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ポリグロット・エコシステムへの道【超訳ホスキンソン】

2022年9月26日に公開された、チャールズ・ホスキンソン氏の「Road to Polyglot EcoSystem for Cardano」を全文「超訳」しました!
今後の「ヴォルテール時代」に向けた大きな組織改変や、そのために必要な「Standard(標準規格)」「信頼できる情報源」、そしてそれを担う「Agda Core」など、将来のカルダノに必要不可欠な最後のピースが語られます。
翻訳ー @dino_coffeepool

ポリグロット・エコシステムに必要な「標準規格」とは?

今日は2022年9月26日です。私は、非常に重要なトピックについてお話しするためのビデオを作りたいと思います。実は先週のほとんどを、何らかの形で議論したり、関連付けたりして過ごしたことなのです。ご存知のように、今、裏ではメンバーベースの組織(Member-based Organization、以下MBO)」の足場を作るための膨大な作業が進行中です。MBOは、基本的にコミュニティを集約するハブのような役割を果たし、コミュニティの意志を決定し、そこに到達するための戦略を考え、人々に実行を促します。

何が凄いかというと、誰もが自分の声を共有できるようになるのです。「声」はさまざまな方法で機能します。TwitterやReddit、Telegramに加えソフトウェアもあります。健全なエコシステムを構築するためには、ポリグロット(あらゆる基軸に対応できる)・エコシステムを構築する必要があります。つまり、全く異なる開発チーム、異なる哲学、異なる言語、そして異なるUSP(Unique Selling Proposition、独自の強み)を持つ複数のクライアント(システムを利用するPCやソフトウェアなど)が同時進行していることが必要です。

そこで、「Cardanoの正しいクライアントは何か?」という問題が出てきます。これは、「Cardanoのウォレットの標準的なクライアントは何か?」という質問と非常によく似ています。その答えは「ない」であるべきで、その代わりにあるべき答えとは、私たちが「ある標準規格(Standard)」で合意することです。そして、その「標準規格」とは、強固なテストフレームワークを備えています。そうすることで、ウォレットクライアントには、認証済みと未認証の2種類があります。

そこで、私はビデオを作成することにしました。実はリック・マクラケン(Rick McCracken)がTwitterでアンケートを実施しています。彼は、仮説的なアンケートを実施しました。

「DCsparkがRustでオープンソースの新しいCardanoノード実装を構築するために、800万USDのプロジェクトのCatalyst提案を出したら、あなたは投票しますか?」というものです。
この質問には、多くの人が「興味ある」「賛成票を入れる」と回答しました。これは公平な質問で、実は私たちも長い間考えていたことなんです。

分散化しながらクオリティを保証する「コア組織」の必要性

私たちはPriviledgeと呼ばれるEUのレガシープロジェクトからスタートしました。私たちIOは、実際にお金をもらって、guardtime、 IBMリサーチ、タルトゥ大学(エストニア)、サレルノ大学(イタリア)、エディンバラ大学(スコットランド)と一緒に仕事をしました。それに対する私たちの貢献は、この「Updatable blockchains(更新可能なブロックチェーン)」というアイデアです。Nikos、Michele、Aggelos、Dionysisによるものです。
「セキュリティと優れた仕様と優れたテストを得られると同時に、複数のクライアントが存在可能なエコシステムをどのように作るか?」について長い話し合いを持ちました。

裏では、「Agda」という言語を使っています。 基本的にAgdaは、簡単に言うと「スーパーHaskell」です。多くのインフラを構築し、仮説のインフラから応用のインフラへという方向に進み始めています。ホワイトボードを使って今から色々説明しますが、ここで基本的にお話したいのはMBO(メンバーベースの組織についてです。

その中にはCTFs(Cardano Technical Fellows、カルダノ・テクニカル・フェロー)という考え方があります。基本的にこの人たちはCore(コア)に携わる人たちで、コミュニティから来た人たちです。コミュニティのメンバーであり、スタッフでもあります。特定の企業に肩入れしているわけではなく、MBOに出向しているか、実際にMBOのために働いているのです。
どのような場合においてもAgda Coreがあり、それがリファレンス(標準規格)となります。注意していただきたいのは、Agda Coreはプロダクション(製品)ではないことです。
プロダクションとは、今皆さんが持っているダイダロスウォレットなどであり、これには多数の副次的なコードや、副次的要素がたくさん入っています。

基本的に、プロダクションにおいて重要なのは「クライアントが非常に高速であること」です。そのため、高速性、安全性、互換性、仕様外のもの、特定のエコシステムに組み込まれた独自のものなど、さまざまなものを搭載しています。
例えば、DCsparkが自社でクライアントを作った場合、Flintウォレットに接続するための特別なインフラを構築し、簡単に処理できるようにすると思いますが、リファレンス(標準規格)はそのようなことはしないでしょう。

そしてそれはノードについても同じことです。もし私たちがノードを商品として売り出すなら、おそらくLaceウォレットに接続するでしょう。なぜなら、良いユーザー体験を求めるからです。
これは、仕様がどうのこうのということではありません。つまり、カルダノ・テクニカル・フェローがCoreを維持することで、CIPプロセスを正式なCoreに迅速にリンクさせることができるようになるということです。 
この仕様は、テストのためのリファレンス(標準規格)となるコードを提供します。私たちはまだこれらの内容をまとめている最中で、正式なプレゼンテーションを後に行う予定ですが、基本的な考え方は「Agda Coreがある」ということです。それから、リファレンスを抽出したコードと、その他のものが少しあります。
リファレンス更新システム、ウォレット証明書、そして最終的にコア暗号が完成します。というのも、おそらく誰もが独自の暗号を展開するようにすべきではないからです。集約して展開していくべきです。これがカルダノのコアとなるリファレンスのフレームワークとなるのです。
あとは、ユーティリティやインフラ、インテグレーションするための何かしらの並行基軸が必要になりますが、これはまた別の話です。RosettaやDBsyncといったものがそれにあたります。でも今のところ、競合するクライアント(システムを利用するPCやソフトウェアなど)について話をするときは、この方法がいいと思います。 
そうすると、Haskellクライアントを取り上げて、「これはもう正規のものではありません」と言うことができます。HaskellクライアントはHaskellクライアントです。それからRustクライアント、Typescriptクライアントなども出てきます。

「コア」が標準規格を作り、コミュニティが高品質プロダクトを作る

そうなると「それは認定を受けているものかどうか?」という質問が出てきます。あるものは認定され、あるものは認定されないということもあり得ます。
基本的な考え方として、Agda Coreは、5人から10人程度の小さなチームで成り、「MBOのために働くCTF」と、「IOやDCsparkのような貢献する開発者」の組み合わせになります。
彼ら(Agda Core)は基本的にリファレンスシステムを維持し、抽出したコードのリファレンス(標準)セットを維持し、それに関する特性を証明し、さらにウォレット認証とシステムのコア暗号を維持することになります。そして、もし誰かがクライアント(システムを利用するPCやソフトウェア)を作ろうとしたら、

「自分のクライアントの安全性をどうやって確認するのか」
「自分のクライアントがプロトコルに準拠していることをどうやって確認するのか」
「Hard Fork Combinatorがそのクライアントに有効であることを確認するにはどうしたらいいか?」
「アップデートがトリガーされたときに、すべてのクライアントがアップデートされるようにするには、どうすればいいか?」

といった疑問が生じるでしょう。
このようにコミュニティーのメンバーが抱く疑問はたくさんありますが、認証プロセスは、競争による機敏さとともに、標準という安全性を与えてくれるものなのです。
Agda Coreの素晴らしい点は、プロダクション(製品)ではないので、開発者の時間はすべて標準規格に集中できることです。ここでは何週間でも、あるいは何ヶ月でも開発することができます。ものによっては何年もかけて開発します。なぜなら、虹の終わりには、さまざまなプラットフォームでテストし、互換性を確保しなければならないからです。

ユビキタス・スタンダード(普遍でありどこでも参照できる標準)を作り、みんながそれに従うようにしたい、ということです。IOは、Haskellクライアントを経済的に正しく運用できるようになれば、もっと多くのことを追加して、標準的なクライアントではなく、より商用に近いクライアントにすることができます。その上で厳しい競争も見て行きたいと考えています。

DCspark がフルノードの Rust クライアントの管理者であることもぜひ見てみたいと思います。少なくとも、TypescriptクライアントやDartクライアントなど、ウェブテクノロジーを代替する命令型クライアントを1つでも作ってほしいですね。Pythonのクライアントを持つことは、私たちのエコシステムに多くの教育的価値をもたらすと思うので、Pythonを使うのは本当にクールだと思います。CIPプロセスの最後のステップは、コアの内部で物事を指定することです。

「メンバーベースの組織」は、どこまで進んでいる?

私たちはすでに、非常に効率的なコード抽出を行っています。実際、James Chapmanやエコシステムの他の人たちは、この分野に非常に長けています。彼らはこのことについて多くの論文を書いており、この種のもののための良いフレームワークとして大きく成長してきました。
よって、どのような安全基準が存在すべきなのか、いろいろと話ができるようになります。 

ウォレット開発者であれば、「公式ウォレットとは何か? 推奨ウォレットとしてCaradano.orgや、かなり大規模な他のメディアにて掲載されるようにするにはどうしたら良いか?」という質問に対し、基本的に自主的に利用できるテストを実施し、それで認定されればCardano.org上で掲載されるということです。実にシンプルです。

さて、これを立ち上げるにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?

MBOを立ち上げ、できるだけ多くの会員を獲得し、コミュニティがすべての役員を務めるようにするために、私たちは本当に一生懸命働いています。それから、クールな投票なども行われるでしょう。そして、たくさんのガバナンスが進行中です。『Voltaire」は並行して大規模な開発が行われています。形式手法のグループを強化し、これらの開発を本格的に進めています。

IOでは今、このアイデアにとても興奮しています。私の望みは、できるだけ早くチームを立ち上げて、メンバーベースの組織が管理する新しいgitリポジトリのもとで、Agda Coreがどのようなものになるのかについて話し始めることです。

長い間、これをやりたいと思っていた人たちがたくさんいて、それに向かって努力してきたのです。DB sync、graphql、Rosettaの未来、blockchain explorer、smashなど、ユーティリティ、インフラ、インテグレーション(連携)に関する興味深い質問がまだありますし、TX pipeやScrollsなどのように、本当にクールなコミュニティのものもたくさんあります。公平に評価されてしかるべきだと思うのです。

分散化組織に必要な「信頼できる情報源(Source of Truth)」の存在

そこで、2種類のテクニカルフェローという概念があればいいと思います。「ユーティリティ、インフラやインテグレーション(連携)」を担当する者と、「コア」を担当する者がいて、さらに「プロジェクトやプログラムグループ」という考え方もあって、コミュニティの多くのことにリソースを割くことができます。
また、Catalystでそのプールに資金を提供することもできます。また、Cardanoエコシステムの企業がCTFを提供することで、現物出資することも可能です。もちろん、私たちもそうします。
しかし、標準的なインフラや標準的なユーティリティのインフラは、基本的にオープン・コア・モデルの下で運用されているので、人々はホタルのようにそれを利用し、独自の方法で商業化することができます。

これが皆さんのお役に立てばと思います。

最後にまとめると、あまり複雑でなければいいのですが、基本的な考え方として、「設計図が欲しい」ということです。

そして、その設計図からいくつかの受け入れ基準が示されます。そして、複数の意見を持つことになります。そして、それらの意見がクライアントとなります。では、誰が青写真を作るべきなのでしょうか? それはコミュニティによって構築され、標準化されるべきものです。

基本的にはAgda Coreをセットアップして、ADAホルダーによる投票を行い、これが標準的なカルダノであるとするわけです。そしてそれが「信頼できる情報源」のとなります。たとえばHaskellクライアントが仕様外であったとしても、私たちはその標準仕様に合うようにコードを変更しなければなりません。

さて、リファレンスとプロダクトの間でプルーフバイシミュレーションのような完全な形式手法でやろうとすると、注意点があります。これは非常に重いプロセスで、何年もかかります。TLA+ CommunityのLeslie Lamportによる素敵なビデオもあります。彼はコード抽出不要のTLA+という形式言語を仕様作成用に考案し、Sylvia McCauleyと同様に分散システムの開発でチューリング賞を受賞しています。Microsoftの多くのエンジニアがプロダクションに利用しており、Xboxチームではメモリの問題を発見したり、そのほかにもAzureやインフラ全体で使ったりし、コードのクリーンアップに大いに役立っているそうです。また何千何万のエンジニアの間で「信頼できる情報源(Source of Truth)」を作るのにとても役立っています。「Practical TLA」という本もあるくらいです。
ほとんどの大企業は、このような種類のことをすべて行うために、何らかの形で「仕様言語」を持っています。もうひとつ、この仕様言語は、スマートコントラクトの標準にも拡張できる可能性があります。
今の説明が、みなさんが理解する助けになればと思います。カルダノにとってこれほどエキサイティングな時期はありませんし、私は物事が動いていることにとても満足しています。私たちは完全に異なる方法に近づきつつあり、それは長年の研究の基礎のようなものです。欧州連合からの助成金で始まり、科学者たちが何年もこの材料で遊んでいたのです。
多くの正式な方法が機能し、人々は高速でシームレスなアップグレードに慣れ、カルダノが持つ多くのマジックに慣れてしまったのです。

みなさんが慣れ親しんでいるように、しかしポリグロットな(あらゆる基軸に対応できる)エコシステムを継続するためには、何らかの形の「信頼できるの情報源」が必要です。
なぜなら、そのサービスを利用するためにお金を払う人たちがいるからです。そこでは主観性は許されず、客観性が求められます。そのためには、認証基準が必要なのです。

私が考える唯一の方法は、メンバーベースの組織、テクニカル・フェロー・プログラムでコアの仕様を保持するグループを作ることです。

そのグループがCIPを「仕様」に落とし込み、それが認証を受けるための基礎となるのです。

それから、protobufs(Protocol Buffers)を使うか、あれを使うか、これを使うか、というような特定の実装の詳細です。それはあまり重要ではありません。

本当に重要なのは、安全性、セキュリティ、パフォーマンス、そして標準的なテストスイートに関する特定のガイドラインを遵守することです。テストスイートは、ちょうどEthereum財団がEVMのために維持しているようなもので、ある人が作り出すさまざまなクライアントのための「信頼できる情報源」のようなものです。

しかし、私たちはその上を行かなければならないのです。「分散型更新システムの標準」が必要です。だから Hard Fork Combinator は抽象化され複数のコードベースに差し込むことができるように移植される必要があり、そのためには何らかの基準が必要なのです。
そうすれば、ずっとシームレスなアップグレードが可能になります。ですから、もしDC sparkに800万ドル以上の資金を提供するのであれば、インフラのユーティリティとインテグレーションに取り組んでもらうのが一番だと思います。
私たちはより良い開発ツールを必要としていますし、彼らが Flint や DBsync のバージョンで行ったようなことをスケールアップさせる必要がありますし、そのための資金を提供すべきです。
正規のクライアントについては、まずAgdaのクライアントを完成させることが先決だと思いますし、そのための大きな提案をするつもりです。11月にまずその話をし、来年のMBOを行う際に、そのチームを必要なところに持っていく方法について提案します。

私たちは、他の参加者と同様、公平にリソースを提供し、これまでに行われた多くの素晴らしい仕事の基礎となる仕様を、非常に迅速に作成できると考えています。そうなれば、コンソーシアムを結成し、そのコンソーシアムが今後5年間について話し合うことも大いに意味のあることです。
また、そのような革新的な技術には、多くの開発チームが参加しています。ですから、もしあなたが仕様や標準を作りたい人の一人なら、それを実現する絶好の機会があることを心に留めておいてください。 
もしあなたが、競合するクライアントを作りたいと考えている人の一人で、自分の会社が素晴らしいと思うなら、私たちにも声をかけてください。
なぜなら、このようなもののためにコンソーシアムをまとめるのはいいことだと思うからです。

とにかく、これが皆さんの考える一助になればと思います。この種のことについては常に慎重に推論したいものですが、投票を実施してくれたRickに感謝します。この投票は、私たちがどのように分散化を続けるかについて、とても必要な会話を始めるものだと思います。

そのためには、ガバナンス、オンチェーンガバナンス、投票の強化、ステートフルオペレーターの分散化レベルを向上させることなどが必要です。
そのためには、投票ツールをもっと簡単にすることも必要ですが、開発チーム間の分散化を進めることも重要です。問題は、分散化が進むと、それを正しく処理しないと、調整の問題が難しくなるため、簡単にアップグレードできなくなることです。

ですから、誰もが従うべき「信頼できる情報源(Source of Truth)」「基準規格(Standard)」が必要で、さらに何らかの社会的構造として、人々に従わざるを得ないような認証プログラムが必要です。
このようなインフラがあれば、イノベーションのスピードを維持しながら、同時に、3つか4つ以上の競合するクライアントが突然、お互いを打ち負かすことができるだろうと、私はかなり楽観的に考えています。
ご清聴ありがとうございました。それでは、またお会いしましょう。

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チャールズ・ホスキンソン氏「Vasil準備」総括ツイート

2022/08/20 チャールズさんのツイートを全文翻訳にてお届けします。

この48時間を振り返る時間ができたので、いくつか言っておきたいことがあります。まず、カルダノを有用なプロトコルとして支えているのはSPOのコミュニティです。インフラの必要性と経験を考えると、ここ数年は皆にとって険しい道のりでした(1/

必要以上に楽な道のりではありませんでした。私は何年も前から、部分的なDelegationconclave(コンクラーベ、枢機卿を決めるための投票)、pub/sub(非同期 メッセージング パラダイム 、特定の読者を想定せずメッセージを送信する)、より良いドキュメントとサポートチャネルを望んでおり、開発への数千万ドルの投資を含め、その方向に進むよう皆を限界まで追い込んできました(2/)。

第二に、業界では何十億ドルものハッキングが行われており、オンチェーンガバナンスや安全なスマートコントラクトは難しいということです。私たちは皆、UXとセキュリティや高速配信のバランスを取るために、何時間も超過労働を続けてきました。カルダノは素晴らしい特性をたくさん持っていますが、厳しいモデルです(3/

正式なチェック&バランスとアップデートのより良い展開を生み出すような、より包括的な構造を展開するために、多くのCIPが進行中です。コミュニティは常にそのロールアウトの一部です。(4/

個人的には、コミュニティのニーズや要望を代表する「メンバー主導の組織」がないことに深く不満を持っています。やり直しがきくなら、今の知識で劇的に違うことをやっていたかもしれません。今は修正されているものの、時間がかかっています(5/

また、エコシステム開発へのアプローチが断片的で、より迅速で持続可能な採用を促すための触媒以外の説明責任機構がないことにも、深い不満を感じています。これもまた、対処されつつありますが、まだまだ時間がかかります (6/)

これほど大きく複雑なものの現実は、うまくいっていないことに囚われて、うまくいっていることを忘れてしまいがちです。私たちは、世界中にある多様で輝かしい巨大なコミュニティです。素晴らしいプロジェクトや情熱が山ほどある(7/

私は、このコミュニティがその可能性を最大限に発揮し、世界をより良くするためにその能力が発揮されることを望んでいます。それに反するものを見ると、悲しいし、腹が立ちます。何をするかということと同じくらい、どう伝えるかということが重要だと思います。(8/

この3日間、私自身は別のアプローチを選択することができたはずです。そうしなかったことを後悔していますし、申し訳なく思っています。結局のところ、私を知っている人は、私がどこから来たのかよく分かっているのです。これらを見るのは嫌だし、それらがもたらすダメージに個人的な経験があるでしょう(9/

だからといって、皆さんは家族の一員であり、ここにいることを選んだという事実は変わりません。失望させたと思うし、それについては申し訳ないと思っています。Vasilは「この時代」の最後のハードフォークであり、その後に多くのことが変化している。新しいガバナンスプロセス、より包括的な構造(10/

より有用なコード、より速い開発、より並行した努力、そして最終的にはカルダノが、世界に経済的なアイデンティティを与えるというコミュニティの約束と可能性を実現することです。私たちは皆これを望んでおり、皆同じ側にいると思います。このようなローカルなイベントは勉強になる (11/

私たちに変化と成長のチャンスを与えてくれる瞬間です。Vasilを一緒にやり遂げ、そしてより高いところへ進み、プロジェクトの元々の罪のいくつかを修正し、Cardanoも次のレベルへ成長できるようにしましょう(12/

私はどこにも行きませんし、これは今でも私の最大の情熱です。私たちが作ったものが何十億もの人々の生活を変えることができるのがわかりますし、それが助けになる人々にも会いました。私たちのコミュニティーの誰もが、何も感じていないと思います。

ただ、私たちはこれまでとは違って、より協力的に取り組む必要が出てきたと思うのです。

今後、バジルについて大規模な死後検査が行われ、その後はCIPを通じてたくさんの変化が起きるでしょう。またそれぞれの役割を担う新たな組織が登場します。IOGはその美しいコーラスの一翼を担っているのです。ここにいてくれてありがとう (14/14)

 

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カルダノが目指す「真の分散化構想」とは?【超訳チャールズ・ホスキンソン】

 

2022年6月30日に チャールズ・ホスキンソン氏が行った、「Let’s Talk Roadmap and Governance」を全文翻訳しました。カルダノのロードマップだけでなく「真の分散化」における組織構想の全貌が明かされた、非常に重要な内容です。カルダノの将来性を見極める貴重な素材となるため、長期ホルダーの方はぜひご一読ください。

翻訳:@dino_coffeepool、編集:hix_coffeepool

「Vasil後」のカルダノは?

