドチェーンになることもできるので、高効率モデルを実行することができるためです。
また、異なるモデルを使用することもできます。
例えば、皆さんはDAG(Directed Acyclic Graph)が好きで、ブロックツリーが好きで、グラフが好きで、ブロックを並列に処理する方法についてあらゆる種類のクレイジーなものが好きです。
*DAG;Directed Acyclic Graph: 参照URL ETHやETCマイニングで重要なファイル

実際、私たちは「パラレルチェーン」という論文を書きました。そこには多くのフォローアップがなされています。Pramod Viswanathによる「PRISM」という論文がありますが、ここではそのことについて多く語られています。私たちのPRISM論文と混同しないようにお願いします。
このPramod ViswanathによるPrism論文では、実際はどうやって並列性を作り出すかについて書かれています。

つまり、これらのことを同時に行うことができるのです。
RoTであるステークプールが常に増加する異種混合モデルを持つということで、それを利用して、新しいチェーンや新しいリソースモデルを複製することができます。
彼らにとってはWin-Winの関係です。複数のインフラや多数の並列トランザクションなどを実際に実行しているので、より多くの収入源を得て、より多くの利益を得ることができるのです。これがポイントです。

それはスパイラルの後半の部分ですが、重要なのは、スパイラルの各ステップで安全が確保されているということです。
それぞれのステップは、大規模な混乱を引き起こすことはなく、私たちはただスパイラルに沿って成長していくだけです。
そこで何が起こるかというと、加速度的にスピードが上がっていきます。

例えば、MAMBAは、我々が推進しているサイドチェーンに関する計画で、もう一つのスケーラビリティソリューションであるhydraと同時進行しています。
レイヤー2のスケーラビリティソリューションは、メインチェーンのパフォーマンスを向上させるために、圧縮や高速化、ブロックサイズの拡大などの最適化計画と並行して進められていますが、これはブルーオーシャン研究と並行して進められています。

カルダノのサイドチェーンの可能性は無限大

本当に素晴らしいのは、「これらのソリューションで何が実現されるのか」です。

これには8社の開発会社が集まりまり、そのうち7社はカンファレンスで発表する予定で、DEXを作ったり、Oracleを作ったり、いろいろなものを作ってもらいました。
彼らは実際にコードを見せたり、チュートリアルを行ったり、自分たちの経験、良いこと、悪いこと、ひどいことについて話してくれるでしょう。

このようにしてフィードバックループが生まれ、そのフィードバックループが新機能のアイデアにつながるのです。例えば、ERGOでは読み取り専用のUTXOというコンセプトを掲げています。
これはアイデアであり、何十もの新機能の可能性があると思います。その処理の一部を実際に行う前処理。これは、注文やバッチ処理のためのオフチェーン・インフラで行われ、そのようなものを実際にSPOに入れることで、何千人ものPlutusパイオニアとの間にフィードバック・ループが存在することになります。

実際にカルダノ上で構築している企業には、それらを追加することができますし、この2つのこと、これとこれを知っています。

だいたい6ヶ月から12ヶ月くらいの期間です。
HFCイベントは約2~4回、平均すると四半期ごとに1回開催しています。今年は3回だと思いますが、4回くらいはやりたいと思っています。
つまり、6ヶ月から12ヶ月の間、HFCを試してみることになります。そして何が起こるかというと、非常に不誠実で有害な人々が「チャールズは、Cardanoは半年から1年は使えないと言っている」と言い出すのです。

この場で、私はそんなことは言いません。チューリング完全なスマートコントラクトで可能なことは、何でもできます。
例えば、ステーブルコインの作成も可能です。相互運用性が実現して、マルチシグのためのあらゆる種類のロック機構ができるようになるでしょう。
それから、オフチェーンの集中型インフラを接続することができます。実際に、dc sparkはそれを計画しています。複雑な金融契約を実行することができます。かなり効率的なシステムであり、すべてのベンチマークで、現在イーサリアムよりも2桁ほど安くなっています。

​​今月中(2021年9月)にはこれらのことが固まってくるでしょうし、確実に、オラクルのインデックスについて、創造的な決定をしなければならないこともあるでしょう。パートナー企業はすでにそのような創造的な決定を始めており、それらは今年から来年にかけて本番稼動することになるでしょう。

超高性能かというと、もちろんそうではありませんが、これは新しいモデルです。ERGO以外で、しかも今回のような規模の拡張UTXOやPlutusは誰も試したことがないからです。
重要なのは、安定したRoTを確立したいなら、カルダノで実現ができるということです。
また、CSL(合意形成レイヤー)に十分なプログラマビリティを持たせることで、人々が希望するドメインに接続し、大量のvalueを効率的に移動させることができます。valueを効率的に動かすことができます。

