第1回「カルダノ投票」の結果と、開発組織のコメント

カルダノ情報

カルダノの主要開発組織としてコミュニティによって運営される「Intersect」が、2023年12月初旬に行われた「カルダノ投票」の結果を発表しました。
この結果は大多数の「賛成」となりましたが、この結果に対してIntersectがコメントを添えています。本記事では、その結果発表を全文翻訳でお送りします。

元記事→CIP-1694 Progress Update: a positive end to an incredible year of building

CIP-1694 プログレス・アップデート

2023年は、カルダノを初期ロードマップの最終開発段階であるヴォルテールに向けたコミュニティ構築とコラボレーションの年でした。 Intersectは、カルダノコミュニティでのコラボレーションを実現するインフラとして設計され、分散型コミュニティ構築の土台としての役割を果たし続けています。 年末も間もなくとなった今、今年のカルダノの進展に対するコミュニティの影響を振り返ってみましょう。

CIP-1694の温度感チェック

CIP-1694のリリース以来、カルダノコミュニティは複数のグローバルワークショップへの積極的な参加とGitHubでの直接的な関与を通じて、「暗黙の同意」ができてきていました。 CIP-1694は、カルダノの歴史の中で最も活気のある参加型の改善プロセスとなっており、他に類を見ない活動と参加レベルを実現してきています。

今月初め、コミュニティメンバーは任意のカルダノ投票イベントによって、カルダノにおける将来的なオンチェーンの意思決定について意見を交換し、コミュニティはカルダノのオンチェーンガバナンスへのプロセスについて正式にフィードバックを共有することができました。 さらに、IntersectのメンバーであるSummon Associationは、DripDropzと共同でハードウェアウォレットと互換性のある2つ目の投票を行いました。 どちらの投票も、次のような質問を投げかけています:

“現在の進捗状況を踏まえ、カルダノコミュニティとして、SPOの最終的な承認を前提に、CIP-1694に記載されているような最低限実行可能なオンチェーンガバナンスの開発と展開を継続すべきか?”

CIP-1694に関するカルダノ投票結果によって、「カルダノのガバナンスへのプロセス」と「CIP-1694の最小限の実行可能なオンチェーンガバナンス」へのアプローチに対し、肯定的な支持があることが明らかになりました。 このシグナルは、アクティブなウォレット所有者による有効サンプルからもたらされました。これにより。カルダノの継続的な開発がさらに活発になり、カルダノの完全な参加型ガバナンスシステムを現実にするための次の段階が見えてきました。

カルダノ投票の結果発表

Temperature check results

結果を直接確認したい方は、Cardano BallotSummon Platform をご覧ください。 また、カルダノ投票の結果は、IntersectのメンバーであるXerberusによって検証されており、カルダノ投票に参加した場合は、検証ツールを使って自分の投票を監査することができます。

統計分析の専門家であるIOGのリサーチフェローPhilip Lazosは、この結果を分析するにあたり、「どのような世論調査であれ、統計的証拠から真実を推し量るには2つの要素が必要」であることを付け加えています。
信頼度95%の母集団において、800票というのは、結果が誤差5%以内(杭ではなく数で)に収まるには十分なサンプル数となります。

正確な世論調査の第2の要素は「サンプルが本当に無作為であるか」です。 この場合、参加バイアスの影響を受ける可能性があります。「賛成」が圧倒的多数であったことから(数でも利害関係でも)、この結果はCIP-1694の採択に肯定的な指標となり、反対票を投じた有権者は、特に利害関係が大きい場合には棄権する可能性が低かったと考えられます。 このバイアスを最小化するには1回の世論調査だけでは不可能であり、有権者基盤のモデル(つまり、異なるタイプの有権者が棄権する可能性がどの程度あるのか、あるいは高い賭け金と特定の嗜好との間に相関関係があるか)は、より多くのコミュニティ世論調査が実施されるにつれて更新されることになでしょう。

世論調査の統計分析を理解するためのさらなる情報については、ウィキペディアの世論調査信頼区間のページが参考になります。

コミュニティからのフィードバック

カルダノの拡大は、常にコミュニティからの積極的な意見と同意に依存してきました。 今年は24カ国から1,000人以上のメンバーが50のグローバルCIP-1694ワークショップに参加し、分散型オンチェーンガバナンスの可能性を探りました。 今回明らかになったコミュニティ合意は、共通のビジョンに向けた何ヶ月もの合意形成と、より素晴らしいことを共に達成しようという共通の意欲に応える、多くのタッチポイントの一つに過ぎません。

投票だけでなく、カルダノ投票イベントの間、コミュニティは匿名フォームを通じて、多くのフィードバックをいただきました。 注目すべきコメントには次のようなものがあます:

「進捗は迅速かつ正しい方向であり、将来への自信を与えてくれる
「前進することがMVG(最低限実行可能な “オンチェーン “ガバナンス)を進める最善の方法だと思う」
オンチェーンガバナンスは実施する価値がある。 他の人々はここで達成されたことに気づくだろうし、カルダノはそれがどのように行われるかのモデルになる

皆さんのフィードバックから全体的なテーマを把握するために、フィードバックに基づいたワードクラウドを用意しました:

Cardano Ballot CIP-1694 response highlights

今後の展望

カルダノの勢いを維持するには、来年早々に行われるカルダノのガバナンス進捗に関する次回の「温度感チェック」のような機会において、コミュニティが一丸となって集中し参加することが必要です。CIP-1694を推進することは、2024年のカルダノにとって優先事項であり、コミュニティが関与できるさまざまな機会が含まれます。カルダノ憲法のための一連のグローバル・コミュニティ・ワークショップなど、2024年におけるこれらの重要な瞬間はすべて、来年末の憲法会議(Constitutional Convention)につながるものです。憲法会議では、コミュニティから選出された代表が集まり、カルダノ・コミュニティによってオンチェーンで批准されるカルダノ憲法の最終版を可決するために共同で行います。

CIP-1694ワークショップと同様に、SanchoNet(サンチョネット)がこの夏に展開され、CIP-1694の機能と仕様についてテストし、フィードバックを提供するための安全な環境をada保有者に提供しました。 この取り組みにより、コミュニティ・ガバナンスの新たなレベルへの入り口が開かれ、コミュニティ・メンバーはカルダノの未来を実験する自由とリソースを得ることができるようになりました。 この瞬間はまた、ガバナンスツール、製品、DAppsの開発者にインセンティブを導入し、GitHub上でより生産的なコミュニティ・エンゲージメントを刺激しています。

優れたガバナンスは複雑ですが、コミュニティ全体のサポートがあれば達成可能です。 今年の進展が、2024年にカルダノが進むべき道を描くために、コミュニティが引き続き協力し、参加するきっかけになることを願っています。

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Intersectは、カルダノのエコシステムのための会員制組織で、カルダノとそのコミュニティの交差点で進歩を進めています。 志を同じくする人々の豊かなコミュニティに参加することで、カルダノの未来を形作る手助けをしてください。
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hix_coffeepool
hix_coffeepool ● Active
投票力 (Live Stake) 58,980,889 ₳
hix_coffeepool — DRep情報
🎯 Motivations(動機)
私がカルダノのガバナンスに参加する理由は「子どもたちに透明性の高い社会を残すため」です。カルダノのエコシステムが、より自由で公正な社会を実現するための基盤となれるよう、透明性と分散化を重視した視点で投票を行います。ブロックチェーンの本質は、独立した分散型のエコシステムであり、カルダノはこの原則を最も確実に実現したプラットフォームであるべきです。それを実現するシンプルな答えとして、カルダノにおける「小さなガバナンス」を目指します。分散化を徹底し、ガバナンス予算を最小限にとどめることで、市場原理を尊重した自由なエコシステムが実現できます。この精神をもとに、完全に独立した立場から、忖度のない投票を行っていきます。I participate in Cardano governance "to leave a transparent society for our children." I vote with a focus on transparency and decentralization, so that the Cardano ecosystem can serve as the foundation for a freer and more just society. The essence of blockchain is an independent, decentralized ecosystem, and Cardano should be the platform that most reliably embodies this principle. The simple answer to achieving this is "small governance" in Cardano. By thoroughly pursuing decentralization and minimizing governance budgets, we can create a free ecosystem that respects market principles. Based on this spirit, I vote from a completely independent position, without compromise.
📌 Objectives(目標)
透明性の高い社会を実現するため、最小限のガバナンス支出、DRepにおける委任上限の導入、DRep委任期間の創設など、さまざまなガバナンス改善提案を行っています。投票においては、コミュニティとの対話や意見交換をもとに判断を行い、可能な限り論拠を提出しています。判断においては、憲法だけでなくコミュニティとの連携におけるプロセスの適切性を重視し、小さなガバナンスの精神を第一に、長期的な視点から忖度のない判断を行なっていきます。coffeepool.jpでは詳細な解説記事を公開し、わかりやすい情報発信を心がけています。カルダノは壮大な実験です。失敗から学び、改善を重ねることで、人類初の大規模分散型ガバナンスを成功させることができると信じています。To achieve a transparent society, I propose various governance improvements: minimal governance spending, delegation caps for DReps, and term limits for DRep delegations. In voting, I make decisions based on dialogue and exchange with the community, providing rationale whenever possible. I prioritize not only the constitution but also the appropriateness of processes in community collaboration, adhering to the spirit of small governance and making independent judgments from a long-term perspective. I provide accessible information through detailed articles on coffeepool.jp. Cardano is a grand experiment. By learning from failures and continuous improvement, I believe we can succeed in humanity's first large-scale decentralized governance.
🎓 Qualifications(資格・経歴)
カルダノSPOであり、フリーランスの編集者/ライターです。大手出版社で書籍・雑誌・ウェブメディアの編集者として勤務した後、2018年からADAホルダーとなり、2021年からステークプール「CoffeePool」をスタート。Webサイト「coffeepool.jp」では、プロの編集者目線から、初心者向けにカルダノのさまざまな情報を提供。また、CIP1694開始時には、暫定憲法委員会の一人として憲法判断を執行。SPO、編集者、元憲法委員として、これまでカルダノのネットワーク、コミュニティ、ガバナンスなど多方面で貢献しています。I am a Cardano SPO and freelance editor/writer. After working as an editor for books, magazines, and web media at a major publishing company, I became an ADA holder in 2018 and started the stake pool "CoffeePool" in 2021. On my website "coffeepool.jp," I provide various information about Cardano for beginners from a professional editor's perspective. When CIP-1694 began, I served as one of the interim Constitutional Committee members, executing constitutional judgments. As an SPO, editor, and former Constitutional Committee member, I have contributed to Cardano across multiple areas: network, community, and governance.


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