皆さん、こんにちは。 こちらはチャールズ・ホスキンソンです。いつも暖かく、よく晴れたコロラドから生放送しています。
今日は2022年6月30日。素敵な日で、様々なことが進んでいます。しかし、弱気相場は、ビルド・ア・ベア(Build-a-Bear)を構築するという観点からは素晴らしいものです。ブル(強気相場)は成長と普及を目指し、ベア(弱気相場)は物事を成し遂げることを目指します。だから、物事を成し遂げる時期に戻るのは良いことです。
今年中のカルダノの予定についてお話ししましょう。ちょっと画面を共有します。皆さんご存知の通り、現在Vasilが進行中で、テストネットのハードフォークが行われました。7月3日現在、ノードバージョン1.35.0が動いていますが、いくつかクリーンアップする必要があったため、(メインネットまでに)1.35.1とする可能性もあります。テストは本当に大変でした。実は、これまで述べたように、Cardanoのハードフォークとしては最も複雑なものなのですが、結果は良好でした。

では、Vasilハードフォークの次は何?という疑問がわくと思います。4つの開発項目が同時進行していますが、そのうちの1つがShelleyクリーンアップ」です。 Shelleyのクリーンアップとは、部分委任のプロキシ・キーなどです。はい、忘れているわけではありません。定量化されたものがたくさんあります。私たちはそれを知っていますし、人々はそれに取り組んでいますし、それは大変なことです。
2つ目がGoguenに関するものです。Vasilは最初のGoguenのクリーンアップのハードフォークで、多くの基本的な新機能と能力を追加しました。例えば、PABのドキュメントよりも優れたものを作る必要がありますし、言語の構文解析の最適化、コミュニティが要求しているクールなものなど、まだまだたくさんあります。でも、実際にはVasilがその大部分をカバーしてくれていますが、まだGoguenで開発するものがたくさん残っています。

3つ目がBasho関連です。Bashoは、サイドチェーン「Mithril(ミスリル)」と「Input Endorsers(インプット・エンドーサー)」に分かれています。Mithrilは現在構築中で、このチームは2週に一度のリリース頻度で、大きく前進しています。現在、スプリント7か6の段階ですが、順調に進んでいます。8月頃に論文が出る予定で、内容としては、OBFTをアップグレードしてクォーラムサンプリングを行い、サイドチェーンを実行する方法を説明するもので、ブリッジの議論などもありますが、かなり良いものになりそうです。
それから夏の間に、Input Endorsersのオフィシャルペーパーと仕様の作成に取り組みます。これはMithrilと拡張UTXOに大きく依存することになるでしょう。まとめると、現在進行中の「Hydra(ハイドラ)」とともに行う作業の流れとを合わせると、相互運用性と拡張性が得られるので、真のスケーラビリティのための驚異的な出発点となることです。
Mithrilにおけるサイドチェーンの考え方は、まさに相互運用性の基礎となるものです。Hydraは適応型アクセラレータで、マイクロトランザクション(小規模取引)のユースケースとして、バックフィル(外部チェーンからの取引入力)を可能にします。そしてInput Endorsersは、基礎システム内でネットワークを制限していたコンセンサス・ボトルネックを解消します。Hydraのチーム、Mithrilのチーム、サイドチェーンのチーム、そしてInput EndorsersのR&D応用研究チームがあり、今後仕様が発表される予定です。

「リナックス財団モデル」で新たな組織改変

そして、4つ目がVoltaireです。Voltaireは面白いですね。Catalystのようなプログラムがたくさんあります。Catalystは投票が急増しているタイミングで、Voting Centerができる予定です。dReps(Delegate Representative、代表委任。実際に投票を行う人物に投票権を委任する分散型システム)も登場する予定です。
ここからの問題は、「どのようにしてCatalystとMainnetをリンクさせるか」となります。今はパーミッションのサイドチェーンとして動いているので、最終的にはメインネットへリンクさせる必要があります。
これはBashoのアジェンダの一部と重なります。それから、プロトコルガバナンスの問題や、アップデートの背後にある官僚機構の問題もあります。プロトコルガバナンスとは、ハードフォークコンビネーター(HFC)の開始やパラメータの変更やCIPプロセスなどのことを指します。

プロトコルの構築、プロトコルの更新などについては、他にもいろいろと考えることがありますし、例えば財務管理などもあります。Voltaireの場合、Cardanoを始めた当初の目標では、EMERGO、CF(カルダノ財団)、IOHKの3者構成で、1者がガバナンスを、1者がエコシステムの成長を、1者がテクニカルを担当することにしていました。しかしCFには過去から現在に至るまで様々な問題があり、例えばマイケル・パーソンズ時代(2018年までのCFのチェアマン)は、非常に困難な状況でした。過去について議論することは可能ですが、要するに、この仕組みは完璧ではなかったということです。特に私がこの7年間に作りたかったのは、プロトコルのガバナンスという権力を効果的に運営する「メンバーベースの組織(member based organization、メンバー主導で運営が行われる組織)というアイデアでした。
これは、私がCFに望んでいたことですが、スイス(CFの拠点)の三者構成は、あまり良いものではありません。今年の初め、私たちは一連のワークショップでCFと長い間話し合いました。簡単に言うと、「常に刹那的だったこれまでの三者構成を、メンバーベースの組織へと移行し、各メンバーは功績によって定義されるようにする」方法についてです。このことについては後ほど話します。

この課題について、私たちはなんとか良い人材を見つけることができました。CFは、Dirk Hohndel(オープンソース業界の第一人者)を雇うことができたのです。Dirkは、オープンソースソフトウェアコミュニティの伝説的な人物です。彼はThe Linux Foundationの共同設立者であるリーナス・トーパルズ(Linus Tervalds)と幅広く仕事をしていて、彼はオープンソースプロジェクトのことを、私やエコシステムの他の誰よりもよく知っています。CFとIOで働いている契約社員や個人、その他の人たちを合わせると、50人近くがスピンアウトし、2月から基本的にこのメンバー主導の組織の構築のために働いています。具体的な組織については、9月に発表があると思います。
基本的にこの組織には、ガバナンス運営委員会技術運営委員会、そして成長や導入に関連するその他の委員会、CIP委員会などが設置される予定です。基本的には、これらの委員会が、たとえばロードマップに関する決定を行い、CIPに関する提案を行い、その他多くの戦略的事項を決定します。

カルダノは「メリット&メンバーベース組織」を目指す

素晴らしい感じがしますが、私はこの件に同意しませんでした。そこで私たちは、「二院制モデル」に移行したいと考えています。このモデルは「基本的に執行部側が提案し、ADAホルダーが可否を投票する」というものです。
基本的な考え方としては、Vasilハードフォークの後、次のハードフォークコンビネーターは特別なタイプのアップデート提案としてパッケージ化される可能性が高く、そのための標準となるCIP(カルダノ改善案)を作成し、それをADAホルダーに対して開示し、ホルダーが是非を投票します。そしてその結果は、CIP執行部が署名し実行されます。
署名のための「更新キー」は、この3つの組織に接続されており、常に「分散型のアップデートシステム」を構築することを意図していました。
実際、私たちは「horizon 2020」の助成を受け、欧州連合と共同で論文を書き、この方法を探りました。技術的にはかなり複雑です。CIP委員会は「m×n個の鍵」を管理しますが、実際にはADAの保有者の承認がないと署名できないので、更新案を読んで保有者の援助に持ち込み、保有者がOKを出したら、署名して提案書を提出する、という仕組みです。

「メリットベース(Merit-based、利益主導)でありながら、かつメンバーベース(Member-based、参加者主導)の組織」とはどういう意味でしょうか? M&M 組織(Merit Member based organization)では、何かをするか、資金を提供するか、またはその両方をするかのいづれかです。とてもシンプルでわかりやすいですね。つまり、「エコシステムの中にいる人たちが参加できる」ところまで成長し進化できるようにする必要があるのです。
dRepsSPODappsの開発者、そしてコミュニティの役割を担う人たちと一緒に考えてみると、事実上はそのように運営されています。
私たちはアンバサダー・プログラムを提供しており、約1,000以上のプロジェクトがあります。3000人のステークプール・オペレーター(SPO)がいますし、dRepsの大きなコアも形成されています。これらは一対の不連続なセットではなく、重なりあっており、それは素晴らしいことです。しかし、この集合を見ると、非常に大きなグループであり、何千人、何万人もの人々が関わっていることがわかります。
基本的には「よし、次のステップでメンバーベースの組織に参加しよう!」と考えています。多くの委員会があり、ガバナンス運営委員会、技術運営委員会、成長・採用委員会などに参加する人もいるでしょう。

いよいよ「ガバナンス」の第一歩が始動

そこで「効果的な委員会をどのように立ち上げれば良いでしょうか?」という疑問から、CFはDirkを雇ったのです。
彼は、The Linux Foundationで140を超えるプロジェクトを行い、kubernetes、node、Fabricのような暗号通貨プロジェクトから、ハイパーレッジャーグループ全体、bessuというイーサリアムのノードまで関わっており、その多くは非中央集権で運営されています。この種のモデルには多くの組織的な知恵があり、基本的に私たちが9月末に追求しているのはこの点です。
最初のセットアップは、今から9月までの間に行います。7月から8月にかけて、参加志願のためのWebサイトを立ち上げます。このメンバーベース(参加者主導)の組織に何らかの形で参加したい人は、ある一定数までは誰でもサインアップでき、その後、組織に会費を支払うか、組織に何らかの仕事を提供するか、あるいはその両方を行うことになります。

その一方で、Cardanoのために働く人をもっと増やす必要があります。dcSparkのSebaがCIPエディターになったことは周知の事実ですが、彼の役割はCardanoブロックチェーン自体によって完全にカバーされています。
私はCatalystプロジェクトのHarris Warrenに「あと3~5人のコミュニティメンバーがCIPエディターになって、Cardanoブロックチェーンから完全に報酬が支払われるようになってほしい。また、10~15人のフルタイムエンジニアが直接Cardanoのために働き、Cardanoから報酬を得るようにしたい。これを、できればファンド10の大きな柱にしたい」と伝えました。
そろそろ実際にカルダノのために働く人たちが完全に揃う時期なので、ぜひ提案してほしいですね。それがこのメンバーベースの組織によるシステムのポイントです。
それも、ブートストラップした後に、メンバーが直接Catalystから資金を得ればいいだけなので、実はとても簡単なことなんです。しかし、企業だけでなく、個人でもこのようなことができれば、チェック・アンド・バランスに優れているので、コードを書く技術力がある人、CIPを読む能力がある人、そのプロセスの一部となる人は、考えてみてください。
求人が出てきているので、年末までにすぐにでも実現できそうです。これが少しでも役に立てばいいのですが。私が伝えたいのは、片付けが大変だということですね。

「Vasil後」も、たくさんの楽しみが待っている

まだ、2023年に向けてのイノベーションが残っていますし、それは楽しみでもあり、エキサイティングでもあります。この構造がなくなり、根本的に異なる構造に移行するという大きな変曲点を迎えようとしている分岐点まで来ました。
その過程では、膨大な量の学びがありました。しかし、公平を期すために、私たちは7年間の歴史を生き、多くの出来事を経験して、今に至っているのです。ロードマップや戦略など、コミュニティを適切に代表し、投票による同意の要素を持つ、巨大な会員制組織の存在が目前に迫っていることは、私にとって非常にエキサイティングなことなのです。多くの優秀な人材がこのプロジェクトに取り組んでおり、9月の発表が待ち遠しいです。
とあるイベントに近々参加する予定ですが、今は何も言えません。カルダノ財団と相互にNDA(機密保持誓約)を結びましたが、良いことがたくさん起こっています。アップデート委員会に関して、家の大掃除をすることになりました。この種のことはやらなければならないし、それは常にそうでした。また、プロキシ鍵や部分的な委任など、他のものについてもハウスクリーニングを行う必要があります。エコシステムとしてのgithubコミット数は、今でもナンバーワンです。 Vasilからのプッシュアウトは非常に複雑ですが、非常にシームレスで、エコシステムとして驚異的なアドバイスとコミュニティ全体とのコラボレーションを受け取っています。

カルダノは、一個人、あるいは一企業、一団体の集合体によってコントロールされていないのが現実です。 この点では、すべての暗号通貨の中で最も分散化された通貨の一つです。なぜなら、この巨大で超賢いコミュニティが、ある目的に向かって働いているからです。レガシーを取り除き、きれいにしなければならないこともあります。車輪を切り落とさなければならないこともあります。思ったより時間がかかることもありますが、それをやり遂げようという意思があり、コミュニティはそれを確実に実行に移そうとしています。しかし、私たちには、北極星が必要です。私はこのことについてよく考えました。では、私たちの北極星は何でしょうか? このようなことを行う際の指針となるものです。そして私たちにとってのそれは、分散化という概念です。正確にいうといくつかある中の一つです。
北極星(north star)はたくさんありますが、分散化という概念が今年取り組める大きな北極星だと思います。私たちは、「 Edinburgh Decentralization Index(エディンバラ分散化インデックス)」というものを立ち上げています。エディンバラ大学を拠点に、暗号通貨の非中央集権化を測定する予定です。
ですから、夏の間、いくつかの論文が書かれることになります。エジンバラ大学とチームが管理するラボが設立される予定です。このラボでは、ビットコインから始めて、イーサリアム、カルダノと進み、実際にインデックスを作成する予定です。このインデックスでカルダノがどう評価されるかはわかりません。良い評価の項目もあれば、それほどでもない項目もあるかもしれません。それを集計して点数を出します。素晴らしいのは、オープンソース・プログラムの運営監視委員会が、どうすればこれを改善できるか、どうすればこれをより良くできるかという議題と戦略を立てることができる点です。

今まさに、カルダノに「追い風」が吹いている

ですから、北極星がいくつも必要です。プロジェクトを特定の方向に導くための星座の集まりが必要なのです。1つは分散化であり、レジリエンス(回復力)も必要です。さらには効果やコストそして用途と実用性です。私たちは、初期のロードマップにおいて、こうしたさまざまな懸念のバランスを取るために最善を尽くしました。しかし、すべての人が常にハッピーでいられるわけではありません。
例えば、スマートコントラクトの市場投入が遅かったため、カルダノは今日起こっている多くのDefiを逃すことになりました。2021年には、「こいつらはなんて馬鹿なんだ、なんて非力なんだ」と言われたものです。
今、DeFi市場が崩壊し、指数関数的な損失が発生しているため、この遅れが実際には私たちへの追い風となっています。私たちはそのような海で遊ばなかったので、サメに噛まれずに済んだだけなのです。スマートコントラクトはもう少し早くからエコシステムとして存在していたかもしれませんが、開発モデルに対する慎重な配慮が足りず、最終的には、暗号通貨エコシステムが現在取り組んでいる多くのハッキングやプロトコル設計の欠陥などの問題に悩まされることになったかもしれません。
それは実際にいくつかの主要な暗号通貨を崩壊させるかもしれません。LunaもCelsiusも既に破壊されましたし 指数関数的にリスクが拡大し続ける中、もっと多くの崩壊が起きるでしょう。そのような中でロードマップを策定するのは難しく、それをまとめる適切な人材が集まるのを待つ必要があるのですが、まさに今がその時なのです。

実は、コミュニティはコロラドで大きなイベントを開催する予定です。Rare Bloomのイベントですが、私はその開催には全く関与していませんが、2,000人以上集まるようです。ブラジルで起きたコミュニティ・イベントが、世界各地で突然実現するというのは、考えてみればかなり異常なことです。その点では、かなり特別なことなので、みんな準備はできています。
5年前にメンバーベース組織にできればよかったのですが、当時のチェアマンはコミュニティのニーズよりも自分のニーズを重視することにしたのです。しかし、回復力のあるエコシステムには軌道修正能力があり、悪質な人材を排除することができるはずで、それが今回起こったのです。しかし、残念ながらレガシーな構造を残したままでは、メンバーベースの目的に適うことはありません。
ですから、意味のある構造を構築し、その中に組み込まなければならないと思いました。少しスピードは落ちますが、意図はまだそこにあり、あらゆるものを移行させることができます。
もし、参加したい方がいれば、ウェブサイトが立ち上がったら登録して、ぜひ参加してください。もしくは、ADAを利用して投票してあなたの声を聞かせてください。私たちは、分散化のような客観的な指針を提供できるよう、最善を尽くします。それは基礎的なものです。そして、他にもじっくり考えるべきことがあり、それはどんどん進んでいます。

「Vasil」が本来の「スマコン開始バージョン」だ

全体として、それはただのアイデアに過ぎなかったと考えれば、かなり驚くべきことであり、そう考えると、私たちは皆、この旅に一緒に乗ってきたのです。
2015年にホワイトボードに書かれたアイデアから、この技術的なリヴァイアサン(個人が集まり構成された巨大な権力の集合体)になりました。
カルダノは、ブロックチェーンエコシステムの月面着陸のようなものです。
私たちは100以上の論文を書きました。たくさんのコードが持ち寄られ、世界的なムーブメントを巻き起こしたのです。 私たちは、VoltaireBashoのような偉大な人々に敬意を表し、ますます分散化し、長い間ここにいることになる人々の集団を作り上げたいという願望についての基本概念と原則に忠実であろうと努めています。

私たちは暗号通貨の中で最も強いコミュニティを持っていると思いますし、これからも強いコミュニティを持ち続けると思います。難しいこともありました。Shelleyを連れ出すのは大変な仕事でした。あれは本当にsad pandaな状況でした。Goguenもまた、決して簡単なものではありませんでした。
私自身は、できればVasilを、去年の9月に立ち上げたAlonzoの代わりに立ち上げたかったのです。しかし、皆さんはそんな中でも、CornucopiasWingRiders, MinSwap, MuesliSwap, Sundae Swapliquid , Orbitsなどのすばらしいものを構築してくれました。Vasilによって、もっといろいろなことができるようになるでしょうし、もっと簡単なライブラリを作る必要があるとか、ドキュメントを作る必要があるとか、いろいろなアドバイスが来るでしょう。今、コアな部分だけでも15社以上の人が集まってやっていますが、それらをすべてメンバーベースの組織に巻き込むことができるというのは、かなりすごいことだと思いますので、今年の後半は反映の期間となるでしょう。
議論の時期でもあります。後始末をする時期でもあります。そして、本当に深く掘り下げ、全員が正しい場所にいるようにする時期でもあるのです。

「カルダノの基礎」は、これから最終段階に

そのために、今私たちはこのVasilと拡散パイプラインの実装に一生懸命に取り組んでいるのです。Cardano上で本当に面白いものをたくさん作るための十分な余裕がそこにあると思いますし、私はずっとやりたかった「RealFi」のビジネスに取り組むことができます。
私がCardanoを作ったのは、銀行口座を持たない人たちに銀行サービスを提供し、30億の人たちが今は持っていない金融オペレーティングシステムを使えるようにするためです。それは私の個人的な使命に過ぎません。あなたの指名である必要はありませんし、カルダノはオープンなプロトコルなので、誰でも好きなように使うことができます。
そのために作ったし、それを追求するために人生の大部分を費やしたいと思っていますが、そのためには良い基盤が必要で、今まさにそれをやっているところなのです。エコシステムとしての基盤の最後の要素を完成させているところです。
弱気相場では、誰もがより協力的になり、より多くの人が参加し、一緒に仕事をすることを望み、実際に連絡を取り合うようになります。強気相場は、皆がズルをし始め、人々は非常に敵対的になり、極めて否定的な言葉が使われ、非人間的なことが起こりますが、それはそれでいいんです。つまり、これはサイクルの本質なのです。私は今まで6つのサイクルを経験してきたので、市場の強気と弱気にどう付き合うかによりますが、私はそれに慣れています。
私は、傲慢なマキシや残忍なコメント、裏切りには決して慣れることはありませんが、経済的なインセンティブが一致したときに人々が異なる行動をとるという事実には慣れました。そういうものであり、それを受け入れるのです。揺るぎない唯一のことは、カルダノコミュニティはこれからも存続し、皆さん一人ひとりが求められたらいつでもその場に立ち上がり、やり遂げるということです。
7月と8月には、Webサイトが完成します。もしあなたがメンバーベースの組織に参加したいのであれば、先にサインアップしておいてください。そして9月には、その名称や仕組み、法的な構造などを発表することができます。そのためには、法的な枠組みをどうするかとか、いろいろなことが必要です。
コード面では、先ほど申し上げたように多くのクリーンアップを行い、「Vasil後」は膨大な量の技術的負債の削減とリアーキテクチャを行い、そして多くのバックログを処理するよう推進しています。

それでは皆さん、また次回に。ありがとうございました。また近いうちにお話ししましょう。

 

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チャールズ・ホスキンソン「米国議会演説」【クイック翻訳】


2022年6月23日に チャールズ・ホスキンソン氏が行った、「アメリカ下院の農林水産委員会、コモディティ・エネルギー・クレジット委員会」でのスピーチを全文翻訳しました。暗号通貨規制に関する重要な内容です。より読みやすい、CoffeePool☕️による独自編集でお届けします。

翻訳協力:@dino_coffeepool、編集:hix_coffeepool

I. はじめに

マロニー委員長、フィッシュバック筆頭理事、小委員会メンバー、来賓の皆様、この公聴会に私をお招きいただき、ありがとうございます。私はチャールズ・ホスキンソンと申します。
本小委員会の活動に心から拍手を送るとともに、ブロックチェーン業界のためにフォーラム開催の時間を割いていただいた皆様に感謝します。
私は、デジタル資産規制の将来について十分な情報を得た上で、しっかりとした話し合いを行うために必要なすべての情報を提供できることを嬉しく思っています。

II. IOG、私たちの活動紹介

私はイーサリアム・ブロックチェーンの創始者の一人であり、カルダノ・ブロックチェーンの創始者、そしてブロックチェーンやその他の最先端技術の開発に注力する研究・エンジニアリング企業である「Input Output Global(IOG)」のCEOでもあります。
IOGは、カルダノ・ブロックチェーンの構築に貢献した米国企業で、ブロックチェーンを利用した自己主権型IDソリューション「アタラ・プリズム」や、個人が様々な金融サービスにアクセスできるデジタルポータル「Lace ライトウォレット」など、カルダノブロックチェーン上の製品も手掛けています。
IOGの研究チームは、ブロックチェーン技術に関連する140以上の学術研究論文を発表しており、ワイオミング大学、カーネギーメロン大学、スタンフォード大学、エジンバラ大学などの学術機関と関係を結んでいます。
米国以外では、アフリカ全域(特にエチオピア、タンザニア、ケニア、ブルンジ)で、農村部でのブロードバンドサービスの拡大、マイクロファイナンスや融資のマーケットプレイスによる金融包摂の拡大、学生や教師へのデジタルIDや検証可能な証明書の提供などに取り組んでおり、これらはすべてカルダノ・ブロックチェーン上で実現されています。