だからこそ、私たちはMarloweを作ったのです。
Cardanoは、保険や債券発行などあらゆる金融商品のための融資プラットフォームとして、圧倒的な存在になると私たちは考えています。
何百万人ものユーザーが同時に参加するようなリッチなインタラクティブ・エクスペリエンスを実現するには、ブロックチェーンは適していません。 イーサリアムもカルダノも然りです。
この種のシステムのポイントはそこではありません。このようなタイプのシステムには個別のドメインが必要で、個別のドメインにはトレードオフがあり、デザインやモデルが巧みであれば、どのように実行されるかについての仮定があります。

そうすれば、非常に強力なRoTを作ったという事実を利用して、異なる経済性や異なるアイデアを持つ特注のドメインをインスタンス化することができます。そして、それらを利用することができるのです。
しかし、これがとても素晴らしいのは「カプセル化」という概念です。つまり、オーダーメイドのドメインのすべてが成功するわけではないのです。そのうちの1つが崩壊したり、問題や欠陥があったとしても、それがメインチェーンにまで波及することはなく、メインチェーンやCSLにある何十億ドルもの価値が破壊されることはありません。

ここで皆さんは、
「でもチャールズ、燃料などはどうするの? トークンロックを可能にするのと同じメカニズム、ステーキングを可能にする同じメカニズム、投票を可能にする同じメカニズムだよ」
と言うかもしれません。
しかし、これを利用して、サイドチェーンで経済性の異なる代替燃料を生成することも可能です。つまり、可能性は無限に広がっているのです。
デミラージュを入れることができます。トークンの有効期限を入れることができます。無限のインフレーションが可能です。その新しいチェーンでは、あらゆる種類のクレイジーなことができます。
ADAはメインチェーンから離れることはありませんが、サイドチェーンに新たな燃料を生み出すことができるのです。

では、そのサイドチェーンに悲劇的な経済的欠陥があり、そのものが崩壊したとしましょう。あなたのADAは害されますか?
いいえ、あなたのADAは問題ありません。それが、私たちがここで構築したものの美しさであり、魔法なのです。

スケーラブルなブロックチェーンの強みは「速さ」だけではない

スマートコントラクトの大規模なアクセラレーションを行う場合、Hydraのようなオフチェーン処理が必要になります。オプティミスティック・ロールアップやステート・チャンネルのようなものが必要になります。
このような事実があるからこそ、イーサリアムはそれに何百万ドルもの投資を行っているのであり、これらのことを考えているのです。これはメインチェーンでは意味をなさないことです。

1つのシステムで毎秒何十億ものトランザクションを処理できるようなシステムを構築することはできません。そのためには、分割統治、バッチ処理、前処理、異なるドメインへの移行などを行う必要があります。ずっとそこにあるわけではないのです。

どういうことかと言うと…、ここで簡単な計算をしてみましょう。
平均的なトランザクションサイズが0.5キロバイトだとすると、2つのトランザクションごとに1キロバイトになります。 規模を拡大しましょう。
2,000件の取引になると、1メガバイトになります。200万トランザクションにすると、1ギガバイトになります。何が起こっているのかわかりますか?
繰り返しますが、200万件の取引は、1ギガバイトです。数百万TPSを処理している場合、実際には毎秒ギガバイトのサイズのブロックを処理していることになります。それが1ヶ月後、1年後、10年後にはどうなっているのか。
これらすべてが不変で、消えることなく永遠に稼働し続ければ、ブロックチェーンはとんでもなく肥大化してしまいます。

これに対し、皆さんは、
「これはまずい。バッチ処理し、ハッシュのように圧縮したり、ゼロ知識証明を使用したり、オフチェーン処理をしよう」
と言うでしょう。

しかし実は、あなたはもう私のモデルの中にいるのです。CCL、CSL、Hydraの世界観にいます。

私たちはこの問題について、非常に慎重に検討していました。高保証の開発を行うため、関数型プログラミングの分野から35年分の知識をどうやって取り入れるか、6年間かけて慎重に検討しました。
私たちは、リソースの決定性のようなものを実現したいと考えています。システムのグローバルな状態を知って非決定性を導入するのではなく、ローカルな処理のようなことを検討しています。
このようなタイプのものには、豊富なメタデータ・スタンダードを考慮したいと思いました。

