ミッドナイト財団が、イギリスのモニュメント銀行(Monument Bank)との提携を発表しました。モニュメント銀行はイギリス規制銀行として初めて、Midnightのプライバシー強化型ブロックチェーン上で個人顧客の預金をトークン化するとのこと。トークン化された預金は利息を生むデジタルトークンとして表現され、GBP(英ポンド)で完全に裏付けられ、既存の規制フレームワーク下での保護も維持されます。まず2億5,000万ポンド(約500億円)規模のトークン化預金を目標に開始し、プライベートエクイティや仕組商品などの資産クラスへのアクセス、より柔軟な融資モデルの提供へと段階的に拡張していく計画です。
モニュメント銀行は2021年創業のイギリスのデジタルバンクで、FCA(金融行為規制機構)とPRA(健全性規制機構)の規制下に置かれています。顧客数は10万人超、預金残高は約70億ポンド(約1.4兆円)規模。投資可能資産が5万〜500万ポンドの「マス・アフルエント(準富裕層)」層を主なターゲットとしており、普通の銀行では手が届きにくい金融サービスをデジタルで提供することを掲げています。今回のトークン化預金も、同層へのアクセス拡大を主な目的としています。
Midnightのアーキテクチャでは、取引データはシールドされ(暗号化・非公開)、認可された参加者のみがアクセスできます。これにより、規制金融サービスに求められる機密性とコンプライアンスを維持しながら、ブロックチェーン技術の活用が可能になります。
#hixの見解 🤔
これはミッドナイトの強みである「プライバシーと規制準拠の両立」が現実のユースケースに結びついた、非常に重要な発表ですね。内部預金のトークン化なので内向きの仕組みになりそうですが、単なる実証実験ではないことに注目です。イギリス規制銀行が実際の顧客預金をパブリックブロックチェーンに乗せるということなので、これはクリプト業界だけでなく金融業界全体への強いシグナルになりそうです。
モニュメント銀行のターゲット層である「マス・アフルエント」への金融商品の訴求が成功すれば、機関投資家からの資金流入の準備が整ったと言えそうです。もちろん、ミッドナイトはカルダノのサイドチェーンとしてADAエコシステムとも連動しているので、ADA価格に対しても非常にポジティブなファンダメンタルになるでしょう。この提携がエコシステム全体の信頼性を裏付け、クリプト業界だけにとどまらない注目を集めることに期待ですね!


