「カルダノ投票とCIP1694」チャールズ動画・翻訳

2023年12月1日より、カルダノの分散化へ向けた最初のコミュニティ投票「Cardano Poll」がスタートします。
これに向けて、チャールズ・ホスキンソン氏は11月17日に動画「Cardano Ballot and CIP1694」を公開。今回の投票の目的やその詳細について解説しています。ADAホルダーの方は、チャールズの動画から、改めてカルダノ投票の詳細を確認しましょう！

＊今回の「Cardano Ballot（カルダノ投票）」は、dApps対応ウォレットから、dAppsでの取引形式で投票することが可能です。まずは対応ウォレット（Eternl、Nami、Yoroi）を開き、Cardano BallotのサイトからウォレットとdAppsを接続することで参加することができます。

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皆さん、こんにちは！
暖かい日差しのコロラドから生放送でお送りしているチャールズ・ホスキンソンです。いつも暖かく、いつも晴れている、時々コロラドです。今日は2023年11月16日。今回は、カルダノ投票についてのビデオです。

ちょっと咳が出ました。少し前から具合が悪くてね。ドバイとアブダビに行って、そこで何かを見つけて、それをギリシャとアイスランドに運んでいきました。そこで喉の病気から副鼻腔の病気になった。それが胸にまで進行しているんだ。ライノウイルスはどこにでもいますからね。

とにかく、今回はあることについて話したいと思います。私のスクリーンを共有して、これについて少しコメントします。スクリーンを見せて、ちょっとおしゃべりしようよ、と言うのは常にフェアなことだと思うんですよね。

これは今日私たちが発信したツイートです。「カルダノ財団」が「Input Output Global」と「Intersect」と共同で開発した「カルダノ投票ツール」を利用した、CIP-1694の投票イベントは、カルダノガバナンスの旅における、これまでの進捗状況をチェックするものです。
その概要は、（2023年11月）21日にスナップショットをとり、12月1日に投票が開始されて皆さんが投票し、同11日に投票が締め切られ、16日に結果が出るというものです。

これは拘束力のない投票であり、コミュニティがカルダノのオンチェーンガバナンスのジャーニー（開発過程）について、より正式にフィードバックを共有する機会です。 投票が終わると、集められたフィードバックは、2024年の計画やガバナンス活動と開発における「優先順位付け」に活用されます。

この投票では、「ステークホルダー」と「参加ウォレット」の両方がカウントされます。 投票の際、ユーザーはフィードバックフォームからコメントを追加することが推奨される。 あなたの洞察は非常に貴重なものとなるでしょう。

ADAがハードウェアウォレットにあって、その資金を動かしたくない、という人もいるかもしれません。その場合は、1ADAから投票することで意思表示をすることもできます。 来年の第1四半期には、ハードウェアウォレットのサポートを含む、新しいPLLのアップデートがあります。

投票は12月1日から12月11日まで行われます。 参加するには、11月20日までに互換性のあるウォレットでADAを扱っているか確認してください。 これ（yoroi、eternl、Nami）が対応ウォレットです。 自由に参加してください。

これはガバナンス・ツールの一例です。 私たちとカルダノ財団がやろうとしているのは、次の2つのことを同時に達成することです。 1つは、「人々がどのような立場にいるのか」「どのようなフィードバックがあるのか」「何を理解していて何を理解していないのか」といったことを確認するための「温度感チェックのプロセス」を開始することです。そのための最も簡単な方法がホット・ステーク（オンライン上のステーク）です。 そして、後のアップデートによって、より多くの人々が、すべてのハードウェア・ウォレットで、2回目の温度感チェックに参加することができるようになるでしょう。
そしてもう1つの目標は、一般的なガバナンスに関する質問に対する温度感チェックを行うための「オープンソースプラットフォームの開発」です。
CIP1694を例に、より具体的に考えてみましょう。もしあなたが dRepやメンバーベース組織の一員で、何かについて投票を行おうと考えたとします。その場合、参加者を集めて「皆さんがどう考えているのか興味があるんだ」と問いたいときに、それを簡単に実行して、簡単にフィードバックを求めることができる、一連のツールが必要です。