また、ネイティブアセットも考慮しています。12日のポイントは、最も重要な機能であるオンチェーン・スマートコントラクト・コンポーネントをオンにすることです。

そうすると、オフチェーン・インフラであるPlutusのABE(アプリケーション・バックエンド)、オフチェーン処理やカノニカル・デザインパターンも持てるようになるのです。
それらは、イーサリアムがそうであったように、また私たちがそうであるように、有限の希少資源であるブロック生成に対応するため、コミュニティとともに時間をかけて構築されます。

イーサリアムとの違いは何かというと、私たちには「聖杯を手にするための鍵」があります。
どういうことかというと、カルダノには多くのソリューションをインスタンス化し、それらのカプセル化が可能なRoTがある、ということです。
それらの新しいソリューションが失敗してもメインチェーンを破壊することはなく、メインチェーンのユーザーを守ることができるのです。
さらに、すでにOccam’s buildingを作っている人たちがいて、他にも何十人もの人たちが資金力のあるプロジェクトを作っていて、これから3ヶ月から6ヶ月の間に、それらの開発者たちが1.0をカルダノに投入するでしょう。

これらすべてをテストネット上で先に行うこともできましたが、長期的なテストネットの期間を設けると言うことは、ステーブルコインが遅れ、相互運用性が遅れ、サイドチェーンのコネクションが遅れ、トークンの支出ポリシーが遅れ、ボンドやセキュリティトークンなどを行うのが遅れてしまいます。

このようなアプリケーションを待って、標準となるインフラを構築することで、HFCイベントを行うことに安全性の懸念はありません。Plutusは安全です。私たちはPlutusについて非常によく理解していますし、それについてはかなり良い感触を得ていますので、ここでは迅速に行動することができます。
しかし、このことが意味するのは、正統的なアプローチが固まるまでには、もう少し時間がかかるということです。

少し待てば、皆さんが実装に関する難しい問題を心配せずとも、誰かがそれを解決し、抽象化し、そのソリューションのテンプレートやサービスを導入することができるようになるでしょう。
誰かが皆さんのためにテンプレートを作成し、その特定の解決策を借りることで、サービスができるようになります。
イーサリアムのエコシステムには、inferaやfire blockなどのオフチェーン・サーフェイスが大量に存在しています。なぜかというと、このようなオフチェーンの作業を行う必要があり、特にライトクライアントの環境では、このような作業のための管理層が必要になるからです。
それには標準規格やAPIなど、さまざまな種類のものがあります。デザインパターンを開発し、それをPlutusのパイオニアであるPlutusコアチームが構築し、カルダノエコシステムのアプリケーション開発者が構築していきます。
これらはそれぞれ、並行性やアクセスコントロールなどの問題を処理し始めます。すでにNFTをアクセスコントロールに使っている人が何人もいて、契約のためのユニークな識別子や、システムの異なるユーザーの異なる部分のためのユニークな識別子を作成しています。

NFTは一過性のものであり、ネイティブ・アセット・スタンダードのおかげで簡単に破壊・作成できます。それを拡張UTXOに利用するというのは非常に斬新な方法で、もちろん各段階で最適化が行われています。
また、運用コストが削減できるだけでなく、このモデルはセキュリティや予測可能性にも非常に適しています。
今回のカンファレンスでは、スマートコントラクトの正式な検証について、4社のベンダーが発表する予定です。初めてみんながこれらについて真剣に考え始めています。このモデルは改訂が可能で、アップグレードのサイクルを持っています。

年末までにもう1回、HFCのイベントが開催されると思いますが、その時には多くの機能や特徴、そして我々が学んだ新たな事柄が追加されるでしょう。来年のある時点でCCL(計算処理レイヤー)がONになり、アカウントベースのモデルやIELEベースのモデル、さらにはCatalystによるオーダーメイドの計算など、プログラマビリティを追加した分散型サイドチェーンが登場するでしょう。
これにより、非常に複雑なガバナンスを実現することができます。

ちなみに、サイドチェーンとして超複雑なDEXを作ることも可能で、Catalystで行ったように、あらゆる種類の特注機能を搭載することができます。これは理にかなったモデルであり、もし十分な商業需要や商業活動があれば、それを行うことは理にかなっており、あなたはただスパイラルの上で生き続けるだけです。カルダノの面白さやユニークさは、これがインタラクティブなプロセスであることです。コミュニティであるあなたが参加するプロセスであり、摩擦のないプロセスなのです。

9月12日には、かなり簡単なアップグレードになることがわかっています。すべてのことを考慮すると何か問題はあるかもしれませんが、おそらく簡単なアップグレードになると考えています。
また、このシステムを使用することで、目が覚めたら突然システムが使えなくなっていた、というような形でCardanoが壊れたり退化したりすることはありえません。
新しいシステムの存在が新たな課題を生み出すことでしょう。
シェリーのリリースによって、プロキシキーやカウント、部分委任の需要を生み出したように。