III. 現実世界の問題をブロックチェーン技術で解決する

分散型台帳(すなわちブロックチェーン)は、透明性、監査可能性、タイムスタンプ、不変性が必要な情報を保存します。このプロセスにより、社会的・経済的な関心事の記録を、信頼性が高くプログラム可能なものにすることができます。
パブリックブロックチェーンは、多くの商品と同様に、本質的に非中央集権的であり、パーミッションレスである。
例えば、私はコロラド州の自分の農場で干し草を栽培しています。私は許可を得ずして、自分の干し草を植え収穫していますが、それと同時にグローバルでダイナミックな市場の一員となっています。
このような市場にはすべて規制や管理がありますが、この市場が何らかの形で機能することを保証するために、中央集権的な「干し草機関」の設立を想定したりはしません。そのような不適切な仮定は、かつてのソビエト連邦における中央計画化であり、現代の経済ではあり得ないことです。
ブロックチェーン・プロジェクトは、このような非中央集権的な倫理観を運用・体現しており、強引で時代遅れの規制構造の重みによって失墜してしまう可能性があります。

私は牧場主なので、水資源の権利、放牧のための土地の賃貸、公有地の管理団体など、数多くの契約、誓約、経済的な手続きに対処する必要があります。
これらの活動の多くはデジタル化されておらず、政策立案者、規制当局、研究者に新たな価値を提供するような形で共有されているわけではありません。
これらの活動がブロックチェーン上で行われ、管理され、そこで得られる情報が共有されれば、こうした活動は透明で監査可能なものとなります。
例えば、牛肉業界を見ると、牧草による飼育の証明書や、貿易金融、消費者へのアプローチ、消費者によるフィードバック、認証、生産から消費者に至るまでのトレーサビリティなど、ブロックチェーン技術は業界のサプライチェーンはもちろん、持続可能性と安全性に大きな価値を生み出すことができます。
トレーサビリティに関しては、「BeefChain」(IOGがプロダクトを提供)は、消費者が牛肉製品を追跡できるようにするブロックチェーンスタートアップです。
この「BeefChain」はCardanoのブロックチェーン上に構築され、IOGが提供する「Atala Traceソリューション」を利用しています。

2019年には、「Process Verified Program(生産過程認証プログラム)」によるUSDA認証を取得しました。これは、ホルモンフリーであるなどの特定の特性が、米国の食品安全規制に沿った監査・認証として扱われることを意味します。
「BeefChain」は、家畜の固有識別を可能にし、原産地を保証します。これによって、牧場主は高級牛肉をプレミアム価格で提供することができ、消費者は消費する肉に大きな信頼を寄せることができるようになります。
ワイオミング州で行われている「動物の焼印」に関する規則や手続きをデジタル化することで、検査官は数千時間を短縮し家畜販売の迅速化だけでなく、環境配慮や動物保護への配慮、サプライチェーン管理のデータ収集などが可能になります。
家畜のブランド化は、その記録がブロックチェーン上に永久に固定されることで、新たな価値を持つようになります。
私の会社が行っている業務の一部ですが、IOGはエチオピアの教育省と協力して、同国の500万人の生徒と教師のために、ブロックチェーンベースのデジタルIDと検証可能な学歴証明書を作成することに取り組んでいます。
この重要なプロジェクトの目標は、データ主体型の政策決定を可能にすると同時に、不正のリスクを減らすことで、学生が大学や就職市場に対して、国内外において自身の教育実績を証明可能にすることです。
さらに、IOGとWorld Mobileのパートナーシップでは、Cardanoブロックチェーンを活用し、アフリカ大陸の遠隔地やアクセスが困難な地域に力を与え、誰もが平等にサービスや機会を利用できるようにすることで、完全につながったアフリカの基礎を築くものです。
カルダノ・ブロックチェーンを活用したワールド・モバイルのメッシュネットワークモデルは、拡張性のある共有インフラ、セキュリティ、透明性、自己主権を実現し、人々がインターネットサービスを利用するためのコストと障壁を低減することが可能です。
シェアリングエコノミーは、ネットワークのすべての参加者に、その成功に対する相互の利害関係を提供します。

ケニアとガーナでは、暗号通貨の流動性と現実の経済活動の間の摩擦を取り除き、より安価な金融商品を提供する商品のエコシステムを通じて、より簡単に資金調達に取り組むための活動をしています。そのためにIOGは、Pezesha Africa Limitedと提携し、運転資金のための短期融資を求める中小企業への融資を促進しています。
この活動の目標は、シームレスな融資を可能にする、シンプルで摩擦のないツールを構築することです。
もう一つの米国でのユースケースとして強調したいのは、IOGとDISH Network Corporationの戦略的提携です。
これにより、ブロックチェーン技術を利用したロイヤルティプログラムが開発されています。両社は、Cardanoブロックチェーンに支えられたトークンベースのロイヤリティシステムの構築に取り組んでいいます。
このロイヤリティ・トークンの残高は、DISHが管理するデジタルウォレットを使用して、毎晩バッチ処理で調整され、IOGのAtala Prismを活用することで、個人を特定できる顧客情報が含まれないようにします。
このコラボレーションの最初のステップは、Atala PRISMのIDサービスとCardanoのネイティブアセット機能を通じて、DISHのインフラにブロックチェーン機能を実現し、DISHがより良いサービスを提供することで、利用者が安全に接続できるようにすることです。
これらの使用例やプロジェクトは、ブロックチェーン技術が米国、特に地方の遠隔地にもたらす経済発展や成長の一端を例示しています。

IV. ブロックチェーン産業の目的とは

デジタル資産をどのように規制し、消費者を保護し、現代社会における現実と、業界の成長を一致させるかを議論するなら、イノベーションが解決を難しくしている事実を認める謙虚さを持ち、その代わりに原則に焦点を当てるべきです。
言論の自由という概念は、新しいテクノロジーによって常に挑戦されていますが、言論の自由に関する憲法上の概念は変わらないことを認識することができます。
私たちは、政府の干渉や報復を恐れることなく、自由な社会で自分自身を表現したいという願望を持っています。ブロックチェーン業界と米国政府との関係において、考え方の指針となるべき原則は何でしょうか。
もうひとつの米国の創造物であるインターネットを考えてみると、そのガバナンス、進化、革新は、国際電気通信連合(ITU)やその他の超国家機関によってコントロールされているのではありません。接続性、容量、実用性の向上という、自明の「共通の目標」に向かって協力し、相互接続され相互依存している何千もの機関や民間企業によって行われています。
米国は、インターネットを繁栄させ、米国がインターネット技術における主要な役割を果たし、それを維持するために、パブリック・プライベート・パートナーシップを受け入れました。
これと同様に、米国のブロックチェーン産業が繁栄し、その可能性を最大限に発揮するためには、民間部門と協力する多くの異なる機関が必要となります。
1兆ドル企業の台頭をもたらしたインターネット規制の枠組みを議論した1990年代の先行議会のように、今議会もブロックチェーン業界と協力して、イノベーションと適応に対する我が国の顕著な能力を活用する原則ベースのアプローチに向けて、大きな成果を上げることができると確信しています。
特定の法域の境界線に隔離され、報告と開示のために中央集権的な団体にのみ依存するカテゴリーベースの規制は、ブロックチェーンを基盤とする分散型エコシステムにおける実行力は期待できず、かえってイノベーションを阻害することを認識することが重要です。
一方で、より柔軟な原則ベースの規制は、始まったばかりの業界を締め付け、企業を海外に追いやることなく、生まれたばかりのテクノロジーと共に適応・進化させることができます。

V. ブロックチェーンがどのように米国産業に貢献できるか

20 世紀を振り返ると、米国の優位性は、金融サービス、テクノロジー企業、製造能力のという、3 つの柱に支えられてきました。
これらの産業は、グローバル化、競争の激化、新技術、そして持続可能で価値主導の世界経済を確保するための環境・社会ガバナンス(ESG)ルールを定義したいという要求のもと、急速に変化しています。
ブロックチェーン業界は、21世紀を通じてこれらの業界の信頼性、コンプライアンス、競争力を実現できる基盤技術を構築しており、それによって「もう一つのアメリカの世紀」を確実なものにすると私は信じています。
ブロックチェーン技術が提供する、透明で不変であり常に客観的な台帳は、記録管理、報告、監視のための驚異的なツールです。
言い換えれば、ブロックチェーン技術自体が、消費者を保護し、市場の健全性を守るために展開できるツールの多くを提供することができるのです。
分散型取引所(DEX)をフロントランニングやセキュリティ侵害から守るのと同じコンセプトで、Chainalysisのようなレグテック企業も、取引所に関する前例のない情報を政府機関、規制当局、経済学者、金融エンジニアに提供するために利用することができるのです。
このデータの収集は、パーミッションレスであり、ロイヤリティフリーです。
ダークプール(取引所の内部取引)はもう不要です。中央集権的なブローカーはもう不要です。
ブロックチェーン技術の力は、その普遍性とイノベーションのためのパーミッションレスモデルにあります。
真の競争は、誰もが平等に市場にアクセスできるときに存在します。
私の会社IOGは、エチオピアからモンゴルまで、多様な国々でブロックチェーン関連の事業展開を進めるために、ロイヤリティの支払いや特許申請、ライセンスの取得を必要としたことは一度もありません。
牧場主がブランドを登録する場合と同じツールを、土地の権利証やクレジットスコア、あるいは楽曲を表す非可溶性トークン(NFT)の発行に再利用し、そのアーティストが公正な報酬を受け取ることを保証することができるのです。
ブロックチェーンは、これまで社会が経験したことのない規模とスピードで、価値、思考、商取引の流動化を可能にします。
これらの新しい能力の「結果」を予測するのではなく、「どのような消費者や市場のリスクから守るべきか」「消費者が持つべき基本的な権利は何か」そしてこれらの新しいツールを「最大限の利益のためにどのように使用するか」を決定すべきです。
米国から発信される規制や法律に準拠することは、ブロックチェーン業界、国家、世界にとって指針となる価値観でなければなりません。
なぜなら、何の統制もない開発のスピードは、詐欺、無駄、乱用の横行を招くからです。

VI. 正しく、責任のある規制のあり方とは

IOG、私、そして業界の多くの人々は、デジタル資産とブロックチェーン技術に対する適切で責任ある規制に賛成し、支持しています。
しかし、これは新しい技術であり、根本的に新しい資産クラスであるため、約1世紀前に作られた法律や検証方法の枠内には、簡単に当てはめることはできません。
暗号通貨は金融の幹細胞であり、ほぼすべての資産になりうるプログラム可能なソフトウェアであり、時間とともに変化することが可能です。
実際、同じ暗号通貨は2つとなく、暗号通貨の用途、機能、特徴は、「誰が、なぜ、どこで暗号通貨を保有するか」によって異なります。
暗号通貨は、データの検証、情報や価値の移転、商品の購入、サービスへのアクセスの提供、報酬や会員制プログラムとしての機能、価値の貯蔵や投資として、すべて同時に、または暗号通貨の生命活動の中で異なるタイミングで使用できます。
米国議会は、これほど「同時に多くの異なるものになり得る存在」の規制を試みたことはありません。
確かに、暗号通貨の中には証券であるものもあれば、商品であるものもあり、その両方であるものもあります。しかし、多くはそのどちらでもない可能性があります。暗号通貨がどのように分類されるかにかかわらず、次の3つのことを念頭に置く必要があります。

(i)米国の既存の規制制度はこのような資産を想定していない
(ii)暗号通貨がなければ、ほとんどのブロックチェーン技術は単に機能しない
(iii)規制目標は、適切な消費者保護を促進し市場の整合性を保証することである。

この点については、暗号通貨を証券または商品と表示することを必ずしも必要としない規制的アプローチによって達成することができます。
米国の証券取引法は、中央集権的な主体(例えば、識別可能で、その株式の保有者に財務データやその他のデータを提供する役割を永続的に担える企業)が存在し、今後も存在することを前提に投資家と市場の保護を実現しています。
ブロックチェーン技術、ひいては暗号通貨の中には、当初は企業に似たある程度中央集権的な主体によって作られたり、裏付けされたりするものもありますが、そうしたものだけではありません。
時が経つにつれ、すべての暗号通貨やブロックチェーンが、そうした技術を支える当事者として特定できる中央集権的な主体が存在しない状態で存在することを想定することができます。
このような中央集権的な責任者の存在を前提とした既存の法規制は、ブロックチェーン技術やその技術を推進する暗号通貨の場合、単純かつ論理的に機能しません。
責任ある規制は、ブロックチェーン技術が米国の競争力、米国の安全保障、特にデジタルインフラ、米国人の金融包摂、経済発展・成長の促進に果たすことのできる重要な役割について、「理解すること」から始められるべきです。

VII. おわりに

暗号通貨と、暗号通貨の運用と機能に依存する広範なブロックチェーン産業は、過去10年間、商業化されていない、有志者たちの開発者の小さなグループから、高度なエンジニアリング、科学研究、上場企業、世界中でこれらの技術を使用する何千万人もの人々を包含する1兆ドル規模のグローバルエコシステムに成長しました。
ブロックチェーン技術の大きな成長は、インターネットに匹敵するものであり、より安価で効率的な決済システム、暗号技術によるインフラのセキュリティ強化、新しいガバナンスの形態、自己主権型のアイデンティティなど、間違いなくより大きなチャンスをもたらします。
しかし、この新しいテクノロジーは新たな課題も生み出し、多くの既存システムが抱える既存の問題をさらに増大させました。
カウンターパーティリスクや、中央集権的な仲介者を解さない情報と価値の瞬間的な移動、複雑なビジネスプロセスや構造を迅速にアップグレード可能なオープンソースソフトウェアに縮小することは、地球規模で物事を捉え、地球規模の速度ビジネス活動を進められるようになったことを意味しています。
これらの実際の使用例、業界の指針となる価値観に関する私の意見、ブロックチェーン業界の約束に関する考えを発表する機会を得られたことに感謝します。
私の知識とネットワークは、この小委員会でいつでも利用可能であり、立法プロセスを助け、支援することができます。
最後に、米国が米国のブロックチェーンと暗号通貨産業の規制の将来について議論している間、今後数ヶ月間、実りある継続的な対話ができることを願っています。お時間をいただき、誠にありがとうございました。

 

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コンセンサス総括と、暗号通貨の未来について【超訳チャールズ・ホスキンソン】

2022年6月14日に公開された、チャールズ・ホスキンソン氏の動画、
「Post-Consensus, Markets, and Thoughts」を【全文翻訳】しました。
コンセンサスのイベント総括だけでなく、チャールズが今後、アメリカ議会とどのように向き合っていくのか、そうした決意が込められた重要な配信です。ぜひご一読を!

翻訳協力:@dino_coffeepool、編集:hix_coffeepool

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皆さんこんにちは、チャールズ・ホスキンソンです。
いつも暖かく、いつも晴れている、コロラドからお届けします。

今日は2024年…おっと、間違えました、2022年6月13日です。コンセンサスから戻ってきたばかりで、まだ疲れています。同イベントには17,000人の人々が集まりまり、コミュニティ・イベントには1,200人以上が集まりました。
たくさんのVIPが集まり、素敵なパーティが開かれ、イライジャ・ウッドがDJとして登場し、アイス・キューブも来てくれました。だから、こういうことをやるとは思ってもみなかったけど、楽しかったね。ステットソンハット(カウボーイ的な帽子)をたくさんプレゼントしたし、テキサスはいつも楽しい。バーベキューを食べ過ぎたけど、コンセンサスにいるときはこんな感じです。

大盛況に終わった、カルダノのコンセンサス参加

今回のイベントは、1つのエコシステムとして「カルダノ」が非常に大きなインパクトを与えたという意味で、本当に特別なものでした。
現在、この業界では「安定性、品質、確実性」が強く求められています。今日、ビットコインは約14%下落していますね。市場はあまりうまくいっておらず、ビットコインが2万ドル以下になる可能性も十分あります。
これは、物事が過熱していたためで、現在は後退しています。株式市場はひどいもので、インフレ懸念は大きく、金利は上がっています。世界的な不況で、1ガロン(約3.7L)のディーゼルガソリンが7ドル、4Lが28ドルでは、何もできない。いかに物価が高いか、皆さんお分かりですよね。

コンセンサスのおかげで、私たちはカルダノのエコシステムの多くの開発者と会うことができ、「なぜカルダノにいるのか、そして何をしているのか」を聞く機会がありました。
「長期的にカルダノにいるのか、それとも最近になってきたのか」を聞きくと、彼らの誰もが、「問題解決」に情熱を傾け、懸命に努力し、それを成し遂げています。
「国全体にインターネットを配信しているエアノード」から、「まったく新しい世界を構築しているメタやNFT」、そしてDEXサイドの実に興味深いものまで、さまざまなものを目の当たりにして、本当に驚きましたし、興奮しました。

開発側の使用体験に関する会話は、最も素晴らしい内容の一つです。
私たちは、カルダノ・エコシステムのDeFi側の多くの人々と、新機能のリクエストについて本当に深いミーティングを何度も行いました。
また、エコシステムとして9月頃に発表できるであろうカルダノのオープンソースプロジェクトについてもたくさん話をしました。
要するに、メンバーベースの組織(参加者が主体となる組織)へと移行しつつあるということです。そのような組織になる時期が来たのです。そのため、膨大な量のインターソースやJira(バグトラッキング用ソフトウェア)が進められています。
この夏は、あらゆる面で非常に忙しい夏になりそうです。毎日が同じことの繰り返しで、みんな落ち着いているように思います。ただ働き、ただやり遂げるだけです。エコシステムを構築するのはとても楽しいことで、その過程で多くのことを学び、配信を続けています。

インプット・エンドーサー」は順調に進んでおり、そこでは大きな進展が見られます。Duncanとチームは、この問題の深いニュアンスを本当に掘り下げています。私たちは、エコシステムとしてのカルダノのネットワークスタックを進化させ、新しいユースケースとユーティリティを見つけ続けています。Mithrilでは大量の進捗、Hydraでは大量の進捗があり、そういう意味では、驚きというのはありません。

「次のTelaやCelsius」を生まないために、私たちに必要なこと

CelsiusやTerra Lunaなどを見るとあらゆる驚きを見ることができます。あのように「永久にリターンが保証される」ような、スーパー・アメイジングな金融工学を作ろうとすると、さまざまな泥沼にハマってしまうのだと思います。

現実では、技術的な努力であれ、商品的な努力であれ、知的な努力であれ、人間の努力には浮き沈みがあるものです。成功もあれば失敗もあります。その点では我々の業界も同じです。
「クリプト」という言葉を加えたからといって、多様性や 深いリサーチ、リスク管理も存在しなければ、金融物理学の法則が変わるわけではありません。
この業界は、新しい業界であり、エキサイティングな新しいものがあるため、ボラティリティが非常に大きく、必然的に勝者と敗者が多くなり、敗者の側に偏ることになります。

この1カ月半から2カ月、議員たちとたくさん関わり、非常に深く、詳細な話し合いを行ってきました。上院の公聴会も開かれ、議会からの質問も来ます。暗号通貨の将来について、立法府では多くの関心が集まっています。このような話し合いの中でポジティブなことは、ほとんどの合理的な政治家の間で、暗号通貨が今後も存在することを全面的に認めていることです。
市場は上昇し、市場は下降する。不正を働く人もいます。しかし、従来のマーケットプレイスや従来のテクノロジーと同様に、これは革命的なテクノロジーであり、多くの用途と実用性が待ち構えていて、さまざまな分野で根本的な変革をもたらします。市場の上下は、これらの事実を無効にするものでは決してありません。

とはいえ、ルールは確立されなければなりません。なぜなら、今は必要なほどうまくいっていないからです。ようやく立法府がそのことに目覚め、アメリカでも何かが起こるでしょう。オクスリー法などの基準が全世界に波及し、米国の基準との対比や合併を反映した規制が行われるようになると思います。

私たちは、根本的な問題を解決しようとしているのです。
例えば、私たちは地方分権という概念に非常に関心があります。そのため、分散化指標を立ち上げて測定を開始し、話し合いを始めようと思っています。この指標は、最終的にはNIST(米国国立標準技術研究所)や標準化団体に組み込まれ、エコシステムが特定のマイルストーンを達成したことを証明するための共通指標として使われることが私の希望です。
スループット」の定義が必要です。道路のルールを明確にするために、消費者保護のルールづくりが必要です。

イノベーションの面では、ブレイクテックが暗号通貨業界で最も急速に成長すると思われます。「KYCの自動化」、特定のユースケースにおける「アイデンティティとメタデータのトランザクションへの埋め込み」は、非常に理にかなっています。

下落相場こそ「膿を出し切るチャンス」だ

問題は、「この線上にあるものはすべて問題だ!」という、直感的で、ほとんど幼稚な批判があるように思われることです。
ここではっきりさせておきたいのは、アメリカのどの議員も、どの行政府のメンバーも、BitconnectやTerra Lunaの問題に責任を負っていないということです。
この業界の誰もが(私たちはある意味これは適切ではないと思っていますが)、これらの問題を受け入れ、自分の問題だと考え、人々の声を聞く必要があると思っていません。
もしそうすることができれば、私たちは知恵を得ることができ、集団でアプローチを考え出すことができるのです。そうすれば、何度も何度も繰り返されるモラルハザードを起こすことなく、業界として望むような形で事業を継続することができるのです。

この弱気相場は、絶好のチャンスです。ライバル心を捨て去るチャンスです。不正を止めるチャンスです。
ソーシャルメディアによって増幅された膿や、人々の点数を稼ごうとするコミュニティ・マネージャーによる膿が薄れ、基本的な技術研究に関する法律や標準について協力し合えるようになる機会です。
私たちは一貫して、さまざまな団体に声をかけてきました。ハイパーレッジャー・グループのfireflyのメンバーからUTXO連合(UTXO alliance)までにわたって提携関係を構築してきました。そのほかにも、the horizonやergoのような他の暗号通貨、Algorandを含む多くの科学的アプローチの暗号通貨プロジェクトと軒並み素晴らしい関係を持っています。

多くの場合、2つの組織の間で人が行き来しています。そして、その協力関係を通じて、双方で知識を得ることができるので、今後も続くでしょう。弱気相場では、こうあるべきなのです。
私たちは、業界として何をすべきか、その方向性とポイントを深く考え、人々と議論を交わしながら、構築していかなければなりません。そして最終的には、振り返ってみて、自分たちは良いことをしたと言えるような地点に収束していくべきなのです。