「カルダノ・バロット」というツールを、迅速で素早い投票メカニズムのテンプレート、もしくは出発点として、さまざまなことについて皆さんが定期的に利用できるようになればと思っています。
大きな決定事項や、ハードフォーク、カルダノのカストディ予算、毎年の議案、主要なパラメータの更新、重大な懸念事項についてなどに活用できるものとして、です。

Intersect、CF（カルダノ財団）、IO（Input Output）とともに、このツールを出して、最低実行可能な投票数（minimum viable vote）を決めて、ホットウォレットで温度感をチェックした後、アップデートして、コールドウォレットでも再度温度チェックを行い、最終的にSPOが持っている70%のしきい値で温度感チェックを行う、というようなことを徐々に展開していきます。

それと同時に、カルダノ・ノードもver8.6になっていますが、もうすぐ8.7がリリースされることにお気づきでしょう。
また「Soncho Net」（CIP1694のテストネット）は、本当に成熟し始め、勢いが出てきました。 今年の残りの期間と第1四半期を通して、ガバナンス・ツールが急速に改善され、テストネットのハードフォーク、テストネットのパラメータの変更、新しい構成など、テストシナリオを実行し始めるでしょう。 温度感チェック、コミュニティ・ツールの構築、DPであることの意味を学び始める人々、これらすべてのことが、今まさに起きているのです。

このビデオを作った理由は、ハードウェアウォレットのサポートについて質問があり、”このラウンドには参加しない “という人がたくさんいたからです。 それはいいのですが、このビデオには2つの目的があります。 ひとつは、参加者の温度感チェックをすること。 コールドストレージ、ホットストレージ、取引所のストレージが使われていますが、この3つのうち2つは、基本的にアップデートによって投票可能になる予定です。

いずれにせよ、もしあなたが参加したいと思えば、そしてこれらのウォレットのいずれかに資産があり、それがホットウォレットであれば、ぜひ参加してほしいと思っています。 

投票は本当にクールなツールで、カルダノ財団の努力に敬意を表します。 もちろん、私たちもできる限り協力しました。 そして願わくば、これがSIP30やSIP95といったスタンダードの進化と発展を促し、ウォレット・エコシステムのためのリソースの積み重ねを続け、投票が非常に簡単になることを願っています。

でも、全体的には、みんな懸命に働いているし、多くのことを成し遂げています。 今日もコミュニティ委員会で、ロイドやアダム、NORTHプールなど、多くのコミュニティ住民と一緒に、カルダノ憲法制定プロセスやガードレール、バジェット委員会など、いい話ばかりしていました。 リックはセキュリティ面やベストプラクティスについて、コミュニティと一緒に素晴らしい仕事をしてくれています。
Intersectには、すでに850人のメンバーが参加していますが、これはほんの始まりに過ぎません。 IOサイドから、Intersect全般へのレポジトリの移行も活発となっています。

また、今夜も新たなビデオを撮らなければならないと思っていて、今日中に作るつもりです。 おかしな情報が飛び交っていて、多くの誤解や誤った解釈があります。 パートナーチェーンの概念や、カルダノのサービスレイヤーや、これらがどういうものなのか、一度にたくさんのことを説明するのは大変ですが、ビデオを作ったらすぐに、皆さんはもっと安心できるようになると思います。 ホワイトボード上での話になると思います。 今日は体調があまり良くないけど、それでも何とか間に合わせるつもりです。 咳を止めれば大丈夫でしょう。

とにかく、このビデオがカルダノ・バロットについて少しでも役に立てばと思います。
そして、ガバナンス・ツールのテストを開始し、カルダノ・バロットを見て、もしDPになるつもりなら、それをチェックすることもできます、 もしDPになるつもりがあるのなら、これをガバナンス・ツールとして使い、有権者の出国チェックを行い、有権者がそれを行えるようにしたらクールだと思うウィッシュリストがあれば、ぜひコメントしてください。

それでは皆さん、ありがとうございました。