これに対応するためには、レジェンドルールレベルで多くの作業を行う必要があり、そのための準備を進めています。
この作業が完了すれば、その点ではクラス最高となるでしょう。同様に、Plutusのロールアウトに向けて解決しなければならない小さなことがたくさんあり、それによって多くのことが可能になります。

私たちの業界が抱える問題は、基本的に、
「私のものをサポートしてくれないなら、あるいは私のものを機能させる方法が見つからないなら、あなたが構築したものは永久に使い物にならない、ただのオモチャだ」
と言い、vanity metricsを使って、
「このパフォーマンスレベルにしかならない」「ブロックサイズを大きくするだけだ」と言ったりする人たちです。
彼らは私たちのことを理解していないのです。

これらの構成要素がどのように相互に接続されているのか、あるいは相互に作用しているのかを理解していないのです。彼らが本当に理解していないのは、最も困難なことであり、これこそがビットコインが解決したことであり、1兆ドルの価値がある理由でもある、Root of Trustを確立することです。

カルダノが実現したのは、世界最大のProof of Stakeであり、効率的なRoot of Trustを持ち、CCL(計算処理レイヤー)を簡単に展開できる美しいモデルです。

これが、私は「なぜカルダノか」という論文を書いたときの目標です。
実際にその中で私は、

「Computation Layerというアイデアを持ちたい、レイヤーでデザインしたい」

と書きました。これをどうにかして解明しなければならないというのが私の考えですが、これは非常に大きな技術的挑戦であり、多くの可動部分がありました。

そして私たちは、基本的にこれを解決しました。

あとは、最も効率的な接続プロトコルを決定し、Mithril(ライトクライエント)などを実装するだけです。これもまた、このプロセス全体を支援する同時進行のプロジェクトのひとつであり、安定した基盤があるからこそ、並行して作業を進めることができるのだと思います。

カルダノが世界にもたらすものとは?

私たちのプロジェクトには、違うチームも参加できます。競合するチームでも参加できます。
ところで、競合するチームというのは、私たちが持っている設計原則の一つでした。学際的なチームを多用することや、Infosecの高速反復型の競合チームなどが、今回の設計目標の一つでした。
カルダノの設計では、アーキテクチャのおかげでそれが実現できています。

しかし、Reddit上でもTelegram上でもTwitter上でもそれには同意しないでしょう。

でも皆さん、これは雑音であり、偽物です。
本当にスケーラブルな分散型システムを構築するのは世界で最も難しいことの1つであり、分散型で、ビザンチンアクター(ビザンチン問題を引き起こそうとする人)を認め、そのシステムをプログラム可能にするのはとても難しく、ビットコイン・コミュニティは12年以上にわたって、安全だと思われる方法でそれを行う方法を見つけようとしてきました。

私たちのプロジェクトは、ビットコインやイーサリアムの成功から多大なインスピレーションを得ました。
第3世代から生まれた多くのアイデアと、私たちが試みたのは、私たちが考える最良のものの代表的なサンプルをまとめることでした。例えば、DeFiや歴史的に見てもイーサリアムのスマートコントラクトに見られる欠陥の多くは、複雑で金銭的な取り決めを処理しようとすることに起因しています。
だからこそ、私たちはそれらをシンプルかつ安全に行うためのDSL(ドメイン言語、つまりここではPlutus)を作ったのです。
自分のシステムの外にも世界があることを認める必要があるので、バッチ処理やマッチ処理、オフチェーン処理などの機能が必要です。私たちはそれをシステムと言語に組み込んだのですが、Plutusのパイオニアプログラムでその方法を人々に紹介していますし、それによってさまざまなアプリケーションが生まれています。

我々は、フォーマルな手法や高水準の保証の世界とつなげたかったのです。
そこで私たちは関数型言語Haskell)をエントリーポイントとして選びました。
ハッキングや欠陥などが非常に多いため、そのようなレベルの検証を行うには、非常に簡単で低コストのパスが必要となります。
並行処理は自然に行われます。オフチェーンのインタラクションやステートチャネルがあれば可能です。
並行状態マシン(Concurrent State Machine)を導入することもできますし、そのための方法もあります。また、異なるUTXOの負荷を巧みに分散させ、NFTと連携させることもできます。私たちはお金をかけて、さまざまな独立した開発会社に構築を依頼しました。彼らは異なる方法で物事を解決し、そのコードを皆さんに提供します。6年後ではなく、今月も、来月も、再来月も。

カルダノ・コミュニティとのこれから

カルダノのスタックエクスチェンジ(Cardano Stack Exchange)では、人々は質問をすることができますが、そのモデルが気に入らなければ、あなたたちが好きな他のモデルを使えばいいのです。

