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価格情報

暗号資産: CoinGecko / 金融指標: Yahoo Finance。最終取得: 2026.09.11 06:50。約10分キャッシュの参考値です。

拡張UTXO Extended UTXO

Extended UTXO Model。スマートコントラクト機能を持たせることが困難だったUTXOモデルを、IOGが「拡張」し、スマートコントラクト機能の実装に成功した。
現在、カルダノ・ブロックチェーンの会計モデルとして実装されており、カルダノのスケーラビリティを最大化する強力なエンジンとなっている。

UTXOモデルでは、1つのウォレットに複数の「Unspent Inputs」を数珠繋ぎに紐づけ、トランザクションごとに「Inputs」を1つ消費してOutputし、自分と受け手のウォレットに新たな「Unspent Inputs」を追加する。
ブロックチェーン上には、無数の「Unspent Inputs」が保存され、それぞれが1つのウォレットに紐づいて記録される。
各トランザクションのデータが大きくなる一方で、ブロックチェーン上の1つのUnspent Inputしか使用せず、あらかじめ計算した結果を出力するだけで済む。これにより、ノード間による認証処理のみでトランザクションが成立するため、ネットワーク負荷を最小限にすることができる。また、複数のトランザクションを並行処理することも容易になり、スケーラビリティを拡大するソリューションを採用しやすくなる。

一方で、UTXOモデルは複雑な記録法であるため、スマートコントラクトを実装することが困難だった。そのため、イーサリアムをはじめとする、ほとんどのスマートコントラクト型ブロックチェーンがアカウントベースモデルを採用している。
アカウントベースモデルでは、1アカウントに合計トークン数のみが記録されるため、スマートコントラクトのようなプログラムを格納することが容易だった。しかし、アカウントベースモデルでは入力結果をネットワーク上で計算し認証する必要があるため、トランザクションの負荷が増大する欠点がある。また、並行処理も苦手としているため、スケーラビリティ・ソリューションも限定されてしまう。

拡張UTXOは、こうした問題を解決するための研究として完成し、現在のカルダノにおいて実装されている。
UTXOモデルの特徴を活かすことで「複数アドレスへの同時送金」が可能になったほか、インプット・エンドーサーなどのL1拡張ソリューションが実装可能となっている。

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