自己破産をすることが、こうした人たちにとっての唯一の答えであると考えるのは無理があります。アルツハイマーになった人はどうするのか、突然死んだ人はどうするのか、鍵はなくしたのか、遺産分割協議もないのか、相続もないのか。解決策が必要なのです。
この業界のポイントは、ある哲学を剥奪して、別の哲学に置き換えることではなく、人々がどのような哲学を持ちたいか、選択できるようにすることです。
他の人が自己の権限を持つことを無視してはいけないし、自分と違うことを選択した人に「あいつは悪いヤツだ」と避難してはいけないのです。
これは、暗号通貨以前には、私たちに与えられていなかった選択肢です。私たちは暗号通貨をきっかけに銀行システムの仕組みを学び、経済的な代理権のレベルやプライバシー、アイデンティティの本質を学びました
今、私たちは初めて発言権を得ました。このわずかな期間に、私たちが取り戻そうとしている権利を確固たるものにしなければ、人々は私たちからそれを奪おうとするでしょう。

しかし、そこに至る道は、批判を聞くことです。懸念やモラルハザードに耳を傾けることです。
この下火の時代に起きていることは、そうした反省を生かす素晴らしい機会であり、経営者が素晴らしい体験を構築できない理由はありません。

経営者が素晴らしい技術を構築できない理由はないのです。より優れたウォレット・インターフェイス、ウォレットの回収方法、鍵の保管方法、それらをより安全に行う方法など、すべてを改善することができます。
私は、米国やその他の国の米国法全体を機械的に理解できるようにし、AIやその他の技術で操作・変換・利用できるデジタルオブジェクトにして、スマートコントラクトに組み込む方法を探す必要があると考えています。
そうすれば経営者は、必ずしも弁護士に相談することなく「この取引が合法かどうか」という簡単な質問をすることができます。
それが私たちが目指すべき未来です。また、現在の法制度が抱える矛盾や食い違い、抜け穴を明らかにし、立法者と協力して、理にかなった部分に修正を加えることも可能でしょう。

この業界でリーダーの一人になるのは大変なことです。何事にも精通し、常に1000点満点の成績を収めなければならない。そうでない場合は厳しく評価され、そうであっても賞賛されることはほとんどありません。
しかし、それは問題ではありません。なぜなら、重要なのは皆さんの集団的な努力だからです。それが私たちなのです。
カルダノも、イーサリアムもビットコインも、一個人の膨大な努力によってここまで来たわけではありません。大勢の人々が、自由と解放を選択することは基本的に良い考えであると判断したからこそ、そこに到達したのです。

このように、私たちは落ち込んだときにもその教訓を忘れてはなりません。裸の日はその教訓を考え 心に刻まなければなりません。
そして可能なら他の努力と同じように 私たちのすることをもっと身近で魅力的なものにする方法を見つけなければなりません。

世界の中央集権化を防ぐために、私たちに必要なこと

繰り返しになりますが、おそらく毎日お願いすることになると思いますが、この業界の毒気や陰口は脇に置いておく必要があります。
そして、この業界では、うまくいっていないことについて、知的な意味で正直にならなければなりません。
私たちの業界には、クロスチェーンの標準が必要です。スマートコントラクトの標準が必要です。
この業界では、私たちの有無にかかわらず、規制に関する会話が交わされているからです。イノベーション、雇用の拡大、この業界がもたらす素晴らしいもの、この業界がもたらす回復力、この業界がもたらす思考の変化が維持されるよう、私たちが影響を与え、変えていくことができるように、私たちがその参加者になることが非常に重要なのです。

そうでなければ、CBDCや許可制に吸収され、最終的には少数の人が多数の人のデータの身元と価値を完全にコントロールする、ディストピアの現実が待っていることでしょう。
私たちは、そのようなことを許すわけにはいきませんし、私たちが業界として小心者であり続ければ、それは既定路線となります。もし私たちが最大主義という悪魔に屈し続ければ、既定路線としてそうなるでしょう。
そして、もし私たちがそこから抜け出す方法を革新しないなら、それは既定路線として起こるでしょう。私たちがしなければならないことはたくさんあり、これから数週間、数ヶ月、私たちはそれを続けていくでしょう。

カルダノエコシステムは確実にそれに向かって行動しています。
現在、Cardanoのエコシステムには14のウォレットがあります。エコシステムとして認証基準を作り、安全なウォレットであることを保証し、人々がセキュリティに対して合理的な期待を持てるようにしなければならないのです。

現在、世界中の何万人もの人々がCardano上で1000を超えるプロジェクトを構築しています。これらのプロジェクトがエコシステムとして展開される際には、他のチェーンで起こったような事態に陥らないよう、基本的なスタンダードを遵守することを保証しなければなりません。
NFTのような資産だけでなく、こうしたDAOのガバナンスで持ち上がるあらゆる種類のものに対する知的財産の法的包囲網について、膨大な疑問が存在します。知的財産、DAOの法的領域、そしてこれらのDAOのガバナンスやNFTのようなDAOのアセットに持ち込まれる、あらゆる種類の膨大な問題があるのです。

私たちがそこに到達する唯一の方法は、私たちが一緒にそこに到達することなのです。私たちはIOHKではエディンバラ大学とともに、分散化インデックスや政策立案者との深い議論を通じて、この問題を解決するための役割を果たしています。そのうちの多くは、コンセンサスでご覧いただいたとおりです。

そのように、意見の相違を持ついくつかのものがある皆さんが、それぞれのアクションを起こすことができます。
多くの人は、現在はフルタイムやパートタイムではなく、会社ではなく、ブロックチェーン自体のために働き始めていることに気づいたかもしれません。

dcsparkのSebastianが辿ったのと同じプロセスから、今後半年間で3~5人のCIPエディターが誕生して欲しいと思っています。
もしあなたがエンジニアで、CIPを読んでCIPプロセスのスピードアップやレビューに費やす時間があるのなら、ぜひCatalystの資金提供に応募してください。
そうすれば、もしあなたが妥当な候補者であるなら、私もぜひ応援を投げかけたいと思います。

私は、深い人脈を築くことが本当に重要だと思っています。インフラを構築したり、カルダノのエコシステムをツール化する人も同じです。
何かを構築している人は、待っていてはいけません。Catalystに行きましょう。あなたがCardanoのために直接働けるように、そしてアンバサダーのために同じように構築し続けられるように、Catalystで資金調達できる方法を見つけましょう。
エコシステムのあらゆる側面に関わる人たちも同じです。あちこちの企業ではなく、コミュニティから千の花が咲き、すでにカルダノに取り組んでいる大勢に加え、すでに弾力性のあるシステムに多様なチェックとバランス、コントロールを加える時が来ているのです。

これらは、私たちがすぐに必要としていることです。技術者ならPlutusCardano Stack Exchangeを理解できるはずなので、質問に答えたり、人を指導したり、githubに行って新しいドキュメントを勧めたりしてください。そういう点で協力する必要があります。

もし、企業や個人の方で、ガバナンス運営委員会や技術運営委員会に参加されたい方がいれば、Webサイトを立ち上げて、名前や情報を集め、発表時に情報パッケージを送るので、その点から小さな軍隊を作り始めることができます。
これらは、法律や政策に関心がある人なら、今すぐできる短期的なことです。議員に手紙を書き、上院議員に手紙を書き、あなたの考えを伝えましょう。
私たちはエコシステムとしてそれを行うべきです。ルミス議員の暗号通貨に関する法案やその要約を読む時間をとってみてください。何が起こっているのか本当に理解するようにしましょう。税金の基準、保管の基準、資産の定義の基準が必要です。

先ほどまでドン・タプスコットのサイン会に参加していた。彼は「デジタル資産革命(Degital Asset Revolution)」という本を書き上げたばかりです。
表紙には、9つの小さなタイルが描かれています。そのひとつひとつが、米国の法律におけるさまざまな種類のデジタル資産を表しています。
私たちは、デジタル資産の代理人や適切な分類法さえ持っていません。このように、デジタル資産の整理は必要不可欠であり、また、デジタル資産業界が生き残り、成長し、繁栄するために、規制を明確にして、私たちの道を切り開くために必要な基本的法案を可決しなければならないのです。
このプロセスに参加し、州議会議員や連邦議会議員に声をかけ、再び一緒に取り組みましょう。

私たちは全力でこの最前線に立ち、今は私たちの声は小さいですが、これを大きな合唱するために、たくさんのリーダーたちと協力関係を築こうとしています。
この業界を、Celsius, Luna、Bitconnectなど、破滅的な損失や失敗、最終的な破壊につながった過去の出来事で定義されるようなものにはしたくありません。

そんなことは許されない。正しいことではないのです。それらは、私たちとは違います。私たちがここまで歩んできたのは、こうしたもののためではありません。
私たちカルダノは、すべての人のための1つのシステムを構築するために始めたのです。
一人ひとりに平等な配慮と、包括的な説明責任、そして保存・維持・享受の保証を与える、みんなのためのプロトコル群なのです。
自由を伴う労働の成果、それが公平であり、同意できる最低の共通項だと思います。そして、他のすべてを達成することができると思います。
もちろん、事実や状況に応じた意見の違いはあるでしょうが、人間一人ひとりに自由を得る権利があり、生まれた条件として仲間たちと平等に扱われることを保証される権利があるのです。

それが私たちであり、私たちの生きるべき社会なのです。

私たちはそれを実現することに失敗しました。憲法にきれいな言葉を書き、これらのものを維持し保護するための制度を作ろうとしても、制度は腐敗し、憲法は無視され、結局は人間は人間なのです。
ある種のもの、ある種の自由、プライバシーの権利、お金、アイデンティティを守るために、マシンによってそれが行使される必要があるのです。
これらは私たちにとっては非常に重要なものです。
だから私たちはカルダノを作りました。どうすれば、これらを守り、できるだけ多くの人にこれらを重要だと信じてもらえるか、そのための最善の努力です。

これは大変な日々です。多くの人がそうだと思いますが、IOHKの社員やこのプロジェクトに参加している多くの人にとって、月曜日にはこれをやって、火曜日はこれをして、その次の水曜日はこうなる、そんな一日です。

本当に世界を変えたいと思うのなら、皆さんがこれらを持つべきものだと思います。つらい日もあれば、いい日もある。でも、信念を貫き、鍛錬し、前進し続けなければならないのです。
だから、私はAMAを楽しみにしています。今週末にはまた行けると思います。さっきも言いましたが、小さなスタジオを建設中です。もちろん、1年を通して常に発表があります。一年を通してやることがあるからです。

コンセンサスは、信じられないほど成功したイベントでした。私たちのエコシステムにとっても、私たちにとっても。カルダノの存在を世界に示し、私たちが残した足跡の結果、多くの未解決の物語が生まれました。
実際、「コンセンサスはカルダノのイベントだった」と冗談交じりに言う人もいましたが、私はとても嬉しく思っています。

また、Cardanoブースのすぐ隣にあったメタバースのブースから「人が多すぎる」という理由で騒音について苦情があったという話も聞きました。
そして、このコミュニティの一員であることに感謝し、他のスペースにも感謝します。
私たちは皆、ビジネスのために開かれているのですから。さあ、行動を起こしましょう!

 

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️

●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
NAME:CoffeePool☕️
Ticker:COFFE
Poolid:1d2972246d8adda98836626a34e337525f5206e552715d28379b5fdb


スマートコントラクトと、その先【チャールズ・ホスキンソン動画翻訳】

2021年9月5日に公開された、チャールズ・ホスキンソン氏の動画、
「Smart Contracts and Beyond」を独自翻訳しました。(かなり長いです)

————

みなさん、こんにちは!
こちらはチャールズ・ホスキンソンが、暖かい日差しの降り注ぐコロラドから生放送しています。
今日は(9月)4日の土曜日、ワイオミング大学対モンタナ州立大学の試合を見るために、ワイオミング州のララミーに向かおうとしています。試合に行く前に、ビデオを作って、これから、今後の展開について、そして優れたシステムを構築するための方法について、少しお話しようと思っています。

(Alonzoが)テストネットに公開された今、人々は実際にそれを使って遊んでおり、人々はあらゆる種類のものを作っています。その結果、作られているものの中には、控えめに言っても、非常にアルファ的な方法で作られているものがあります。そのため、人々はアクセスコントロールに関する質問をしたり、並行性(concurrency)に関する質問をしたり、スループットやシステムの能力に関する質問をしたりしています。

これは初めてコンピュータサイエンスの授業を受けた人が、バブルソート(基本交換法)について学んで「なんで私のコンピュータはこんなに遅いんだ」と言うようなものです。その原因は、バブルソートを使っているからです。より優れたアルゴリズム、新しい優れた方法論や技術はすでに存在するのです。
私たちがエコシステムとしてやろうとしていることは、「市場に提供するスピード」と、「ツールや教育、コミュニティ主導のアプリケーションを開発する時間」とのバランスをとることです。

もし時間があれば、1年程度の非常に長いテストネット期間を設け、たくさんの人の大量の課題に目を配り、基盤となるインフラを壮大に進化させたり、教育したりすることができたでしょう。
しかし今、私たちは競争の激しい環境にいます。膨大な数の他のプロトコルがあり、多くの人が非常に早く動いています。長時間かけても、燃え尽きてしまっては意味がありません。
「安全上の問題がない」と判断できれば、期間を短くすることはできます。私たちは、メインネット上に、非常に簡単に解決できるある種の問題があることを明らかにして、システムに多くの価値を付加することができます。

このビデオは、ホワイトボードで解説するタイプのビデオになりますが、私たちがどこからスタートし、どこへ行こうとしているのか、なぜカルダノがこのような形で作られたのか、などについて話したいと思います。
そして、皆さんにいくつかのことをより明確に伝えたいと思っています。それでは早速、行ってみましょう!

カルダノのブロックチェーンの基本設計について

まず最初に、私は昔、2016年だったと思いますが、「なぜカルダノなのか」という論文を書きました。その中で、私たちのデザイン原則や、私たちが考えていたさまざまなことについて少し話しました。
また、2種類のコンセプトについても話をしました。それは、

Cardano Settlement Layer   (CSL、 合意形成レイヤー)
Cardano Computation Layers (CCLs、計算処理レイヤーs)

という考え方です。ここでは、

●メインチェーンにどのようなコンピューティングモデルを採用しても、それでは満足できないユースケースパターンやコスト、パフォーマンスの要件、並行性の要件がある。

→そのため、どのような設計変更のアイデアであっても、それに不満を持つ人が出てくる。

というのが、基本的な考え方でした。そこで導き出されたのが、

「ユーザーために特別に構築されたドメイン」にいれば、ユーザーはもっと幸せになれる。

という原則です。

まず第一に、会計モデルであるUTXOモデル vs アカウントベースモデルについて話しましょう。
それぞれの問題については、この分野で熱く議論されています。UTXOはビットコインが採用しているもので、多くの人がこれを使って遊んでいます。
アカウントベースモデルはイーサリアムが利用しているものです。これは比較型と関数型の違いのようなものです。Haskellのような関数型プログラミング言語と、命令型言語やjavascriptのようなプログラミング言語の違いのようなものです。
ソフトウェアの設計や開発のアクセシビリティ、仕事に適したツールについては、意見が大きく分かれるところです。

そこで私たちは、
「システムを設計する際に、異なるコンピューティングモデルやシステムのための異なる実用性を持つサイドチェーンを簡単に生み出すことができるものを構築できないか」
と考えました。

ここでは、IELEEVM(イーサリアム・バーチャルマシン)、Catalystについて話したいと思います。

Catalystは複雑な投票プロトコルの集合体で、「同意(consent)の形成」が全てです。
これらの投票プロトコルを開発するとき、従来のEVMや、Plutusスタイルのスマートコントラクトで開発するとなると、非常に高価で重いプロダクトとなってしまいます。そのためCatalystは、基本的にチェーンに組み込まれています。
これにはMPCやあらゆる種類のものがありますが、我々は基本的にCatalystを単体のチェーンとして使用しています。

次に、EVM についてです。このビデオを見ているイーサリアムの開発者の多くは、このモデルやweb3.0のコンセプト、使いたいライブラリ、使いたいツール、そしてレイヤー2のソリューションに精通しています。
これは活気に満ちたエコシステムであり、多くの成長があり、すでに多くのソフトウェアが書き込まれていて、開発者はとても満足しています。
しかし、EVMの大きな問題のひとつはスケーラビリティです。主な理由は、このモデルが機能するためには、グローバルなチェックが必要であり、基本的には全員がお互いのビジネスを知らなければならないからです。

UTXOの世界では、ローカルなチェックだけで済みます。自分がやりたいことをするためには、自分に関わる全体の一部を知るだけで良く、包括的な説明責任も果たすことができます。そのため、シャード(分割)やスケールアップをしたい場合や、オフチェーンで何かをしたい場合には、多くの非決定性が発生します。
ここでは、絶対的な決定論があり、それにどう対処するかについて多くの懸念があります。

これが、F2が非常に複雑なソフトウェアである理由のひとつであり、彼らがこれらの問題を解決するのに非常に苦労している理由でもあります。
しかし、グローバルなチェックがあることを前提に、並行処理やイベント処理などとのトレードオフを受け入れることができれば、少しは問題が楽になります。
しかし最終的には、コストとスケールの問題から、実際にはほとんどすべてのソリューションが、この問題に対処する必要が生じます。

そのため、オフチェーン、つまり「レイヤー2」や「中央集権的なソリューション」で対応する必要があります。
そのため、多くの人がDeFiを見ると、実はCeFiのことだと言うわけです。
実際には、このようなことを大規模で費用対効果が高いシステムにするには、何かしらの集中型コンポーネントを導入する必要があるからです。

IELEは、これらとは全く別のものです。 IELEはレジスタベースのアセンブリで、2003年に登場したLLVMをベースにしています。
LLVMは、2003年に発表された非常によく理解されているモデルで、Kテクノロジースタックの上に構築されています。
これは私がずっと好きで楽しみにしていたもので、ここでのコンセプトはまさに「普遍性」です。
Kは常にメタプログラミング言語のようなものでした。JVMやCLRのようなものです。実際に真剣に会話ができるほど、十分に複雑なものです。最終的にはCをサポートし、C++をサポートし、その他の主流の言語をサポートし、そこに到達するための道筋とプロセスがあります。

合意形成レイヤーのポイントや、Plutus拡張UTXOの設計方法は、これらの原則をいくつか導入していました。

私たちは「ガバナンスに特化した、さまざまなコンピューティングモデルを作ります。そのコンピューティングモデルは、非常に重く、リソースを必要とします。
UTXOであっても標準的なスマートコントラクトモデルでは再現できないような非常に深いプロトコルを実行します。イーサリアムのアカウントベースモデルや、IELEで可能なすべての最適化を行うことができるものです」

と話ししていました。
イーサリアムをコピーしたいのであれば、そのための特別なサンドボックスが必要であり、イーサリアムの進化に合わせて共進化できるようにする必要があります。

同様な考え方で、IELEという全く新しいコンセプトのバーチャルマシンによって、Kの力を活用して普遍性を追求するならば、そのためのコネクションポイントが必要となります。

ーカルダノが実現する、脅威の「サイドチェーン連携」

そのため、Plutusの最初の目標は、CSL(合意形成レイヤー)とCCL(計算処理レイヤー)の相互運用性を高めることでした。
基本的には、資産データの利用者が異なるシステム間を簡単に行き来したり、異なるシステム間で通信できるようにすることが目的です。

サイドチェーンがオンになると、メインチェーンから離れたところで計算を行うことができ、そのための計算処理レイヤーの中で計算処理を行い、結果が前後に流れるようになります。
つまり、心拍のように頻繁にブロック生成が発生し、それが変化の単位となり、これらの変化の単位はバッチ処理が可能です。より効率的に物事を圧縮することができ、圧縮された表現を使用することができるのです。
例えば、すごくスマートに活用すれば、NFTをアクセスコントロールに使用することだってできるのです。このことについては、素敵なブログ記事が公開されています。

並行処理(Concurrency)についてもお話ししましょう。
これも実際に多くのUTXOに分散させることができます。
もちろん、イーサリアムがやっているようなオフチェーン処理も可能ですが、システムには、一貫した、信頼性の高い、半同期式の心臓があり、この事実からは逃れられません。
これは、ほとんどのブロックチェーンシステム、ビットコイン、イーサリアムなどにおける基本的な設計原理です。
リソースの利用方法、情報の表現方法、チェーン上での実際の処理内容、人々のアクセス権、アクセスコントロール、UTXOへの分配方法など、より効率的にするためにできることはたくさんあります。
しかし、使用しているブロックチェーンシステムに関わらず、もし何かを変えるためにブロックベースのシステムを選んだ場合、このような順序立てたペースやフローが発生することになります。

そこで、非常に巧妙な方法で、ステークプールに前処理を施し、変更がコミットされる前にイベントフローや並行性を処理することもできます。
これは実際に専用チャンネルで実行することもできます。これはHydraと同じアイデアです。

このように、オンチェーンとオフチェーンで行われるものが現れるでしょう。
それは実際に感覚として出てくるとは思いますが、このようなことが発生していて、どこかでこのようなドメインに入ることになるでしょう。多くのユーザーがドメインにアクセスすることになるでしょう。
そしてある時点で、それらの変更がオンチェーンの単一のバッチ・トランザクションとしてコミットされます。

そのようなことができるのは、拡張UTXOPlutusで行ったように、アカウントベースモデルやプログラミングモデルをレイヤー2ソリューションと連動するように設計している場合です。

(ビットコインにおける)ライトニングがこのような処理に苦労している理由の一つは、ビットコインスクリプトのプログラマビリティが非常に限られているためです。
Plutusは、ある意味では汎用のプログラミング言語です。Haskellによく似たドメイン言語で、チューリング完全(turing conplete)です。

 

ブロックチェーンにおける「Root of Trust」の重要性

さて、これを行う際には、スパイラル(渦巻き)のように構築していくのがポイントです。(ホワイトボードで)お見せしましょう。

カルダノの出発点は、ビットコインと同じように、昔ながらのプッシュ型の取引を行う「Byron」でした。
その後、さらに洗練されたメタデータを追加したところ、トランザクションにペイロードを入れることで、エチオピアの取引やビーフチェーン、その他多くのサプライチェーンマネジメントなどが可能になりました。
システムはメタデータを無視して実行しますが、アプリケーション側でメタデータを処理することができるからです。メタデータをトランザクションに埋め込むことで、こうしたことが可能になったのです。
つまり、DID(Decentralized Identifiers、分散型ID)は正規のメタデータとなり、アイデンティティーがワイヤー上を移動するようになるのです。