そのモデルを利用し、またすべてのツールは再利用可能ですが、違いは、今はPoSで実行されていて、(このRoTをゼロから構築することは)超高額であると言うことです。
それを今はOBFTで実行しようとしています。これはBinanceのスマートチェーンがやっていることと似ています。もっと安くなります。みんなが牛を、みんなが鶏を、すべての鍋に入れる。それが私たちの作り方です。

2021年9月12日にリリースされるのは、大規模なアップグレードです。 なぜなら、完全なプログラマビリティ、支出ポリシー、相互運用性、安定したコイン、Marloweが可能になるからです。
これらのことがすべて自然にできるようになります。そして、DEXが登場し、オラクルが登場し、あらゆる種類のクールな機能を持つようになるでしょう。

それらが成熟し、より費用対効果が高く、効率的になるには時間がかかります。
これはシステムの自然な進化であり、ユーザーはそれを確信しています。
なぜなら、スパイラルを見て、スパイラルの各部分が新しいアップデート、新しいアップグレードなどであることを理解しているからです。これまでにも経験してきましたが、スパイラルの奥深くに行くほど並列性が高まり、より多くのことが同時にできるようになります。そして、それらのドメインは、カルダノで接続されます。

Plutusが存在する前はこれらのことは不可能でしたが、Plutusが存在する今、これらのことはすべて可能です。
過去12年間の革新的な技術は、すべて捨ててはいけません。ブロックチェーンの概念やBitcoinがその整然としたペースで成し遂げたことを捨ててはいけません。苦労して考え出されたセキュリティモデルをすべて捨ててしまうことはありませんし、若手の開発者が何かをする方法を理解できないからといって、あらゆるものを捨ててしまうこともありません。
皆さんがしなければならないことは、彼らに教え、彼らに見せ、インフラを構築することです。ツールを構築し、抽象化し、サービスを構築しなければなりません。

これらは、特にサービス側のSPOにとっては経済的なチャンスです。もっとお金が必要だ、もっと儲けたいと言い続けていますね。これらの多くのことのために、サービスプロバイダーとしてのブロックチェーンになるのは誰だと思いますか、それはあなた方です。
それは連合型ネットワークで行われ、いずれは別の収益源になるでしょう。
これがCardanoの力であり、慎重に考えたからこそ、バベル・フィーのようなものが得られ、より予測可能なフィーが得られ、リソースの決定性が得られ、ローカル処理のシャーディングが非常に容易になったのです。

Plutusのパラレルチェーンでシャーディングの実験をするのも面白そうですね。それもできるし、それを展開するためのモデルも用意しています。
最初は接続されていないサイドチェーンを持ち、最終的には連結されたチェーンとして登場します。これはMAMBAが提供してくれるものとまったく同じです。
これらはすべて、システムの設計に組み込まれています。
システムの進化の中に組み込まれていて、何も後退しません。システムを攻撃するために数百億ドルのコストがかかるというセキュリティモデルを失うこともなく、アップグレード能力を失うこともなく、ネイティブアセットの規格を失うこともなく、メタデータの規格を失うこともなく、Plutusのために構築されているすべてのツールとPlutusのためのすべての形式的検証能力を失うこともありません。
また、新しいデザインモデルを失うこともありません。新しいコンピューテーションモデルを追加するのに半年かかるとしたら、それは開発者がその半年の間、別のことをするということであり、それが使えるときにはそれが使えるというだけです。

カルダノは「すべてのバランスをとるプロジェクト」

これはマラソンであり、スプリントではありません。

システムが競争に勝つためには、今、すべてのものを備えていなければならないと言われるのならば、私はまず尋ねます。

「ブロックチェーンがあったから起こった、現実の大規模な変化はありましたか?と。私たちはインターネットをブロックチェーンで運営しているのでしょうか? 国民IDシステム、投票システム、サプライチェーンシステム、株式市場、中央銀行の通貨をブロックチェーンで動かしているのでしょうか?」

スマートで正直な答えとしては「ノー」であり、現実にはこの変化が社会に浸透するには数年から数十年かかるでしょう。
業界にはスタンダードがありませんが、いわゆる市場標準であるイーサリアムは、文字通り、根本的に異なるデザインと相互運用性にアップグレードしています。

彼らが維持するものは、既に私たちにも備わっています。
つまり、すべてがコモディティ化していくのです。よって、コストと開発のしやすさ、メンテナンスコスト、ライフサイクル、セキュリティモデル、そして製品市場が参入している市場に適合しているかどうかが重要になってくるのです。

カルダノは、これらすべてのバランスをとることに努めたプロジェクトであり、すべての人にすべてを提供するのではなく、人々がセルフサービスを行い、機能や性能を追加する方法を理解しています。
並行処理に関する具体的なチュートリアルが必要な場合は、早ければカンファレンスで提供されるでしょうし、参加したさまざまな開発会社のライブコードを実際に見ることができます。アプリ開発者になるための詳細な情報が必要な場合は、Plutusのパイオニアプログラムをすでに2回実施しています。
3番目のものは、PABと統合された最初のものであるため、おそらく最高のものになるでしょう。PAB統合は9月10日にベータ版を開始し、今後も追加していく予定です。

そして時が経つにつれ、相互運用性が生まれ、サイドチェーンが発生します。dc sparkのようなパートナー企業が開発し、我々もまた開発しており、多くの開発者が慣れ親しんでいるレガシーなプログラミングモデルが追加されるようになります。
そして、これらのシステムの間に相互運用性を持たせることで、お互いに会話や通話ができるようになります。そのためには、多くの優れたインフラを構築し、PABやあらゆる種類のものをアップグレードし続けなければなりません。

もちろん、それは実現するでしょう。これはプロセスであり、毎日少しずつ良くなり、毎日少しずつ強くなり、システム内の実用性が高まりますが、システムが後退することはありません。
すべてを捨ててカルダノ2を作らなければならないような激変という概念はありません。 そうではなくて、スパイラルのようなもので、それが常に重要なのです。

過去のビットコインの勝利が大勝利であったことを認める知的誠実さを持つまで、どんどん、どんどん追加していくのです。
UTXOはCSLとしての意味が大きいです。さまざまな会計モデルがありますが、会計モデルの間には等価性があります。そのため、多様性を認めることは理にかなっており、それがCSLとCCLで行っていることです。
私たちは、2016年にそのことを皆に説明して書き留めました。これは正確には新しいコンセプトではありませんでした。かなり前からあったし、2017年には英語で出版されたと思います。
皆さんがそのことを知るのに4年あったわけです。すべてがオープンに構築されています。パイオニアやその他の人々に、コードはすべて公開されています。

技術革新には素晴らしいパルスがあり、それを四半期ごとのサイクルに組み込み、大きな変更を四半期ごとに行えるようにしています。マイナーチェンジは中間的に行われ、双方向の関係が築かれています。
たくさんの人がモノを作っています。それらのモノが作られると、建物の基盤となるインフラが変化し、多くの実験が行われることになります。しかし、その都度、安全性、予測可能性、安定性を考慮して行われるので、大量に回帰するようなことはありません。確かに、特にウォレットについては、スピードアップしたいことがたくさんあります。
ウォレットについては、もっとユーザー体験を良いものにしたいです。これらは優先順位の高いものです。投資をし、優れたチームを雇い、長い間それに取り組んでいます。

苦労したのは、その流れをつかむことでした。
優れた論文を書くには?
保証性の高いコードを書くにはどうしたらいいか?
予測可能なリリースを得るにはどうすればいいのか?
どうすればアップグレード可能になるか?
優れたコミュニティを構築するにはどうすればよいか?

これらの勝利は消え去るものではありません。これが最も難しい要素なのです。
それ以外は、実装の詳細です。
オフチェーン・インフラ、オンチェーン・インフラ、Plutusの補強などです。これらの良い点は、ある程度の安定性と予測可能性があることです。

私がWolframをパートナーとして好きなところは、Wolfram言語を見てみると、後方互換性への取り組みが非常に優れている点です。
80年代に開発されたいくつかの製品は、現在もWolframのインフラストラクチャ上で動作しています。Wolframの計画では、非常に多くの新しい機能や特徴、マジックが追加されましたが、これは偶然ではなく、徹底した設計と取り組みによるものです。

これと同じ状況で、Byronのトランザクションは常にShelleyのトランザクションを実行し、ゴーグエン時代には常に1時間実行されます。多くのことをする必要があり、多くのことを追加する必要がありますが、これらの機能は存在します。これはエコシステムとしては魔法のようなものです。

それが私たちの仕事ですから、少しでもお役に立てれば幸いです。
先ほど話したように、このような技術的な会話には時と場所があり、ワークショップはそのための最高の場所だと思っています。
トレーニングはそのための最高の場所だと思います。
だからこそ、私たちにはPlutusのパイオニアプログラムがあり、3,000人の人々がそれを経験し、ハッカソンが存在するのです。だからこそ、カルダノスタックはインターネット上でみんなに言っているのです。世の中にはひねくれた人がたくさんいて、私たちが何を発表しても、何をしても、理解できなかったり、気に入らなかったり、価値を認めなかったり、あるいは嘘をつく経済的な動機があったりして、それを否定してしまうのです。その中の一つのカテゴリーなので、少しでも参考になれば幸いです。