そして、次のステップが、ユーザー発行のアセットです。 カルダノのネイティブアセット規格です。
皆さんが何万枚ものNFTを発行しているのは、我々のネイティブアセットが洗練されたレベルであるからです。
そして今回、次のステップとして、オンチェーンのPlutusスマートコントラクトを導入することになりました。

これは非常に重要なことで、まず第一に、相互運用性のブリッジが可能になります。イーサリアムのサイドチェーンを含め、サイドチェーンが中央集権型と非中央集権型に分かれて登場すると、その間で資産や情報、ユーザーの移動が可能になります。皆さんが慣れ親しんできた、あの世界のあらゆるものが使えるようになります。つまり、相互運用が可能になったわけです。

どういうことかというと、トークンの支払いポリシー(spending policy)があれば、トークンの発行枚数を大幅に増やしたり、複雑な仕組みのトークンを発行したり、ステーブルコインなどを発行したりすることができるのです。
皆さんはdjed論文をご覧になったことがあると思いますが、djedはアルゴリズムステーブルコインに関する論文で、これはその一例です。

現在はMarloweを使用することができます。これはPAB(Plutus Application Backend)が統合され、これらの作業が行われるにつれて展開されていく予定で、基本的には非常に複雑な金融契約を持つことができます。Marloweで書かれているので、書くのは簡単ですし、決定性があるので、リソースコストを理解することができ、安全に実行することができ、その他多くのことができます。

ここで、DEX(分散型取引所)はどうなのかという質問があります。イエス、DEXはできます。
エコシステムにあるDEXの1つ、OccamFiは2つの記事を書きましたね。1つは7月の記事で「我々はコンカレンシー(並行処理)について考えている」という内容でした。ここにいくつかの課題についても触れています。
その後、8月18日に別の記事が出ました。その記事によると、「並行処理(concurrency)の準備はできていて、私たちはそれを理解しています」というものでした。

どうやって解決したのでしょうか?
いろいろな方法がありますが、彼らはきっとオフチェーンのバッチ機構やイベントハンドラー、シリアライザーなどを使って対応し、オフチェーンのインフラが整ったらオンチェーンのインフラに効率よくコミットしているのではないかと予想しています。
それでいいのです。それこそPlutusのデザイン通りです。

オンチェーンでも、オフチェーンでも、いろいろなことが起こります。両方書いてもいいですし、 両方についてじっくり考えても良いです。
ソリューションによっては、中央集権的なものもあれば、そうでもないものもあります。ブロック毎に1つのことしかできないと考えるのは、あなたの想像力が制限していることになります。
UTXOを配布するか、オフチェーンのインフラを使ってバッチ処理を非常に巧妙に行うか、あるいは時間をかけてより複雑なコンセプトを導入していくこともできます。
それが、今回のスパイラルのポイントです。
我々は安全です。我々は素晴らしいものを達成しました。UTXOモデル上のスマートコントラクトです。
もしビットコインにこれが備わっていたら、イーサリアムは存在していませんでした。まさに、それを我々が成し遂げたのです。サトシが解決できなかった12年来の問題を我々は解決し、UTXOモデルにスマートコントラクトを導入したのです。

これはUTXOの安全なプログラマビリティですが、その特定のソリューションがすべてであるということではありません。なぜなら、オラクルのインデックスなど、慎重に考えなければならないあらゆるパターンが存在するからです。

何をオフチェーンで処理して、何をオンチェーンで処理するか、というバランスが常に必要となります。そして、それは常に並行処理の運用コストやセキュリティと信頼性に帰結します。これは、イーサリアムでもカルダノでも同様です。アプリケーション開発者として、これらについては考える必要があります。

例えばオラクルですが、完全にオンチェーンのオラクルを作り、完全に決定論的にすることができます。つまり、すべてのデータをチェーンにコミットします。ブロックごとにそれをやっていたら、システムに膨大な肥大化をもたらしてしまいます。
完全にオフチェーンなシステムを作ることも可能です。それは全く異なる信用モデルになります。モデルを改善するために、それを連合させるのかもしれません。 モデルの真実性を向上させるために、債券やその他のメカニズムや罰則を導入するかもしれません。しかし、そうするとそのオフチェーンへのアクセスが重要になってきます。

スマートコントラクトはそれを照会したり連動したりできるか?というと、そのためには何らかのメカニズムを構築する必要があり、そのためのブリッジが必要です。
これらは、実際にオラクルを組み立てる際に必要となる設計上の考慮事項です。

この問題は、DEXの構築でも同様です。バッチングやマッチングはどこで起こっているのか?
最も遅いメソッドのバブルソート方式にして「我々の書いた方法では1ブロックにつき1トランザクションしかできません」と言うことはできます。もちろん、それも可能です。

一方で、オフチェーンを利用したとてもスマートな方法を利用することもできます。
さて、もう少し進んで計算処理レイヤーを追加すると、非常にエキサイティングなことに、創発的な相互作用が生じるようになります。
例えば、EVM形式のスマートコントラクトを用い、そのEVMスマートコントラクトがPlutusのコントラクトと連携することができるようになります。
逆も然りです。アカウントベースモデルについて理解の深い開発者にとっては、アカウントベースのモデルでバッチ処理やマッチングなどを行う方が簡単なのかもしれません。
この値はそのままにしておいて、これをコントロールコントラクトとして使い、実際にすべてのユーザーインタラクションを処理することができます。

カルダノとイーサリアムのスマートコントラクトは、何が違うのか?

さて、ではイーサリアムとの違いは何でしょうか?
Root of Trust」を持つことの素晴らしい点の1つは、RoTの構築が暗号通貨開発において最もコストが高いということです。

PoWはビットコインのためのもので、毎年何十億ドルものコストと大量の電力がかかります。しかし、いったんRoTができれば、RoTを保証として使い、その上に効率的で正しいインフラを構築することができます。その一例を紹介しましょう。

イーサリアムはまず、RoTをPoWで確立しました。そして彼らは現在、PoSシステムに移行しようとしています。なぜなら、一旦PoSが確立されれば、シャード(分割)や異なる計算ドメインを持つことができるからです。
こうなってくると、カルダノスタイルの構成に非常に似てきています。

我々にはOuroboros(ウロボロス)があり、今は「Ouroboros Praos」を走らせています。
おそらく今後は「Genesis」にアップグレードして、少しずつ最適化していくことになるでしょう。

RoTを獲得できたのあれば、信頼された定数を推定し、定数としてSPOを使用する大幅に高速なプロトコルである「Ouroboros BFT(OBFT)」を実行することができるのではないでしょうか?

今、私たちはBFT(ビザンチン将軍問題対応型)プロトコルを実行していますが、これらのプロトコルは1,000 TPS以上の範囲で動作することが示されています。
「ラピッドチェーン」のような論文では、シャードの方法が述べられています、同じデータセットを使ってさまざまなチェーンを実行できるので、それらを並行処理することができます。コピー1、コピー2を走らせ、ロードをバランスしたりなどと進めることができます。

それは実は簡単で、特にイーサリアムやIELEのサポートのために、以前より取り組んでいる「MAMBA」というものがあります。25日のカンファレンスでそれについては話す予定で、「SPO主導するOBFT」の利用を検討しています。

つまり、実行速度がはるかに速く、リーダー選出を心配する必要がなく、安定した定数を確保できるのです。高度な最適化が可能になり、トラストモデルはOuroborosのトラストモデルに縮小されます。
つまり、カルダノがすでに持っている基本的なトラストモデルを実際には変えていないのです。
カルダノでは、あらかじめ強力なRoTを確立しているため、このようなことが可能になり、多くのチェーンを複製することができます。

つまり、IELEにOBFTを使うことも、EVMにOBFTを使うこともできるのです。しかし、ここからが本当に難しいのですが、PlutusにもOBFTを使うことができます。

なぜかというと、カルダノは自分自身のサイドチェーンになることもできるので、高効率モデルを実行することができるためです。
また、異なるモデルを使用することもできます。
例えば、皆さんはDAG(Directed Acyclic Graph)が好きで、ブロックツリーが好きで、グラフが好きで、ブロックを並列に処理する方法についてあらゆる種類のクレイジーなものが好きです。
*DAG;Directed Acyclic Graph: 参照URL ETHやETCマイニングで重要なファイル

実際、私たちは「パラレルチェーン」という論文を書きました。そこには多くのフォローアップがなされています。Pramod Viswanathによる「PRISM」という論文がありますが、ここではそのことについて多く語られています。私たちのPRISM論文と混同しないようにお願いします。
このPramod ViswanathによるPrism論文では、実際はどうやって並列性を作り出すかについて書かれています。

つまり、これらのことを同時に行うことができるのです。
RoTであるステークプールが常に増加する異種混合モデルを持つということで、それを利用して、新しいチェーンや新しいリソースモデルを複製することができます。
彼らにとってはWin-Winの関係です。複数のインフラや多数の並列トランザクションなどを実際に実行しているので、より多くの収入源を得て、より多くの利益を得ることができるのです。これがポイントです。

それはスパイラルの後半の部分ですが、重要なのは、スパイラルの各ステップで安全が確保されているということです。
それぞれのステップは、大規模な混乱を引き起こすことはなく、私たちはただスパイラルに沿って成長していくだけです。
そこで何が起こるかというと、加速度的にスピードが上がっていきます。

例えば、MAMBAは、我々が推進しているサイドチェーンに関する計画で、もう一つのスケーラビリティソリューションであるhydraと同時進行しています。
レイヤー2のスケーラビリティソリューションは、メインチェーンのパフォーマンスを向上させるために、圧縮や高速化、ブロックサイズの拡大などの最適化計画と並行して進められていますが、これはブルーオーシャン研究と並行して進められています。

カルダノのサイドチェーンの可能性は無限大

本当に素晴らしいのは、「これらのソリューションで何が実現されるのか」です。

これには8社の開発会社が集まりまり、そのうち7社はカンファレンスで発表する予定で、DEXを作ったり、Oracleを作ったり、いろいろなものを作ってもらいました。
彼らは実際にコードを見せたり、チュートリアルを行ったり、自分たちの経験、良いこと、悪いこと、ひどいことについて話してくれるでしょう。

このようにしてフィードバックループが生まれ、そのフィードバックループが新機能のアイデアにつながるのです。例えば、ERGOでは読み取り専用のUTXOというコンセプトを掲げています。
これはアイデアであり、何十もの新機能の可能性があると思います。その処理の一部を実際に行う前処理。これは、注文やバッチ処理のためのオフチェーン・インフラで行われ、そのようなものを実際にSPOに入れることで、何千人ものPlutusパイオニアとの間にフィードバック・ループが存在することになります。

実際にカルダノ上で構築している企業には、それらを追加することができますし、この2つのこと、これとこれを知っています。

だいたい6ヶ月から12ヶ月くらいの期間です。
HFCイベントは約2~4回、平均すると四半期ごとに1回開催しています。今年は3回だと思いますが、4回くらいはやりたいと思っています。
つまり、6ヶ月から12ヶ月の間、HFCを試してみることになります。そして何が起こるかというと、非常に不誠実で有害な人々が「チャールズは、Cardanoは半年から1年は使えないと言っている」と言い出すのです。

この場で、私はそんなことは言いません。チューリング完全なスマートコントラクトで可能なことは、何でもできます。
例えば、ステーブルコインの作成も可能です。相互運用性が実現して、マルチシグのためのあらゆる種類のロック機構ができるようになるでしょう。
それから、オフチェーンの集中型インフラを接続することができます。実際に、dc sparkはそれを計画しています。複雑な金融契約を実行することができます。かなり効率的なシステムであり、すべてのベンチマークで、現在イーサリアムよりも2桁ほど安くなっています。

​​今月中(2021年9月)にはこれらのことが固まってくるでしょうし、確実に、オラクルのインデックスについて、創造的な決定をしなければならないこともあるでしょう。パートナー企業はすでにそのような創造的な決定を始めており、それらは今年から来年にかけて本番稼動することになるでしょう。

超高性能かというと、もちろんそうではありませんが、これは新しいモデルです。ERGO以外で、しかも今回のような規模の拡張UTXOやPlutusは誰も試したことがないからです。
重要なのは、安定したRoTを確立したいなら、カルダノで実現ができるということです。
また、CSL(合意形成レイヤー)に十分なプログラマビリティを持たせることで、人々が希望するドメインに接続し、大量のvalueを効率的に移動させることができます。valueを効率的に動かすことができます。

だからこそ、私たちはMarloweを作ったのです。
Cardanoは、保険や債券発行などあらゆる金融商品のための融資プラットフォームとして、圧倒的な存在になると私たちは考えています。
何百万人ものユーザーが同時に参加するようなリッチなインタラクティブ・エクスペリエンスを実現するには、ブロックチェーンは適していません。 イーサリアムもカルダノも然りです。
この種のシステムのポイントはそこではありません。このようなタイプのシステムには個別のドメインが必要で、個別のドメインにはトレードオフがあり、デザインやモデルが巧みであれば、どのように実行されるかについての仮定があります。

そうすれば、非常に強力なRoTを作ったという事実を利用して、異なる経済性や異なるアイデアを持つ特注のドメインをインスタンス化することができます。そして、それらを利用することができるのです。
しかし、これがとても素晴らしいのは「カプセル化」という概念です。つまり、オーダーメイドのドメインのすべてが成功するわけではないのです。そのうちの1つが崩壊したり、問題や欠陥があったとしても、それがメインチェーンにまで波及することはなく、メインチェーンやCSLにある何十億ドルもの価値が破壊されることはありません。

ここで皆さんは、
「でもチャールズ、燃料などはどうするの? トークンロックを可能にするのと同じメカニズム、ステーキングを可能にする同じメカニズム、投票を可能にする同じメカニズムだよ」
と言うかもしれません。
しかし、これを利用して、サイドチェーンで経済性の異なる代替燃料を生成することも可能です。つまり、可能性は無限に広がっているのです。
デミラージュを入れることができます。トークンの有効期限を入れることができます。無限のインフレーションが可能です。その新しいチェーンでは、あらゆる種類のクレイジーなことができます。
ADAはメインチェーンから離れることはありませんが、サイドチェーンに新たな燃料を生み出すことができるのです。

では、そのサイドチェーンに悲劇的な経済的欠陥があり、そのものが崩壊したとしましょう。あなたのADAは害されますか?
いいえ、あなたのADAは問題ありません。それが、私たちがここで構築したものの美しさであり、魔法なのです。

スケーラブルなブロックチェーンの強みは「速さ」だけではない

スマートコントラクトの大規模なアクセラレーションを行う場合、Hydraのようなオフチェーン処理が必要になります。オプティミスティック・ロールアップやステート・チャンネルのようなものが必要になります。
このような事実があるからこそ、イーサリアムはそれに何百万ドルもの投資を行っているのであり、これらのことを考えているのです。これはメインチェーンでは意味をなさないことです。

1つのシステムで毎秒何十億ものトランザクションを処理できるようなシステムを構築することはできません。そのためには、分割統治、バッチ処理、前処理、異なるドメインへの移行などを行う必要があります。ずっとそこにあるわけではないのです。

どういうことかと言うと…、ここで簡単な計算をしてみましょう。
平均的なトランザクションサイズが0.5キロバイトだとすると、2つのトランザクションごとに1キロバイトになります。 規模を拡大しましょう。
2,000件の取引になると、1メガバイトになります。200万トランザクションにすると、1ギガバイトになります。何が起こっているのかわかりますか?
繰り返しますが、200万件の取引は、1ギガバイトです。数百万TPSを処理している場合、実際には毎秒ギガバイトのサイズのブロックを処理していることになります。それが1ヶ月後、1年後、10年後にはどうなっているのか。
これらすべてが不変で、消えることなく永遠に稼働し続ければ、ブロックチェーンはとんでもなく肥大化してしまいます。

これに対し、皆さんは、
「これはまずい。バッチ処理し、ハッシュのように圧縮したり、ゼロ知識証明を使用したり、オフチェーン処理をしよう」
と言うでしょう。

しかし実は、あなたはもう私のモデルの中にいるのです。CCL、CSL、Hydraの世界観にいます。

私たちはこの問題について、非常に慎重に検討していました。高保証の開発を行うため、関数型プログラミングの分野から35年分の知識をどうやって取り入れるか、6年間かけて慎重に検討しました。
私たちは、リソースの決定性のようなものを実現したいと考えています。システムのグローバルな状態を知って非決定性を導入するのではなく、ローカルな処理のようなことを検討しています。
このようなタイプのものには、豊富なメタデータ・スタンダードを考慮したいと思いました。

また、ネイティブアセットも考慮しています。12日のポイントは、最も重要な機能であるオンチェーン・スマートコントラクト・コンポーネントをオンにすることです。

そうすると、オフチェーン・インフラであるPlutusのABE(アプリケーション・バックエンド)、オフチェーン処理やカノニカル・デザインパターンも持てるようになるのです。
それらは、イーサリアムがそうであったように、また私たちがそうであるように、有限の希少資源であるブロック生成に対応するため、コミュニティとともに時間をかけて構築されます。

イーサリアムとの違いは何かというと、私たちには「聖杯を手にするための鍵」があります。
どういうことかというと、カルダノには多くのソリューションをインスタンス化し、それらのカプセル化が可能なRoTがある、ということです。
それらの新しいソリューションが失敗してもメインチェーンを破壊することはなく、メインチェーンのユーザーを守ることができるのです。
さらに、すでにOccam’s buildingを作っている人たちがいて、他にも何十人もの人たちが資金力のあるプロジェクトを作っていて、これから3ヶ月から6ヶ月の間に、それらの開発者たちが1.0をカルダノに投入するでしょう。

これらすべてをテストネット上で先に行うこともできましたが、長期的なテストネットの期間を設けると言うことは、ステーブルコインが遅れ、相互運用性が遅れ、サイドチェーンのコネクションが遅れ、トークンの支出ポリシーが遅れ、ボンドやセキュリティトークンなどを行うのが遅れてしまいます。

このようなアプリケーションを待って、標準となるインフラを構築することで、HFCイベントを行うことに安全性の懸念はありません。Plutusは安全です。私たちはPlutusについて非常によく理解していますし、それについてはかなり良い感触を得ていますので、ここでは迅速に行動することができます。
しかし、このことが意味するのは、正統的なアプローチが固まるまでには、もう少し時間がかかるということです。

少し待てば、皆さんが実装に関する難しい問題を心配せずとも、誰かがそれを解決し、抽象化し、そのソリューションのテンプレートやサービスを導入することができるようになるでしょう。
誰かが皆さんのためにテンプレートを作成し、その特定の解決策を借りることで、サービスができるようになります。
イーサリアムのエコシステムには、inferaやfire blockなどのオフチェーン・サーフェイスが大量に存在しています。なぜかというと、このようなオフチェーンの作業を行う必要があり、特にライトクライアントの環境では、このような作業のための管理層が必要になるからです。
それには標準規格やAPIなど、さまざまな種類のものがあります。デザインパターンを開発し、それをPlutusのパイオニアであるPlutusコアチームが構築し、カルダノエコシステムのアプリケーション開発者が構築していきます。
これらはそれぞれ、並行性やアクセスコントロールなどの問題を処理し始めます。すでにNFTをアクセスコントロールに使っている人が何人もいて、契約のためのユニークな識別子や、システムの異なるユーザーの異なる部分のためのユニークな識別子を作成しています。

NFTは一過性のものであり、ネイティブ・アセット・スタンダードのおかげで簡単に破壊・作成できます。それを拡張UTXOに利用するというのは非常に斬新な方法で、もちろん各段階で最適化が行われています。
また、運用コストが削減できるだけでなく、このモデルはセキュリティや予測可能性にも非常に適しています。
今回のカンファレンスでは、スマートコントラクトの正式な検証について、4社のベンダーが発表する予定です。初めてみんながこれらについて真剣に考え始めています。このモデルは改訂が可能で、アップグレードのサイクルを持っています。

年末までにもう1回、HFCのイベントが開催されると思いますが、その時には多くの機能や特徴、そして我々が学んだ新たな事柄が追加されるでしょう。来年のある時点でCCL(計算処理レイヤー)がONになり、アカウントベースのモデルやIELEベースのモデル、さらにはCatalystによるオーダーメイドの計算など、プログラマビリティを追加した分散型サイドチェーンが登場するでしょう。
これにより、非常に複雑なガバナンスを実現することができます。

ちなみに、サイドチェーンとして超複雑なDEXを作ることも可能で、Catalystで行ったように、あらゆる種類の特注機能を搭載することができます。これは理にかなったモデルであり、もし十分な商業需要や商業活動があれば、それを行うことは理にかなっており、あなたはただスパイラルの上で生き続けるだけです。カルダノの面白さやユニークさは、これがインタラクティブなプロセスであることです。コミュニティであるあなたが参加するプロセスであり、摩擦のないプロセスなのです。

9月12日には、かなり簡単なアップグレードになることがわかっています。すべてのことを考慮すると何か問題はあるかもしれませんが、おそらく簡単なアップグレードになると考えています。
また、このシステムを使用することで、目が覚めたら突然システムが使えなくなっていた、というような形でCardanoが壊れたり退化したりすることはありえません。
新しいシステムの存在が新たな課題を生み出すことでしょう。
シェリーのリリースによって、プロキシキーやカウント、部分委任の需要を生み出したように。

これに対応するためには、レジェンドルールレベルで多くの作業を行う必要があり、そのための準備を進めています。
この作業が完了すれば、その点ではクラス最高となるでしょう。同様に、Plutusのロールアウトに向けて解決しなければならない小さなことがたくさんあり、それによって多くのことが可能になります。

私たちの業界が抱える問題は、基本的に、
「私のものをサポートしてくれないなら、あるいは私のものを機能させる方法が見つからないなら、あなたが構築したものは永久に使い物にならない、ただのオモチャだ」
と言い、vanity metricsを使って、
「このパフォーマンスレベルにしかならない」「ブロックサイズを大きくするだけだ」と言ったりする人たちです。
彼らは私たちのことを理解していないのです。

これらの構成要素がどのように相互に接続されているのか、あるいは相互に作用しているのかを理解していないのです。彼らが本当に理解していないのは、最も困難なことであり、これこそがビットコインが解決したことであり、1兆ドルの価値がある理由でもある、Root of Trustを確立することです。

カルダノが実現したのは、世界最大のProof of Stakeであり、効率的なRoot of Trustを持ち、CCL(計算処理レイヤー)を簡単に展開できる美しいモデルです。

これが、私は「なぜカルダノか」という論文を書いたときの目標です。
実際にその中で私は、

「Computation Layerというアイデアを持ちたい、レイヤーでデザインしたい」

と書きました。これをどうにかして解明しなければならないというのが私の考えですが、これは非常に大きな技術的挑戦であり、多くの可動部分がありました。

そして私たちは、基本的にこれを解決しました。

あとは、最も効率的な接続プロトコルを決定し、Mithril(ライトクライエント)などを実装するだけです。これもまた、このプロセス全体を支援する同時進行のプロジェクトのひとつであり、安定した基盤があるからこそ、並行して作業を進めることができるのだと思います。

カルダノが世界にもたらすものとは?