薄氷を進む慎重さで開発する、ユーザーファーストの精神

私が最近もらった贈り物にタコのぬいぐるみがあります。
片面はハッピーなタコ、反対側は悲しいタコです。
幸せな時もあれば、悲しい時もありますが、物事をあまり深刻に考えてはいけません。
ほとんどの人がそうで、残念ながらそれが原因で多くの問題が世界で起きている。私たちは楽しんでいます。
これは美しいエコシステムであり、多くの素晴らしい人々がいて、多くの素晴らしいものが構築されています。

私たちは、イノベーションのモデルを正しく理解し、コラボレーションのモデルを正しく理解しました。他のすべてのことは避けられない。数ヶ月かかるかもしれないし、数週間かかるかもしれないし、数年かかるかもしれないが、そうなるだろう。もしモデルが気に入らなければ、最終的には自分でモデルを追加することができます。私たちが行ったのは、第3世代をどのように実現するか、スケールガバナンスと相互運用性をどのように実現するかを視野に入れて、ビットコインの革新性とイーサリアムの革新性を最もバランスよくハイブリッド化したことだと思います。

私はこのモデルにとても満足しています。私の会社には500人の社員がいますが、現時点では200人以上がフルタイムでCardanoだけに取り組んでいます。他にも12の開発会社があり、台帳のサポートからネットワークスタックのハードコアなものまで、すべてのカルダノのインフラに取り組んでいます。また、DABなどを作っている人たちもいます。

10億ドルを用意したCatalystがあり、さまざまな人が投票していますが、これはなくならないでしょう。私たちが開発したモデルは、そのようなビジネス上、技術上の要件を吸収し、システムをアップグレード、スケールアップする能力を持っています。そして、「Cardano360」がチェックポイントで、2021年9月25日のカンファレンスが今回のチェックポイントです。
このモデルは成熟し、具体化し、本当に強力になっていくのです。

来年、財団はより多くの開発者を奨励するために大量のハッカソンを行うことができます。そこには多くの推進力があります。
私が絶対に避けたいと思っているのは、「皮肉な態度」です。

1,000億ドル規模のエコシステムでは、イノベーションの推進や機能追加の早さについて、非常に慎重かつ繊細でなければなりません。

そうでなければ、多くの問題に直面します。私たちは、この現実と、積極的に前進し続けるという絶対的な必要性との間でバランスを取ることができました。だからこそ、私たちはGithubのコミット数で常にナンバーワンなのです。とはいえ、何度も何度も読んだのでいいますが、
「これには何の意味もない」
「ただのゲーム」
「文字列の変数名を変えましただけだろう」
というようなコメントがよくあります。
もちろん、そのようなつまらないコミットはしていません。
私たちのコミットは、本物のコミットであり、本物のコードなのです。誰かがこのようなことを言ったら、そのコミットを調べて、どれが余計なものなのかを確認してください。私たちは率直に言って、普通の人たちよりも速く活動しています。

イーサリアムは、PoS、つまりRoot of Trustをどのように構築するかをまだ考えています。
我々はそこに達しているだけではなく、数百億ドルのセキュリティを確保し、美しいアップグレードの計画もあり、Ouroborosが進むべき道を明確に理解しています。また、Ouroborosがどこへ行くべきかを明確に理解しています。さらに、今も取り組んでいるセカンダリチェーンの構築方法も理解しています。私たちが持っているプログラミングモデルは、時に少し柔軟性に欠け、制限が多いこともありますが、相互運用性と膨大な量のアセットの移動、安全性の検証、リソースの決定論、包括的な説明責任、グローバルではなくローカル・ステートのみという要件のために特別に構築されました。
先に進んで、××ができないとか、今すぐ××をするのは難しいとか言うのは理不尽です。このようなことは自然に有機的に進行していくものであり、私たちがエコシステムとしてすでに達成し、成し遂げたすべてのことを楽しむことができるのです。

それが納得できないのであれば、ここはあなたのためのエコシステムではないかもしれません。他の場所に行ってください。
もし、他のみんながこれらの問題をすでに解決していると思っているならば、あなたは騙されています。
これらの問題は、世界で最も困難なエンジニアリングの問題です。
部分的な解決策しかないので、何十年も解決できないでしょうし、どのイテレーションも私たちが持っている少し広い範囲の解決策の別の例にしかなりません。