私たちのプロジェクトには、違うチームも参加できます。競合するチームでも参加できます。
ところで、競合するチームというのは、私たちが持っている設計原則の一つでした。学際的なチームを多用することや、Infosecの高速反復型の競合チームなどが、今回の設計目標の一つでした。
カルダノの設計では、アーキテクチャのおかげでそれが実現できています。

しかし、Reddit上でもTelegram上でもTwitter上でもそれには同意しないでしょう。

でも皆さん、これは雑音であり、偽物です。
本当にスケーラブルな分散型システムを構築するのは世界で最も難しいことの1つであり、分散型で、ビザンチンアクター(ビザンチン問題を引き起こそうとする人)を認め、そのシステムをプログラム可能にするのはとても難しく、ビットコイン・コミュニティは12年以上にわたって、安全だと思われる方法でそれを行う方法を見つけようとしてきました。

私たちのプロジェクトは、ビットコインやイーサリアムの成功から多大なインスピレーションを得ました。
第3世代から生まれた多くのアイデアと、私たちが試みたのは、私たちが考える最良のものの代表的なサンプルをまとめることでした。例えば、DeFiや歴史的に見てもイーサリアムのスマートコントラクトに見られる欠陥の多くは、複雑で金銭的な取り決めを処理しようとすることに起因しています。
だからこそ、私たちはそれらをシンプルかつ安全に行うためのDSL(ドメイン言語、つまりここではPlutus)を作ったのです。
自分のシステムの外にも世界があることを認める必要があるので、バッチ処理やマッチ処理、オフチェーン処理などの機能が必要です。私たちはそれをシステムと言語に組み込んだのですが、Plutusのパイオニアプログラムでその方法を人々に紹介していますし、それによってさまざまなアプリケーションが生まれています。

我々は、フォーマルな手法や高水準の保証の世界とつなげたかったのです。
そこで私たちは関数型言語Haskell)をエントリーポイントとして選びました。
ハッキングや欠陥などが非常に多いため、そのようなレベルの検証を行うには、非常に簡単で低コストのパスが必要となります。
並行処理は自然に行われます。オフチェーンのインタラクションやステートチャネルがあれば可能です。
並行状態マシン(Concurrent State Machine)を導入することもできますし、そのための方法もあります。また、異なるUTXOの負荷を巧みに分散させ、NFTと連携させることもできます。私たちはお金をかけて、さまざまな独立した開発会社に構築を依頼しました。彼らは異なる方法で物事を解決し、そのコードを皆さんに提供します。6年後ではなく、今月も、来月も、再来月も。

カルダノ・コミュニティとのこれから

カルダノのスタックエクスチェンジ(Cardano Stack Exchange)では、人々は質問をすることができますが、そのモデルが気に入らなければ、あなたたちが好きな他のモデルを使えばいいのです。

そのモデルを利用し、またすべてのツールは再利用可能ですが、違いは、今はPoSで実行されていて、(このRoTをゼロから構築することは)超高額であると言うことです。
それを今はOBFTで実行しようとしています。これはBinanceのスマートチェーンがやっていることと似ています。もっと安くなります。みんなが牛を、みんなが鶏を、すべての鍋に入れる。それが私たちの作り方です。

2021年9月12日にリリースされるのは、大規模なアップグレードです。 なぜなら、完全なプログラマビリティ、支出ポリシー、相互運用性、安定したコイン、Marloweが可能になるからです。
これらのことがすべて自然にできるようになります。そして、DEXが登場し、オラクルが登場し、あらゆる種類のクールな機能を持つようになるでしょう。

それらが成熟し、より費用対効果が高く、効率的になるには時間がかかります。
これはシステムの自然な進化であり、ユーザーはそれを確信しています。
なぜなら、スパイラルを見て、スパイラルの各部分が新しいアップデート、新しいアップグレードなどであることを理解しているからです。これまでにも経験してきましたが、スパイラルの奥深くに行くほど並列性が高まり、より多くのことが同時にできるようになります。そして、それらのドメインは、カルダノで接続されます。

Plutusが存在する前はこれらのことは不可能でしたが、Plutusが存在する今、これらのことはすべて可能です。
過去12年間の革新的な技術は、すべて捨ててはいけません。ブロックチェーンの概念やBitcoinがその整然としたペースで成し遂げたことを捨ててはいけません。苦労して考え出されたセキュリティモデルをすべて捨ててしまうことはありませんし、若手の開発者が何かをする方法を理解できないからといって、あらゆるものを捨ててしまうこともありません。
皆さんがしなければならないことは、彼らに教え、彼らに見せ、インフラを構築することです。ツールを構築し、抽象化し、サービスを構築しなければなりません。

これらは、特にサービス側のSPOにとっては経済的なチャンスです。もっとお金が必要だ、もっと儲けたいと言い続けていますね。これらの多くのことのために、サービスプロバイダーとしてのブロックチェーンになるのは誰だと思いますか、それはあなた方です。
それは連合型ネットワークで行われ、いずれは別の収益源になるでしょう。
これがCardanoの力であり、慎重に考えたからこそ、バベル・フィーのようなものが得られ、より予測可能なフィーが得られ、リソースの決定性が得られ、ローカル処理のシャーディングが非常に容易になったのです。

Plutusのパラレルチェーンでシャーディングの実験をするのも面白そうですね。それもできるし、それを展開するためのモデルも用意しています。
最初は接続されていないサイドチェーンを持ち、最終的には連結されたチェーンとして登場します。これはMAMBAが提供してくれるものとまったく同じです。
これらはすべて、システムの設計に組み込まれています。
システムの進化の中に組み込まれていて、何も後退しません。システムを攻撃するために数百億ドルのコストがかかるというセキュリティモデルを失うこともなく、アップグレード能力を失うこともなく、ネイティブアセットの規格を失うこともなく、メタデータの規格を失うこともなく、Plutusのために構築されているすべてのツールとPlutusのためのすべての形式的検証能力を失うこともありません。
また、新しいデザインモデルを失うこともありません。新しいコンピューテーションモデルを追加するのに半年かかるとしたら、それは開発者がその半年の間、別のことをするということであり、それが使えるときにはそれが使えるというだけです。

カルダノは「すべてのバランスをとるプロジェクト」

これはマラソンであり、スプリントではありません。

システムが競争に勝つためには、今、すべてのものを備えていなければならないと言われるのならば、私はまず尋ねます。

「ブロックチェーンがあったから起こった、現実の大規模な変化はありましたか?と。私たちはインターネットをブロックチェーンで運営しているのでしょうか? 国民IDシステム、投票システム、サプライチェーンシステム、株式市場、中央銀行の通貨をブロックチェーンで動かしているのでしょうか?」

スマートで正直な答えとしては「ノー」であり、現実にはこの変化が社会に浸透するには数年から数十年かかるでしょう。
業界にはスタンダードがありませんが、いわゆる市場標準であるイーサリアムは、文字通り、根本的に異なるデザインと相互運用性にアップグレードしています。

彼らが維持するものは、既に私たちにも備わっています。
つまり、すべてがコモディティ化していくのです。よって、コストと開発のしやすさ、メンテナンスコスト、ライフサイクル、セキュリティモデル、そして製品市場が参入している市場に適合しているかどうかが重要になってくるのです。

カルダノは、これらすべてのバランスをとることに努めたプロジェクトであり、すべての人にすべてを提供するのではなく、人々がセルフサービスを行い、機能や性能を追加する方法を理解しています。
並行処理に関する具体的なチュートリアルが必要な場合は、早ければカンファレンスで提供されるでしょうし、参加したさまざまな開発会社のライブコードを実際に見ることができます。アプリ開発者になるための詳細な情報が必要な場合は、Plutusのパイオニアプログラムをすでに2回実施しています。
3番目のものは、PABと統合された最初のものであるため、おそらく最高のものになるでしょう。PAB統合は9月10日にベータ版を開始し、今後も追加していく予定です。

そして時が経つにつれ、相互運用性が生まれ、サイドチェーンが発生します。dc sparkのようなパートナー企業が開発し、我々もまた開発しており、多くの開発者が慣れ親しんでいるレガシーなプログラミングモデルが追加されるようになります。
そして、これらのシステムの間に相互運用性を持たせることで、お互いに会話や通話ができるようになります。そのためには、多くの優れたインフラを構築し、PABやあらゆる種類のものをアップグレードし続けなければなりません。

もちろん、それは実現するでしょう。これはプロセスであり、毎日少しずつ良くなり、毎日少しずつ強くなり、システム内の実用性が高まりますが、システムが後退することはありません。
すべてを捨ててカルダノ2を作らなければならないような激変という概念はありません。 そうではなくて、スパイラルのようなもので、それが常に重要なのです。

過去のビットコインの勝利が大勝利であったことを認める知的誠実さを持つまで、どんどん、どんどん追加していくのです。
UTXOはCSLとしての意味が大きいです。さまざまな会計モデルがありますが、会計モデルの間には等価性があります。そのため、多様性を認めることは理にかなっており、それがCSLとCCLで行っていることです。
私たちは、2016年にそのことを皆に説明して書き留めました。これは正確には新しいコンセプトではありませんでした。かなり前からあったし、2017年には英語で出版されたと思います。
皆さんがそのことを知るのに4年あったわけです。すべてがオープンに構築されています。パイオニアやその他の人々に、コードはすべて公開されています。

技術革新には素晴らしいパルスがあり、それを四半期ごとのサイクルに組み込み、大きな変更を四半期ごとに行えるようにしています。マイナーチェンジは中間的に行われ、双方向の関係が築かれています。
たくさんの人がモノを作っています。それらのモノが作られると、建物の基盤となるインフラが変化し、多くの実験が行われることになります。しかし、その都度、安全性、予測可能性、安定性を考慮して行われるので、大量に回帰するようなことはありません。確かに、特にウォレットについては、スピードアップしたいことがたくさんあります。
ウォレットについては、もっとユーザー体験を良いものにしたいです。これらは優先順位の高いものです。投資をし、優れたチームを雇い、長い間それに取り組んでいます。

苦労したのは、その流れをつかむことでした。
優れた論文を書くには?
保証性の高いコードを書くにはどうしたらいいか?
予測可能なリリースを得るにはどうすればいいのか?
どうすればアップグレード可能になるか?
優れたコミュニティを構築するにはどうすればよいか?

これらの勝利は消え去るものではありません。これが最も難しい要素なのです。
それ以外は、実装の詳細です。
オフチェーン・インフラ、オンチェーン・インフラ、Plutusの補強などです。これらの良い点は、ある程度の安定性と予測可能性があることです。

私がWolframをパートナーとして好きなところは、Wolfram言語を見てみると、後方互換性への取り組みが非常に優れている点です。
80年代に開発されたいくつかの製品は、現在もWolframのインフラストラクチャ上で動作しています。Wolframの計画では、非常に多くの新しい機能や特徴、マジックが追加されましたが、これは偶然ではなく、徹底した設計と取り組みによるものです。

これと同じ状況で、Byronのトランザクションは常にShelleyのトランザクションを実行し、ゴーグエン時代には常に1時間実行されます。多くのことをする必要があり、多くのことを追加する必要がありますが、これらの機能は存在します。これはエコシステムとしては魔法のようなものです。

それが私たちの仕事ですから、少しでもお役に立てれば幸いです。
先ほど話したように、このような技術的な会話には時と場所があり、ワークショップはそのための最高の場所だと思っています。
トレーニングはそのための最高の場所だと思います。
だからこそ、私たちにはPlutusのパイオニアプログラムがあり、3,000人の人々がそれを経験し、ハッカソンが存在するのです。だからこそ、カルダノスタックはインターネット上でみんなに言っているのです。世の中にはひねくれた人がたくさんいて、私たちが何を発表しても、何をしても、理解できなかったり、気に入らなかったり、価値を認めなかったり、あるいは嘘をつく経済的な動機があったりして、それを否定してしまうのです。その中の一つのカテゴリーなので、少しでも参考になれば幸いです。

薄氷を進む慎重さで開発する、ユーザーファーストの精神

私が最近もらった贈り物にタコのぬいぐるみがあります。
片面はハッピーなタコ、反対側は悲しいタコです。
幸せな時もあれば、悲しい時もありますが、物事をあまり深刻に考えてはいけません。
ほとんどの人がそうで、残念ながらそれが原因で多くの問題が世界で起きている。私たちは楽しんでいます。
これは美しいエコシステムであり、多くの素晴らしい人々がいて、多くの素晴らしいものが構築されています。

私たちは、イノベーションのモデルを正しく理解し、コラボレーションのモデルを正しく理解しました。他のすべてのことは避けられない。数ヶ月かかるかもしれないし、数週間かかるかもしれないし、数年かかるかもしれないが、そうなるだろう。もしモデルが気に入らなければ、最終的には自分でモデルを追加することができます。私たちが行ったのは、第3世代をどのように実現するか、スケールガバナンスと相互運用性をどのように実現するかを視野に入れて、ビットコインの革新性とイーサリアムの革新性を最もバランスよくハイブリッド化したことだと思います。

私はこのモデルにとても満足しています。私の会社には500人の社員がいますが、現時点では200人以上がフルタイムでCardanoだけに取り組んでいます。他にも12の開発会社があり、台帳のサポートからネットワークスタックのハードコアなものまで、すべてのカルダノのインフラに取り組んでいます。また、DABなどを作っている人たちもいます。

10億ドルを用意したCatalystがあり、さまざまな人が投票していますが、これはなくならないでしょう。私たちが開発したモデルは、そのようなビジネス上、技術上の要件を吸収し、システムをアップグレード、スケールアップする能力を持っています。そして、「Cardano360」がチェックポイントで、2021年9月25日のカンファレンスが今回のチェックポイントです。
このモデルは成熟し、具体化し、本当に強力になっていくのです。

来年、財団はより多くの開発者を奨励するために大量のハッカソンを行うことができます。そこには多くの推進力があります。
私が絶対に避けたいと思っているのは、「皮肉な態度」です。

1,000億ドル規模のエコシステムでは、イノベーションの推進や機能追加の早さについて、非常に慎重かつ繊細でなければなりません。

そうでなければ、多くの問題に直面します。私たちは、この現実と、積極的に前進し続けるという絶対的な必要性との間でバランスを取ることができました。だからこそ、私たちはGithubのコミット数で常にナンバーワンなのです。とはいえ、何度も何度も読んだのでいいますが、
「これには何の意味もない」
「ただのゲーム」
「文字列の変数名を変えましただけだろう」
というようなコメントがよくあります。
もちろん、そのようなつまらないコミットはしていません。
私たちのコミットは、本物のコミットであり、本物のコードなのです。誰かがこのようなことを言ったら、そのコミットを調べて、どれが余計なものなのかを確認してください。私たちは率直に言って、普通の人たちよりも速く活動しています。

イーサリアムは、PoS、つまりRoot of Trustをどのように構築するかをまだ考えています。
我々はそこに達しているだけではなく、数百億ドルのセキュリティを確保し、美しいアップグレードの計画もあり、Ouroborosが進むべき道を明確に理解しています。また、Ouroborosがどこへ行くべきかを明確に理解しています。さらに、今も取り組んでいるセカンダリチェーンの構築方法も理解しています。私たちが持っているプログラミングモデルは、時に少し柔軟性に欠け、制限が多いこともありますが、相互運用性と膨大な量のアセットの移動、安全性の検証、リソースの決定論、包括的な説明責任、グローバルではなくローカル・ステートのみという要件のために特別に構築されました。
先に進んで、××ができないとか、今すぐ××をするのは難しいとか言うのは理不尽です。このようなことは自然に有機的に進行していくものであり、私たちがエコシステムとしてすでに達成し、成し遂げたすべてのことを楽しむことができるのです。

それが納得できないのであれば、ここはあなたのためのエコシステムではないかもしれません。他の場所に行ってください。
もし、他のみんながこれらの問題をすでに解決していると思っているならば、あなたは騙されています。
これらの問題は、世界で最も困難なエンジニアリングの問題です。
部分的な解決策しかないので、何十年も解決できないでしょうし、どのイテレーションも私たちが持っている少し広い範囲の解決策の別の例にしかなりません。

それが、このエコシステムのスペースでの実情です。
ビットコインがイーサリアムやカルダノのようなスマートコントラクトをベースレイヤーに持っていないのはそのためです。
彼らがやろうとしていないというわけではありません。Taproot(ビットコインのアップデート)やsimplicity、jetなど、彼らがやっていることを見てください。

エコシステムの中には、素晴らしい資格を持ち、10年以上この仕事をしてきた本当に頭のいい人たちがたくさんいて、彼らはこれらの機能を追加しようと努力しています。
しかし、彼らは1兆ドルものリスクを抱えており、一度しかチャンスがなく、間違ったやり方をすればすべてが台無しになってしまうことを理解しています。
このような難しい状況に置かれているので、薄氷を渡るようなペースでしか動けません

エコシステムとしてわかったことは、このような価値のアップグレードを可能にしつつも、そのペースはもっと速く、時間をかけて進化させることができます。
また、Catalystを通じて発言権を得て、大学やアプリケーション開発者が参加するような包括的な方法で行うことができます。

そこには、コミュニティのコメントという美しいフィードバックループがあります。そして、非常に強い意見を持った非常に優秀な人々が、必然的にシステムの進化に大きな影響力を持つことになります。
これこそがカルダノの心であり魂であり、本当に重要なことであり、だからこそカルダノには大きな価値があるのです。
それは、恣意的な機能や特徴のことではありません。有機的なシステムを進化させ、世界全体のために働き、世界の問題を解決できるようなものにしたいと考え、感情的、哲学的、精神的、経済的にそれぞれの方法でそれにコミットしている、何百万人もの同じような考えを持つ人々の集合的な知恵のことなのです。

だからこそ、価値があるのです。群衆がいる限り、価値は維持され、群衆は消えません。実際、群衆は増え続け、大きくなっています。私たちは、これらの革新が責任を持って行われることを保証するための適切なプロセスを持っています。例えば、ピアレビューのフォーマルメソッドやHFCなどです。

私たちは、このモデルがどのように機能するのか、何年も前に慎重に考え、書き留めました。また、責任を持って異質なものを導入しつつ、包括的な説明責任を果たさなければなりません。
これらはバズワードではありません。論文やプロトコル設計、そして今ではコードに凝縮されているものです。
私たちのエコシステムで最もエキサイティングなイベント、Goguenのローンチが間近に迫っています。8日後には、何千人もの開発者が構築、破壊、思考を開始します。これにより、システムの進化が加速し、システムのツール化が進み、長期的には非常に良い状態になるでしょう。私たちが後退しないのは、人々が留まるからです。来年、我々はどうなっているだろうかと考えてみてください。今と同じですか?いいえ!前年よりもはるかに分散化された、活気に満ちたエコシステムになるでしょう。成長と進歩を見てください。そのモデル、その考え方が鍵であり、他のすべてを吸収することができます。

これでみんなが納得してくれればいいんですが。
もしカンファレンスに来ないのであれば、ハッカソンに参加するのもいいでしょうし、半年間キャンプに行って戻ってきて、現在の状況を確認し、さらに進化していることに気づくのもいいでしょう。

これは大人のプロジェクトであり、プロが関わっており、多くの人と多くのキャリアがこのプロジェクトに関わっています。インフラやその他のものに莫大な資本が投入されています。
みんな本当に一生懸命働いていて、何が問題になっているかを理解しているので、本当に慎重に考えています。
タコのスワップとか、かわいいロブスターのぬいぐるみのNFTを発行するといったこととは全く関係がありません。
これは、金融システムを持たない国のために、金融システムが必要であるということに関係しています。
私たちは、2014年にバミューダで開催されたTEDトークでスタートしました。

私は、10月にはケニアに行く予定です。
ブロックチェーンでマイクロファイナンスの話ができるのは初めてのことです。
そこに至るまでには長い道のりがありましたが、そこがポイントで、私たちはそこに至るためにすべてを構築しました。
私たちには、正しいモデル、正しいコミュニティ、正しい思考プロセス、正しい科学者、正しいエンジニア、正しい進化のサイクルがあり、その問題を満たし、何十億人もの規模で実行することができます。

もしあなたがワイオミング州に行くことがあれば、もしかしたら私に出会えるかもしれません。
ワイオミング大学の実力を見てみてください。
タフなゲームですよ。私の父は以前、モンタナ州立大学に学部生として通っていました。彼は医学部に進学したので、当然ながらMSUのファンであり、私はワイオミング大学のファンになったので、お互いに反対のチームを応援することになります。

またお話ししましょう!

 

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️

●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
NAME:CoffeePool☕️
Ticker:COFFE
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Alonzoハードフォークについて [チャールズ・ホスキンソン]

2021/09/8 に公開されたチャールズ・ホスキンソン「Alonzo Update Proposal」の日本語版をお届けします!

今日は、9月7日、配信も安定しています。今日は皆さんに、HFC(ハードフォークコンビネーター)イベントのプロポーザルについて、簡単にお話したいと思います。

カルダノをフォローアップしている皆さんは、アップデートがどのように行われるかについてすでに知っていると思います。一度アップデートプロポーザルが発せられれば、次のエポックで有効化されます。それはUTCで9月12日(日)21:45UTC、となっています。

そう、つまり既にトリガーは引かれ、ロケットは空に向かって発射されます。ここからはもう後戻りはできません。
つまり私たちはAlonzoへ飛び立つ直前で、AlonzoハードフォークはUTC12日に必ず実行されるということです。
私はこのパーティーを眺める予定にしています。Tweetを見たり、私たちのコミュニケーションチャネルもライブ予定です。
ハードフォークがロールアウトすれば、皆さんはすぐにPlutusスマートコントラクトをメインネットに送り込むことが可能になります。
このローンチに当たっては、とてつもなく膨大な作業が必要でした。dAppsの構築には、非常に多くのインフラ、デザインパターン、アブストラクション、テンプレートなどのパターンという関連要素が必要となったためです。それはどのエコシステムを構築するために必要なことでもあります。

そしてその礎が、テストネットではなくメインネットに実装されます。
つまり、もしあなたがPlutusコードのdAppsを構築していれば、9月12日にはもう、それをメインネットに送るだけでそのdAppsをメインネットで稼働させることができます。

そう、スマートコントラクトはもうすぐそこです。おめでとうございます!