それが、このエコシステムのスペースでの実情です。
ビットコインがイーサリアムやカルダノのようなスマートコントラクトをベースレイヤーに持っていないのはそのためです。
彼らがやろうとしていないというわけではありません。Taproot(ビットコインのアップデート)やsimplicity、jetなど、彼らがやっていることを見てください。

エコシステムの中には、素晴らしい資格を持ち、10年以上この仕事をしてきた本当に頭のいい人たちがたくさんいて、彼らはこれらの機能を追加しようと努力しています。
しかし、彼らは1兆ドルものリスクを抱えており、一度しかチャンスがなく、間違ったやり方をすればすべてが台無しになってしまうことを理解しています。
このような難しい状況に置かれているので、薄氷を渡るようなペースでしか動けません

エコシステムとしてわかったことは、このような価値のアップグレードを可能にしつつも、そのペースはもっと速く、時間をかけて進化させることができます。
また、Catalystを通じて発言権を得て、大学やアプリケーション開発者が参加するような包括的な方法で行うことができます。

そこには、コミュニティのコメントという美しいフィードバックループがあります。そして、非常に強い意見を持った非常に優秀な人々が、必然的にシステムの進化に大きな影響力を持つことになります。
これこそがカルダノの心であり魂であり、本当に重要なことであり、だからこそカルダノには大きな価値があるのです。
それは、恣意的な機能や特徴のことではありません。有機的なシステムを進化させ、世界全体のために働き、世界の問題を解決できるようなものにしたいと考え、感情的、哲学的、精神的、経済的にそれぞれの方法でそれにコミットしている、何百万人もの同じような考えを持つ人々の集合的な知恵のことなのです。

だからこそ、価値があるのです。群衆がいる限り、価値は維持され、群衆は消えません。実際、群衆は増え続け、大きくなっています。私たちは、これらの革新が責任を持って行われることを保証するための適切なプロセスを持っています。例えば、ピアレビューのフォーマルメソッドやHFCなどです。

私たちは、このモデルがどのように機能するのか、何年も前に慎重に考え、書き留めました。また、責任を持って異質なものを導入しつつ、包括的な説明責任を果たさなければなりません。
これらはバズワードではありません。論文やプロトコル設計、そして今ではコードに凝縮されているものです。
私たちのエコシステムで最もエキサイティングなイベント、Goguenのローンチが間近に迫っています。8日後には、何千人もの開発者が構築、破壊、思考を開始します。これにより、システムの進化が加速し、システムのツール化が進み、長期的には非常に良い状態になるでしょう。私たちが後退しないのは、人々が留まるからです。来年、我々はどうなっているだろうかと考えてみてください。今と同じですか?いいえ!前年よりもはるかに分散化された、活気に満ちたエコシステムになるでしょう。成長と進歩を見てください。そのモデル、その考え方が鍵であり、他のすべてを吸収することができます。

これでみんなが納得してくれればいいんですが。
もしカンファレンスに来ないのであれば、ハッカソンに参加するのもいいでしょうし、半年間キャンプに行って戻ってきて、現在の状況を確認し、さらに進化していることに気づくのもいいでしょう。

これは大人のプロジェクトであり、プロが関わっており、多くの人と多くのキャリアがこのプロジェクトに関わっています。インフラやその他のものに莫大な資本が投入されています。
みんな本当に一生懸命働いていて、何が問題になっているかを理解しているので、本当に慎重に考えています。
タコのスワップとか、かわいいロブスターのぬいぐるみのNFTを発行するといったこととは全く関係がありません。
これは、金融システムを持たない国のために、金融システムが必要であるということに関係しています。
私たちは、2014年にバミューダで開催されたTEDトークでスタートしました。

私は、10月にはケニアに行く予定です。
ブロックチェーンでマイクロファイナンスの話ができるのは初めてのことです。
そこに至るまでには長い道のりがありましたが、そこがポイントで、私たちはそこに至るためにすべてを構築しました。
私たちには、正しいモデル、正しいコミュニティ、正しい思考プロセス、正しい科学者、正しいエンジニア、正しい進化のサイクルがあり、その問題を満たし、何十億人もの規模で実行することができます。

もしあなたがワイオミング州に行くことがあれば、もしかしたら私に出会えるかもしれません。
ワイオミング大学の実力を見てみてください。
タフなゲームですよ。私の父は以前、モンタナ州立大学に学部生として通っていました。彼は医学部に進学したので、当然ながらMSUのファンであり、私はワイオミング大学のファンになったので、お互いに反対のチームを応援することになります。

またお話ししましょう!

 

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️
●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
NAME:CoffeePool☕️
Ticker:COFFE
Poolid:1d2972246d8adda98836626a34e337525f5206e552715d28379b5fdb