私たちは先日、ちょっとしたお試しで、オモチャ的なスマートコントラクトを構築してみました。その一つはPolymarketライクなもので、そのほかにも色々遊んでみましたが、今後は皆さんに楽しんでもらえると思います。
バックエンドではまだ非常に多くの仕事が残っており、10日にはベータ版が利用可能になりますし、まだまだいろいろなことが始まります。
今月は、開発者の皆さんからの色々な疑問にお答えするつもりです。オープンな疑問として、先日は開発者の皆さん向けに、concurrencyアプリに関するテンプレートやアブストラクションなどについてもお答えしています。これらの問題に対しては、基礎的なインフラに手を加えることなく解決することができます。これらはアブストラクションやソフトウェアに関する問題であって、EVM(イーサリアム・バーチャルマシン)やSolidityを修正するようなものです。基礎インフラやライブラリを修正するタイプの問題ではありません。
HFCイベントの後は、私たちはこのような「バリ取り」の作業や、新しい機能の追加を行う予定です。
今後の予定として、2つのHFCイベントを予定しています。
まず、年末までに「Babbage(charles babbage?)ハードフォーク」を予定しています。そして次のHFCは、来年の第1四半期を予定しています。
これらのハードフォークにより、より開発がしやすい環境を整備し、圧縮による最適化なども行い、オンチェーン関連を改善していくことになるでしょう。コストモデルなど様々な観点の分析を進めており、革新的なことが起こるでしょう。

それから、カルダノサミットでは、Bashoにおいてどのように巨大なスケーラビリティを実現するかや、ヴォルテールにおいてどのように自立分散化された、活発な自主参加型の完全なボトムアップ型プロジェクトへと移行するために、どのような技術を融合させていくかということについてお話したいと思います。
ぜひサミットに参加してください。もちろん私も登場します。とてつもなく驚くべき内容となるでしょう。私自身、ものすごく消耗しています。私たちみんなが疲れ切っています。この会社にとって最も忙しい90日だったと言えるでしょう。非常に多くのことが起き、そして今も動いています。本当に素晴らしい結果が生み出されています。
全てのステークプールオペレーター、Plutusパイオニア、私たちと仕事をしてくれるコミュニティやパートナーたちに本当に感謝しています。
Miniswapをはじめ、多くの人々がイノベーションを起こそうとしています。先日の動画ではちょっと言い過ぎたかもしれませんが、多くの人々が何かをなそうと力を注ぎ、私たちがそれをサポートするという姿は本当に素晴らしいことだと思います。
テストネットは完全に「ノーイシュー(無問題)」でしたが、私たちは今、とてつもなく分裂化した世界にいます。私たちの競争相手は、インセンティブを使って、相手を叩くためにどんなことでもやってのけようとするのです。
ちょうど今日(2021/9/8)、BitTorrentの開発者でChiaのCEOのBram Chohenが、「拡張UTxOは全く不必要だ」といった批判をしていますが、この類の話はあらゆるところで散見されますし、こうした話自体が全く無意味です。
これは例えば「Javaは全く不必要だ。C++も不要だ。C#こそが真のプログラム言語だ」という話と全く同じです。
どのような開発言語であれ、「ユーザーがどのようにソフトウェアを開発し、メンテナンスをするか」というライフサイクルにおけるトレードオフが存在します。
私たちは、スマートコントラクトという領域においても同じように考えています。私たちのメンバーには、すでに別のプログラム言語を開発した人物や、プログラム言語に関わった人物がいます。例えば、私たちのメンバーのPhillip Wadlerは、Haskell開発者の一人であり、36年の経験による高度なインサイトを持っています。
さらに私たちはスマートコントラクトの開発言語を深く研究し、イーサリアムの開発パラダイムから、イーサリアムにおける課題や修正箇所などを徹底的に洗い出しました。
カルダノにおける基礎インフラというのは、これらを結集した結果として生まれたものなのです。そして、すでに数多くのツールが生まれており、カルダノで構築された夢のようなヴァーチャルマシンを通して、これからは膨大なプロダクトがやってくるでしょう。

ここで、3つの異なる意見が上がっています。
1つ目は、ツールライブラリにおける、様々なデザインパターンにおける意見。例えば、Javascript一つとっても、手続き型にするか関数型にするかという選択肢があります。また、ラムダというプログラム言語に至っては、機能型Javascriptをベースとした結果、Haskellのようなものになっています。同じ言語でも、異なる使い方が可能だということです。

2つ目は、レイヤーに関するものです。先日の話題では、アカウントモデルのレイヤーを、UTXOモデルのトップに持ってきてエミュレートしようとしたことで問題が起きました。これような問題は比較的簡単な話で、JavascriptのフレームワークでいうMedia、React、Angularといったものの問題と同様で、エミュレーションレイヤーに関する問題です。

このように、全く違ったタイプの開発者がやってきて、それぞれ異なる意見を言うようになるでしょう。

最後には、拡張UTxOという全く異なるコンピューティングモデルに関して、様々な意見が話されるようになるでしょう。そのために、サイドチェーンとしてIELEやEVLMが存在します。

私たちは、これら全てを考慮に入れながら、常にスケーラビリティに関して注意を払いながらカルダノのエコシステムを構築しているのです。
そしてそのために、拡張UTxOとウロボロスを組み合わせ開発したのです。ウロボロスは、ステークプールオペレーターたちのグローブとして、膨大な数の人々が参加する分散コンピューティングを構築します。そしてHydraが登場すれば、あらゆることが可能な巨大分散コンピューティングが実現するでしょう。
心拍のように何度も反復する必要があるシステムを使用することなく、これまでスマートコントラクト開発者が使用したことがない分散コンピューティングにアクセスすることが可能となります。
プラグインすればすぐに使用可能です。

また、私たちは拡張性についても力を入れてきました。例えば、複数のサイドチェーンとの連携や、Marloweなどの目的特化型のドメイン言語の開発です。
これから参入する開発者の皆さんにはまだ知られていない、隠された機能がたくさん存在しており、ビジネスロジックの構築や問題解決に集中することができるようになっています。

9月12日のメインネット実装では、私たちがどのような全体像を描いているのかを理解していただける機能の一部が開放されます。そして、各チームがそれぞれの分野をになって皆さんをサポートします。
例えば、あるチームは開発者たちのUX改善に取り組んでおり、あるチームはHydraの構築、さらに別のチームはSPOをどのようにこれに参加させるかを考えており、また別のチームはサイドチェーンの開発について考えています。アカウントモデルの抽出に腐心しているチームもいますし、一定の基準を満たしたスマートコントラクトの構築について考えているチームもいます。
これら全てが、カルダノのエコシステム内で同時進行で動いています。
Nodeソフトウェア、アドレスDL、ダイダロス、ヨロイ、DB、ロゼッタAPI、グラフQL、ネットワークライブラリ、形式使用記述……まだまだほかにもたくさんあります。
これら全てが、一気に動いており、リリースされた直後に皆さんの手元に届きます。
だからこそ、今回のリリースが非常に大きなものとなっているのです。
皆さんはよく「9月12日には何ができるの?」と質問をされますが、「ものすごくたくさんのこと!」としか言いようがありません。
まずはスマートコントラクトです。これは開発者の皆さんのスキル、イマジネーション、ツーリング能力にかかっています。そして、トークンの発行も可能になります。NFTをさらに進化させることもできるでしょう。優れたステーブルコインも実現できます。
スマートコントラクを活用して、独自の支払いポリシーを構築すれば、例えばNFTでロイヤルティ(著作権料)を設定することも可能になるでしょう。それ以外にも何百というアイデアが生まれてくるでしょう。
12日にリリースするプロダクトは、それほどまでに大きな意味を持ちます。
一方で、プロジェクトによってはすぐにリリースできるものもあれば、リリースに時間のかかるものもあるでしょう。それは開発者が選択したプロセスやプロダクトデザインによるものです。
例えば、ネイティブトークンの発行はAlonzoのスマートコントラクトすら必要としません。そのため、Alonzoを待つ必要がなくすでに大きなNFTプロジェクトが稼働しているのです。
もし気に入らないことがあっても、数ヶ月後またきてみて下さい。すると違ったパラダイムやコンピューティングモデルが実装されているはずです。そしてまた使用してみて、辞めたければ辞めても構いません。
そして私たちは、「エビデンスベース」のアプローチに対して一切の妥協はしません。フォーマルなアプローチ、学術論文などで裏付けされたコードを書き込んで行きます。これらをリリースすることによって、私たちは強い自信を持って取り組むことができるのです。プログラムにバグはつきものですが、圧倒的にバグを減らすことが可能になります。
これは常にマラソンであり、何ヶ月、何年もかけて行ってきた結果です。
マーケティングがうまくいって、ロウでできた翼が溶けて地に落ちるまで空へと飛び立つ、といったことは私たちはしません。
カルダノのエコシステムは、常に優れた知性と方法論と将来の見通しをもって開発されています。
拡張UTxOモデルは、12年前にSatoshiによってもたらされたUTxOをベースにしています。彼は当時から優れた見通しを持って、何兆円という市場になる暗号通貨に導入されました。
UTxOは、プライバシーとスケーラビリティ、そしてサステイナビリティを持つ、非常にパワフルなモデルだったのです。
カルダノに関していろいろなことを話す人がいますが、吠える犬を黙らせることは不可能です。私は犬を何匹も飼っているので保証します、これは本当です。
しかし、彼らが私たちの邪魔をすることは不可能です。
9月12日に皆さんが見る出来事は、非常に優れた人々が、それぞれのプロフェッショナルなキャリアを賭して構築されたものです。一夜でちょっと作ったものではありません。その中の1つのプロジェクトは、2018年から始まって今日に至ります。
これは偶発的に起こったことではなく、これまでメインストリームのプログラム言語を使って何度も失敗を重ねた結果や、イーサリアムのエコシステムやそれに準じた他プロジェクトに対する深いインサイトによって齎されたものです。

しかし、だからと言って9月12日からカルダノがフル稼働するわけではありません。スイッチを押した途端、イーサリアムのエコシステムを超えるなどということは起こりません。どんなに魔法のようなテクノロジーでも、突然マーケットで勝つことなんてあり得ないのです。
例えば、トランジスタが発明されても、しばらく真空管が市場の圧倒的多数でした。トランジスタは何年もかけて真空管にとって変わったのです。
しかし、一度入れ替わりが起これば、二度と戻ることはないでしょう。私たちは今、まさに同じ状況の中にいます。
私たちの考察とモデルは、アカウントモデルを凌駕するでしょう。それらを構築するためには、インフラが必要です。私たちやパートナー、そしてコミュニティの皆さんで構築するのです。
それを成功させるには、私たちが正しく仕事し、Catalystによって正しいファンディングを促し、インセンティブ設計を行なうことで可能になります。

この「トランジスタvs真空管」の戦いには、私たちは必ず勝利するでしょう。なぜなら、アイデンティティ、価値(value)、状態(state)に向けたムーブメントの中で、拡張UTxOモデルは大きな優位性を持つためです。
ビットコインのUTxOは高いセキュリティを持ちますが、複雑なブログラムを構築することはできませんでした。これを両立させたことこそ、拡張UTxOの大きな成果なのです。
もし、ビットコインの開発時点でPlutusと拡張UTxOの理論が存在していたら、ビットコインの会計モデルは間違いなく拡張UTxOが採用され、Plutusによってプログラムが書かれていたでしょう。
なぜか? これを選ばない理由がないからです。
拡張UTxOでは、ビットコインのセキュリティと構造を持ちながら、イーサリアムと同じようにな表現能力、プログラム開発を行うことができるからです。
この両者は最高の組み合わせだと言えるのです。
それこそが、9月12日にメインネットに実装されることになるのです。

もちろん、マネジメント体験など、全ての機能が実装されるわけではないことは、参加者皆が理解しています。バックエンドのアプリケーション開発環境、デザインパターン、オラクルコントラクト、ディスプレイ、開発者への開発情報共有など、まだまだやらなくてはいけないことは残されています。

どうしてこのようなプロセスかというと、イーサリアムの場合で考えてみて下さい。イーサリアムでは、Solidityの開発全てが完了してからスマートコントラクト機能が実装されたでしょうか? もちろんそんなことはありません。イーサリアム・バーチャルマシン(EVM)が稼働した瞬間から、スマートコントラクトを構築することができるようになりました。
カルダノでも同様に、拡張UTxOの台帳でPlutusが稼働した直後からスマートコントラクトが可能になり、カルダノにおけるスマートコントラクトが始まるのです。
これは長い道のりであり、複数の道が同時並行して進んでいます。

私たちには、多くの違った意見が飛び交います。例えばdcSparkなどは、とても強い意見を持ち活動しています。彼らは私たちと全く違うシステムを構築し、それをカルダノのモデルに導入しようとしています。
そしてそれは、カルダノのモデルでは可能なのことなのです。

ある開発者は私たちと同じ意見で、またある開発者は全く異なる意見で開発をする。これこそが分散化エコシステムの美しさなのです。
もし私たちがこれをうまく共存させることができれば、互いに学ぶことができ相互作用を促すことができるのです。

もちろん、他のチームもたくさんいます。ドメイン専用言語の「Glow」や、アカウントエミュレーションなど、さまざまな意見を持つチームが共存しています。このような別々の意見が共存することで、エコシステムを成功へ導くはずです。
Javaのような偉大なエコシステムでは、さまざまなプログラム言語をコンパイルしバーチャルマシンで稼働させることができます。
偉大なエコシステムには、ダイバーシティの存在を受け入れるものです。そして、専門的なツールの構築を助け、専門的なビジネスの構築を促すのです。
そしてそれが、12日にローンチします。

これはシェリーから続くアップデートの中で最も重要なアップデートです。私たちは最大限の努力を重ね、ホームワークを終わらせ、正しいことを行い、たくさんの汗を流しました。
今この瞬間、私たちは本当に興奮しています。
ここに辿り着くまで非常に多くのことがありました。
Memos Chavarri(?)、Michael Peyton Jones、Joshua Lee Miller をはじめ、チームのみんなの優れたリーダーシップに本当に感謝します。私はCEOとして、より早く、より優れたものができるようにみんなを強く鼓舞し、皆さんは絶対に諦めることはありませんでした。
それからコミュニティの皆さん。皆さんは私が考えているよりも遥かにたくさんのことをしてくれました。
月曜にはメインネットがローンチし、カンファレンスの日も近づきます。それからさらに私たちはたくさんのことを行い、各四半期には驚くべき成長をし続けるでしょう。それはまさにトランジスターが真空管を倒す瞬間のように。
私はこのモデルがこの業界を支配すると確信しています。
ビットコインも今後、拡張UTxOの導入について開発側が提案することを強く期待しています。ビットコインのエコシステムがそれを許すかどうかは疑問ですが、smplicityやjets、bitmlなどを見ていると、そのような願望があるのではと感じています。私はこの拡張UTxOを開発することができたことを誇りに思っているし、カルダノという1つのプロダクトを人生における誇りだと思っています。
カルダノは全て自分たちで開発したもので、どこにも借り物の技術は使われていません。
新しいネットワークスタック、新しい会計モデル、新しいプログラム言語、新しいコンセンサスモデル、完全に新しいソースコード、新しいトランザクションモデル、新しいシリアライズフォーマット、API…、全てが特注品です。
これまで、ここまでのスケールで構築されたプロダクトは、この業界ではイーサリアムが最後でした。
私たちはハイレベルな完成度でインフラを構築し、これから非常に多くの分野での利用を進めることになります。

皆さん、お聞きいただきありがとうございます。
9月12日にランチパーティを楽しむことができることを願っています。
プロポーザルは入力され、もう後戻りはできません。
Alonzo時代はすぐそこです!

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️

●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
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Djedステーブルコインについて | チャールズ・ホスキンソン【全文翻訳】

2021/07/16 に公開された、「Djed Stablecoin(Djed ステーブルコイン)」のクイック翻訳を掲載します。
訳文はこちらから↓
————–

皆さん、こんにちは、チャールズ・ホスキンソンです。
いつも、そして時々暖かな日差しが降り注ぐコロラドから生放送しています。

コロラドに戻ってからは、お話しできない理由で、お話しできない場所に足を運んだりしています。そのうち話せるようになるかもしれませんが、今は楽しくADAを走らせています。

それはともかく、今回は長い間待ち望んでいた論文についてのビデオを作りたいと思って配信しています。
この3年間、この組織では安定したコインについて多くのことを話してきました。
資産担保型の安定したコインやCBDCなどを見てきましたが、とても楽しかったです。

この3年間、この組織ではステーブルコインについて多くのことを話してきました。
資産担保型の安定したコインやCBDCなどを見てきましたが、とても楽しい試みでした。
様々な実験的プロジェクトを動かしているステークホルダーと話し、ステーブルコインの設計についてたくさんのワークグループと分析を行ってきました。その中でも特にリーダーと言えるのが、ブルーノ・パレオです。
彼はプログラミングに非常に強いバックグラウンドを持つ計算論理学者であり、確かな数学のバックグラウンドも持っています。ブルーノはこの分野においてあらゆることに精通している、天才で、彼に何かを任せると、彼はそれを実行するだけでなく、可能な限り究極のレベルで実行します。
論文を書くだけでなく、他の人と協力したり、論文の特性を依存型言語(この場合はisabelle)で直接証明したりして、実際には何らかのプラットフォーム上でscalaなどのプログラミング言語を使って実装します。

今年の初めに、エルゴで行われた実験の一部を利用して、アルゴリズム的に安定したコインを作って、カルダノで展開しようというアイデアがありました。
そして、これをやってみようということになり、何度もさまざまな議論を重ねました。
また、これを安定した手数料やプロトコルレベルのステーブルコインにおける広範なアジェンダにどのように利用するかについても議論しました。
terraや他の何人かなどがステーブルコインについて知られていますが、実は私もこの分野でキャリアをスタートさせました。
私はビットシェアーズにいましたが、ビットシェアーズでもそのアイデアがありました。
しかしその後、大きなドル資産や派生商品と主要な資産の間には関係があり、それが正しく行われていれば、一方にはボラティリティがあり、一方には安定性があり、そして取引することができるものができたでしょう。
いずれにしても、ビットシェアーズは最終的に商業的には大きな成功を収められませんでしたが、Danはそれを引き継いで自分の仕事をしていました。MakerDaoもその話題に加わりました。記憶によれば、MakerDaoの背後にいる人たちは、彼らがイーサリアムに来る前にはビットシェアーズにいたような気がしますが、ちょっと奥覚えていません。このような時代から、8〜9年が経ち、今に至ります。

では、論文のシェアを少しお見せしましょう。これは「Djed」と呼ばれるもので、以前に検証された暗号化されたアルゴリズムによるステーブルコインです ブルーノはいつもこのような作品をハンドルネームで発表していますが、私は彼のサブ垢たちを毒殺してしまったようです(笑)

ディミトリオスはアイオワの世界的な研究者で、ウクライナを拠点としています。
ジャン・フレデリックは私たちの正式な手法グループに所属しており、アビラは私たちの正式な手法グループに所属しています。aviraは我々のフォーマルメソッドグループに所属しており、atixに関連しています。
私たちはこれをオープンスターに実装し、アレック スのスコアレックスの研究から学んだ多くのことを利用しました。また、nikoとは多くのやり取りをしました。
dc sparkのnikoやergoのrobert kornackiと多くの会話を交わし、ergoブロックチェーン用のergoscriptでこれの前身となる実装を行っています。
もちろん、alan mcsherryはopenstarフレームワークの生みの親です。Allenはコマーシャルグループに所属しており、openstarはコマーシャルグループで様々なことに使用する小さなフレームワークです。young mullerはplutusチームで働いています。

それはかなり難解な論文で、実際に私が「忙しい」とツイートした原因でもあります。
なぜかというと、この論文は60ページにも及び、それを読み進めていくと、いろんなことが出てきます。イクイティ/リザーブコインが単調に増加する場合における安定性に関するあらゆる定理が登場し、それぞれの定理の証明が登場するのです。
さらにそれらのモデルを拡張して、どんどん進めていくのですが、このバージョンではもう少し必要な部分がいくつかあり、そして、実際に適切なモデルチェックが行われ、その説明もたくさんあります。
この論文が非常にユニークなのは、多くの論文が重い計算式を含んでいることです。少なくとも私の場合は、皆さんの方が賢いかもしれませんが、私は数学の壁を見るたびに、時間を確保してそれについて考える時間が必要だと思います。

アルゴリズムのいくつかは実際にここで見ることができますが、この論文を非常にユニークなものにしているのは、isabelleコードが掲載されていることです。
つまり、isabelleの高レベル論理の高次論理の形式化です。ここには実際のプロがいて、すべてのisabelleコードが何ページも何ページも見られます。
ここでは多くの検証が行われましたが、そのキーは本当に驚くべきものです。この種の論文としては非常にユニークなもので、どのように扱うかどうか検討しています。

ご存知のように、私たちはアロンゾ・ホワイトの時代にいます。ハードフォークは昨日起こったと思いますが、その時私はちょうど飛行機の中だったので見逃してしまいました。
おそらく数週間後には、ハードフォークの一般化に向かうイベントに動き出し、カルダノ自体をアップグレードしていきます。

今月末に放送されるCardano360エピソードをご覧になればわかると思いますが、今月末の360エピソードをご覧になれば、日程やスケジュールはこれまでのものよりもかなり正確になると思います。
8月、9月のハードフォーク(HFC)イベントはかなり良い感じです。今月末に配信予定のウォレットバックエンドの統合にはまだ遅れはありません。
ノードの統合は今月末の配信を予定しており、ウォレットバックエンドの統合はもう少し後になります。
alonzoのホワイトアジェンダを進めていくと、バグや欠陥が発見されますが、データレス統合を開始することができ、その段階で、HFCイベントアプリケーションのバックエンド統合を行うことができます。
ウォレットへのバックエンド・アプリケーションの統合はソフトウェアであり、ハードフォークを必要とするような台帳ルールやその他のものではありません。これは開発経験の問題であり、もう少し後になるでしょう。

Plutusのコードを実行できるアロンゾに近づいています。Plutusのパイオニアたちはすでにプログラムを通過しました。アプリケーションの作成やテストも行われています。
ですから、皆さん、これは仮説ではありません。
驚くべきことに、予測市場もツイッターも、すべてが架空のものだと信じているようですが、実際にはPlutusのコードが動いているのです。これは現実と認識が一致しないケースの一つです。

でもそれで構いません。私たちがこれらをリリースした後は、彼らをあっさりと蹴散らす楽しい時間が待っているからです。
このステーブルコインに関する論文について考えるのは、これらの仕事をスッキリとさせてからになるでしょう。なぜなら、この論文は非常に複雑で、慎重に考えなければならない多くの可動部分があり、PlutusやPlutusネイティブアプリケーションに導入するには非常に慎重な作業が必要だからです。

この作業に最適と思われるベンダーの目星をつけていて、彼らと緊密に協力して、前バージョンのエルゴスクリプト実装の時に行ったように、ゴーグェン・サミットの開催に合わせてリリース、もしくは少なくともプロトタイプを発表することにしています。
この点については、後日また議論したいと思いますが、これまでには見られなかった、研究と研究から商品化への大きな加速が見られ始めています。
この論文の著者はほとんどがエンジニアであり、残りが研究者です。エンジニアのふりをした研究者はいません。つまり、コードに素早く移植できるような方法で書かれ、アルゴリズムが設計されており、目に見える形式化からコードを抽出する能力がすでにあるということです。

今の仕事がひと段落したのち、ブルーノに対して何をするかというと、このステーブルコインがどのように機能するのかを皆さんに説明することです。私は彼に、AI論文を説明するYoutubeチャンネル「2分間の論文」にインスパイアされた説明ビデオを作るように頼んでいます。また、うまくいけば、Djedのデザインについて簡潔でシンプルな方法で話すことができるかもしれません。
そうなれば、みんな喜んでくれると思います。

驚くべきことに、今、圧倒的な量の批判と憎しみが出てきています。今までに見たことがないほど、私たちが言っていることはすべて嘘だという確信を持った批判があり、信頼や疑いの余地がなく、わずかな敬意や尊厳さえもありません。
例えば、私が「忙しい」と投稿したツイートに対して、私が論文を書いたとか、過去の論文の執筆に実際に関与したと主張しているかのように受け取られました。

このようなことに時間を割いている暇はありませんし、これは私の専門分野ではありません。ただ、皆さんは最近、イザベルコードや緻密な数学のプロが登場する60ページの論文をどれだけ読むことができたでしょうか。
これは私が実際に読んだもので、時間がないときに読んだのですが、私の今後のキャリアにとって非常に重要なものだと思ったので読むことにしたのです。
これは、企業としてのミッションに不可欠な要素です。企業としてのビジョンは、すべての人のために世界のシステムを改善することです。
どこにでもある経済的アイデンティティと安定した金融市場は、その大きな要素です。保険、融資、価格設定、支払い、商取引などに使用する手段が不安定では、何もできません。
ですから、取引に使う手段が安定していることは非常に重要です。ビットコインやADAなどの変動性のある資産をシステムに投入すると、変動性が著しく低い別の資産を生み出すことができる汎用的な設計があります。

変動性が少なく、ファンジブルで、そして取引可能であるということは非常に驚くべきことで、このシステムは非常に厳密な意味で捉えられているという事実があるのです。
また、この設計が実際に非常に厳密な意味で捉えられており、既存のものより優れており、存在するバグに悩まされることがないという高度な保証が得られていることも、素晴らしいことです。

これは、会社のミッション、会社のビジョン、そして発展途上国に進出したカルダノが成長し成功するために必要な、マイルストーンとなるタイプのプロダクトです。

私はなぜか、このような考えが一部の人から失われているような気がしています。

IOGは様々な意味で暗号通貨の世界を超越してきています。私たちは定期的に国家や、フォーチュン500企業、大学といった、実在の人物と話をしています。私たちは、暗号通貨業界の人々から離れ、日常の人々と日常の人々に向けたB2C製品を作る方法を考えています。
暗号に特化したことはあまり考えていませんし、暗号に特化した会議に出席したいという気持ちも大きく減退しています。
また、暗号通貨スペースにいる人々の対話を見てみると、彼らが議論したり話したり考えたりしていることには、「気づき(signal)」よりも「ノイズ」が多いことに気づきます。

例えば、エルサルバドルは、暗号通貨を法定通貨として受け入れることを世界に宣言した国です。
このイベントは業界全体に関わるものでしたが、業界が一丸となって、ブロックチェーンをはじめとする業界を挙げて協力し成功させようという動きには至りませんでした。
その国の大統領に「私は他のコインからあなたを守るためにここにいます」と言いに行った人までいたのです。

その国には600万人の人々がいて、そのうちの70%が銀行口座を持っていなかったり、銀行から見放されたり、ギャングがいたり、その他の問題を抱えています。もしソリューションの導入が失敗すれば、国民に大きな被害がおよび、経済には大きな痛手を追い、最悪の場合、地政学的な問題にまで発展してしまうのです。
そうなれば国民は暴力の被害者となり、人々の生活はさらに損なわれることになるでしょう。
これは、私たちの業界が成熟した尊厳と、率直に言って合理性のかけらも持ち合わせていない、何十もの例のうちの1つに過ぎません。

もしあなたの目的が何かを買って価値を上げることであり、それがあなたがここにいる唯一の理由であり、この業界をゼロサムゲームと考えていて、現金化するまで他の人をゴミ箱に投げ込み、その後何かを買って、自分がいかに賢いか、お金を稼ぐ能力があるかを示したいと考えているのなら、私はあなたと話したいとは思わないし、あなたと交流したいとも思わないし、あなたが人間として存在していることを知りたいとも思いません。。

もしあなたの目的が、世界を動かしているシステムについて考えることであり、それらのシステムが今後数年の間にどのように利用され、世界中の人々にとってより良い場所になるのかを考えることであるならば、私たちは気の合う仲間です。
そして、その技術がオープンで透明性があり、公正な監査が可能で、誰もがアクセスできるものであれば、あなたがどんな技術を使っていても私は気にしません。

残念ながら、暗号通貨の世界ではその数はどんどん少なくなっているようですが、良いニュースは、暗号通貨の世界では、少なくとも主役は必要ないということです。
この技術が採用されると、許可を求めず、理念に沿って、単に技術を取り入れて修正し、次のレベルに進化させる多くの人がすでに存在しています。

そしてそれを次のレベルに進化させるのです。とにかく、ご想像の通り、私は今、少し疲れていて、長い間、本当に休んでいません。

今朝、私が言及した予測市場では、10月1日までにスマートコントラクトが実現しない確率は70%で、彼らは50000の賭けをすると言っていますが、これも姿勢の一例です。

今月末のカルダノ360のエピソードを楽しみにしています。
これからも成功を楽しみにしています。アロンゾ・ホワイトに参加されている皆さん、構築し、学び、成長している皆さん、政治家のパイオニアプログラムに参加されている皆さん、国のデジタルトランスフォーメーションに取り組むパートナーの皆さん、本当にありがとうございます。
また、私たちを信頼し、業界の発展のためにハードワークをしていただいている企業の皆さんにも感謝しています。みなさんが成功することを願っています。

Dhed論文を読みたい方は、数日後、おそらく来週にはお届けできると思います。
社内審査にかかる時間にもよりますが、数日後、おそらく来週にはお届けできると思います。

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️

●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
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【超訳チャールズ・ホスキンソン(10)】カルダノが最強のブロックチェーンである理由

2021/02/17 に公開された、「Dave Lee Investing」のデイヴ・リー氏による、チャールズ・ホスキンソン氏のインタビューを翻訳しました。(非常に濃い内容のため、連載記事として翻訳を進めていきます  第9回はこちら

――なぜカルダノは他のブロックチェーンよりもdApps開発で優れていると言えるのですか?

例えばコンセンサスは素晴らしいマーケターで、彼らはイーサリアムが不可避なものだと強く人に勧めていますが、Solidity(イーサリアムの開発言語)の開発者は8000人足らずです。世界中にシステム開発者は2260万人いると言われている中で、です。
つまり、イーサリアムがネットワーク効果を十分に持つと言うわけでもありません。
dApps市場の資料によれば、2020年は31%のdAppsがイーサリアムベースで、残りは他のプラットフォームで開発されました。実際にイーサリアムは開発者サイドからのネットワーク効果を失っており、これはオープン・ゲームです。

おかしな話で、この業界の人々はビジネスがどのようにして成り立つのかわかっていません。
例えば、ナイトクラブのオーナーが、お店に多くの男たちを呼びたいとしたら、そのクラブにセクシーな女の子がたくさんいることをアピールしなくてはいけません(笑)
そうすればお店は男たちで溢れ返りますよね。言うまでもありません。

つまりアプリケーションを作るとしたら、そこに価値があり、お客さんがたくさん来る、ということを伝えなくてはいけないのです。

私たちがアフリカで何をしているかというと、何百万人もの人に対する取引を創出しているわけです。
DeFiでは、誰が最も重要な顧客だと思いますか? ニュージャージーの放棄された農場にいる、プロトコルに全く興味がない農夫でしょうか? それとも、すでに借金をしてそのプラットフォームに人生をかけている人でしょうか?
経済的アイデンティティのために24/7(休みなく毎日)を割いて開発を進めて膨大なDeFi顧客に対してコミットしたプラットフォームか、放棄された農場の農夫と、どちらで仕事をするかと言えば、そちら側で開発を行うでしょう。そちら側こそ、雑草のように成長し膨大な富をすぐに生み出すことができると思うからです。そのような視点ですね。

他の視点から言えば、常識的な感覚からです。EVM(イーサリアム・ヴァーチャルマシン)は、全くもって独占技術ではありません。SolidityコードやEVMコードをカルダノに導入するとしたら、問題なく稼働するでしょう。

私たちはこれを「島と海と沼」と読んでいます。つまりEVMは沼なんですよね。ヴィタリックが作った、クレイジーなカンブリア紀の沼でしかありません。

次に言えることは、私たちは証明された信頼性の高いアプリケーションを構築できる「プルータス」と言う美しいプログラミング言語を生み出しました。アプリケーションが失敗すれば、ユーザーは死に直面したり、膨大な資産が失われてしまいます。

だからこそ私たちはエンタープライズやフォーチュン500企業への導入について話を進めています。彼らは「最初の参入市場」について考えていません。なぜなら彼らにはすでに顧客がいるからです。

例えばマイクロソフトが失敗したら、その損害は、野生を冒険する企業とは比較にならないほど、莫大なものになります。そのため、大企業は「正しさ」に対して大きな関心を払います。そのシステムが暴走しないこと、誰も首にならないことを気にするのです。

そのため私たちは、フォーマルメソッドに則して証明された、信頼性の高いソフトウェアに重きを置いているのです。それこそが勝利への道だからです。私たちがこれまで行ってきたピアレビューや証明は、このような戦略に基づいて進めており、実際にフォーチュン500企業やエンタープライズへの導入に関しては、このメソッドはユニークでありとても大きなアピールポイントとなっています。

海については、Java、C言語、.NET、javascriptです。これらの3つだけで1000万人の開発者が存在します。これらに比べたらsolidityなどおもちゃのようなものです。
彼らのような開発者が自分たちのエコシステムを構築できる道筋を作り、彼らがすでに知っているプログラミング言語やツールで開発できるようにしてあげるのです。
私たちのパートナーには、ランタイム認証やそうした方法を作る仕組みを持つ、世界で最も優れた会社がいます。
じきに、このようなメインストリームのプログラミング言語をオフチェーン、オンチェーンのインフラに実装することができ、それによって素晴らしいアプリケーションが作れるようになるでしょう。

しかし一般的には、開発者側に立って考えてみると、私自身は戦略として「ACIDIC」と呼んでいます。
つまり開発者の獲得(Acquisition)、開発者とのコラボレーション(Collaboration)、開発者へのインセンティブ(Incentive)、アプリケーションの実装(Deployment)、アプリケーションの連携(Interaction)、アプリケーションのキュレーション(Curation)には、これら全てにおいて徹頭徹尾で真に優れたプラットフォームである必要があります。

多くの場合、開発者の獲得ばかりに話がいきがちですが、それはよりエコシステムの実態によるものが大きい話題です。
もし開発環境が劣悪であっても、正しいエコシステムであれば開発者は頑張って開発に励むからです。
その好例がニンテンドー(ファミコン)です。ファミコンのゲームを構築する場合は、任天堂独自の設計コードを書かなくてはいけませんでした。それは世界で最もひどい経験でしたが、みんな頑張って開発を行いました。なぜならファミコン市場に消費者がいたからです。

そのため、多くの開発者は(顧客さえいれば)痛みに耐えることができるものなのです。もちろん、私たちの場合は全く逆でそのようなことはなく、よく冷えたお水を出すようなことをしていますが、開発者の獲得というのは、そういうものです。

コラボレーションというのは、彼らと何をするかという問題です。静的、動的の2種類があり、静的コラボレーションとは「ここにチュートリアルがあります。ここにドキュメントがあります。グッドラック!」というもので、動的コラボレーションというのは「ここにQ&Aがあります。なんでも質問していただければお答えします。プルリクエストを読んでお手伝いします」というものです。アプリケーションを共同開発したり、一部を私たちで構築したりします。

また、プラットフォームが何を提供するか、というポイントもあります。
もしカルダノでトークンを発布したいとすれば、それはADAと同様に扱われます。ある時点から、トークンによって取引手数料が支払われるようになります。イーサリアムでそのようなことは可能ですか?それはありません。絶対に不可能です。しかし、私たちのネイティブアセットはそのような仕組みとなります。
次に、投票システムです。投票システムでも、ネイティブアセットを再利用することができます。なぜならネイティブアセットは、あなたのシステムで投票する際にADAと同じように扱われるからです。
例えば、あなたのメイカーDAOが、去年の3月におきたショートスクイズ(相場の急上昇)に関して集団訴訟を受けたとしましょう。どうしたら訴訟に決着をつけられるかと慌てふためくのではなく、私たちのガバナンスシステムを活用してみてはいかがでしょうか? 投票システムを独自に構築する必要はありません。DAOを構築する方法を探す必要もありません。なぜならカルダノネットワークが提供できるからです。ハレルーヤ!
そこでレギュレーションを作る必要があり、アイデンティティが必要となります。KYC、AMLといったものが必要となりますが、私たちのPRISMがあれば、あなたたちのトランザクションやアプリケーションにこれらを埋め込むことができるのです。
このようなことがより簡単に可能となるのです。これが規制の事実や法令遵守というものです。

インセンティブについては、200Mドルが今年の投資用予算として組み込まれており、これはベンチャーキャピタルによる中央集権的なものですが、あなた自身が投票でき、コミュニティも投票し、私たちはすでに25万ドルを配布しており、次のFund3では100万ドルが集まっており、すでに開始しています(2月17日時点)。

つまりそこには資金が集まっており、アプリケーション開発やインターリアクション、コラボレーションなどが進んでおり、さらに私たちはAppストアも構築中です。今後はアプリケーションの実装が容易にできる環境づくりを進め、ワンクリックでアプリケーションをインストールできるようになります。

これは非常に分かりやすいもので、ロケット技術ではありません。
アップルもAndroidもマイクロソフトも全く同じことを行なっています。インターネットの世界は30年以上の歴史があり、ソフトウェア業界の歴史は50年にも及び、私たちがしたいことの答えはその中に詰まっています。

もちろん、開発者は非常に重要な役目を担いますが、そこにエコシステムがあり、そのエコシステムが成長し顧客を集めるという確信があるのです。
iPhoneが開発された時のことを思い出してみてください。当時は0%のマーケットシェアで、完全に人々から忘れてられていました。
「ウィンドウズが持つ30億人のネットワーク効果を超えるだって?バカじゃないの?」と笑われていたでしょう。
しかしiPhoneは、他の誰もができなかったことを成し遂げたのです。それが最終地点です。誰も構築できないプラットフォームを構築するということです。

カルダノは、ビルトインのガバナンス、アイデンティティ、ネイティブアセットスタンダードなど、競合の誰もができないことを成し遂げています。

そして私たちは、競合が絶対にリーチできないマーケットへ参入できています。
それこそがファーストウェイブを巻き起こす人々です。そして彼らの成功はセカンドウェイブを巻き起こす人々を生み出します。そして次々と新しい波が巻き起こるでしょう。

つまりこれはロケット工学ではなく、歴史家の仕事なのです。そしてエコシステムについて非常に注意深く学ぶことが大切なのです。

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●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
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【超訳チャールズ・ホスキンソン(09)】「未知の技術」に対する社会の目 

2021/02/17 に公開された、「Dave Lee Investing」のデイヴ・リー氏による、チャールズ・ホスキンソン氏のインタビューを翻訳しました。(非常に濃い内容のため、連載記事として翻訳を進めていきます  第8回はこちら


–カルダノのシステムが、経済的価値として世界中から多数の支持を受けられると思いますか? もし思うのであれば、いつそれが起きると思いますか?

まだ見ぬ出来事というのは、クレイジーに感じるものです。それはすでに、私たちの人生で何度も経験していることでもあります。
まず最初に思い浮かぶのはソフトウェア業界ではないでしょうか。ビル・ゲイツが両親に「ソフトウェア業界に行くからハーバードを辞める」と言ったとき、両親は「シューズでも売るのか?ソフトウェアとは何だ?」と聞き返したというような話があります。

「いやいや、ソフトウェアというのはコンピュータを動かすデジタルコードだよ」
「コンピュータとは何だ? 巨大な何かの装置か?」
「いやいや、どんどん小型化してパーソナルなものになるんだ。でも安心して、ソフトウェアというのは本気ですごいもので、みんなが現金をたくさん払うようになる。いくらでも複製ができて、いくらでも業界で希少性を作り出すことができるんだ。大丈夫だから」

当時の人が聞いたら、クレイジーな話です。今となっては、ソフトウェア業界はありふれていて、数え切れないほどの人々がこの業界で働いています。

では、「インターネットって何?」と聞かれたとしましょう。

「ああ、インターネットね。この業界で仕事をしているけれど、誰でも家にいながらインストールして利用することができて、世界中の人々が人生における貴重な膨大な時間をウェブブラウザというものに費やしたり、自由に膨大な量の情報を交換することができたり、商品を購入や投票といったことをオンラインでできるようになるんだよ」

と説明したところで、昔の人からすれば「完全にクレイジーだ」といった反応をされるでしょう。

イーロン・マスクは、94年(95年?)に弟と一緒に「Zip2」(オンラインコンテンツ出版ソフトを提供する企業)を起業しました。
そんなマスクの下に、ある男がやってきて「お前らは、電話帳の代わりを売っているそうじゃないか!」と問い詰められ、「まあ、そうだよ」と答えたところ「出て行け!バカども!」と怒鳴られた、というエピソードがあるそうです。
(訳注:Zip2は後にコンパック社が買収し、マスクは約25億円を手にする)

いかがですか? 今だからこそこのような話はあり得ないと思うかもしれませんが、インターネットについて話をしている90年代の動画を、Youtubeで小一時間ほど見てみてください。
彼らがとても可笑しい人たちのように感じると思います。しかし、その当時は私たち誰もが、全く同じよな考え方をしていたのです。

極め付けは携帯電話です。

「ケータイ? ああ、みんながコンピュータをポケットの中に入れていて、常にネットと繋がっているんだよ。今やどんなビジネスも、顧客勢員がこのケータイを持っていることを前提に行われているんだ」

2007年以前は、このようなスマートフォンの可能性を想像できた人などいませんでした。人間は10年20年といった期間でさらに新しいものを再発明しているのです。

発明というのは多くの場合、ラッキーだったり必要性から生まれるものですが、インターネットのケースとしてはソ連崩壊だったり、ムーアの法則の例として、パーソナルコンピュータ産業に使われるセミコンダクタ用の介入トランジスタがよく言われています。
暗号通貨の場合は「金融機関に対する信頼の喪失」がそれです。
ビットコインのジェネシスブロック(Block Height 0)に「財務大臣が救済措置」と記されていることからも見て取れます。
(訳注:ビットコインのファーストブロックには、イギリス有力紙「Times」の2009/1/3の見出し「Chancellor on brink of sedcond bailout for banks(財務大臣、2度目の銀行救済措置まであとわずか)」という記載がある)

今日の世界でも、新型コロナウィルスが世界中に蔓延したことによるグレート・リセットが起きています。世界中の誰もが、「このようなことは起きるべきではなかった。コロナによって世界が大打撃を受けた」と考えています。
何百万人もの人が飢餓によって死に直面し、実際に死亡した人も何百万人にも及び、誰1人として正常に行動を取ることができませんでした。グレート・リセットがどのような意味であれ、起きてしまったらそれは全く新しいシステムへ移行するための起爆剤となります。

誰かがやってきて「世界の仕組みについて、もっと話すことがあるんじゃないか」と聞けば、「政府を信用する必要はないかもしれない。より良いサービスがあればもっと人を雇うことができて失業者が減るんじゃないか」と言った会話が生まれます。このようなことで人々が熱狂すれば、それが起爆剤となるのです。

そこで私は、このような大災害の最中にいる場所にその根を先に取りに行こうと考えたのです。
そのため発展途上国は明らかに目を向けるべき場所でした。経済危機に陥れば、まず先に飢餓が生まれるからです。
現在は情報が瞬時に流れる時代で、このような災害が起きれば指導者は即座に退陣に追い込まれます。そこで新しいリーダーは何かを変える必要があります。そこで何かを変えるしかないのですが、通常のやり方でうまく行かなくなれば、クレイジーなアイデアに頼るほかありません。そのうちのひとつが、ブロックチェーンなどだったりするのです。
もしそれが成功すれば、その時はその国は非常に豊かになります。それを見た西側の企業は「やられた!我々も適応しなくては。さもなければ彼らに昼食を奪われてしまう」と慌てふためくでしょう。

そこからロビー活動に励み、新しいシステムと連動した法律や社会に変えるために動かなくては行けません。

インターネットに関して言えば、例えば「インターネットは無視するべきものではない。オンラインでのビジネスの方法を考えるべきだ」と言って、ニューヨークタイムズなどはうまく対応し、ロッキーマウンテンニュースはできませんでした。現在、ニューヨークタイムズはビジネスを継続されており、ロッキーマウンテンニュースは撤退しています。

——続く

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