条件付きステーキング Contingent Staking

カルダノ用語集

一定の条件によって、プール運営者(SPO)が特定の委任を拒否できる設定のこと。アメリカの規制強化に対応するために、チャールズ・ホスキンソン氏が2023年2月に動画で提案し、コミュニティにおいて大きな議論となっている。
現在、カルダノのPoSにおいては、どのようなウォレットからの委任も拒否する機能がないため、SPOはどのような状況においても(プールが飽和に近い状態においても)全てのユーザーからの委任を受け入れている。
「ステーキングにおけるKYCは委任システムを破壊する」という懸念の声が多く上がっているものの、同氏の意図としてはあくまで各SPOが任意で設定できるオプションとして提案している。
そのため、「条件付きステーキング」の設定は、主に上場企業など大手取引所を想定している。
一般のSPOにとっては委任はプールの影響力を高めるものであり、わざわざ拒否するメリットはないため、ほとんどのSPOが「無条件受け入れ」とするのが想定される。
大手企業においては各国の規制によって、委任を受ける相手の情報に対して一定のチェックが必要となると想定される。
「条件付きステーキング」では、各プールが委任に必要となる委任者情報を設定できるようにする仕組みが提案されている。
この機能をオプションとして追加することで、万が一、各国でステーキングが規制を受けた場合に対応でき、安定したネットワークを維持できると議論されている。
端的に言えば、Contingent Stakingとは「SPOが委任を拒否できる機能」である。
日本においても、反社会的グループとの取引は禁止されており、ブロックチェーン追跡企業によってマークされたウォレットとの取引はSPOにとってリスクとなる可能性もある。
現状においても、膨大なADA量を保有者が飽和点を超える委任をすることでプールのインセンティブを低下させる問題も指摘されている。
このような状況を鑑みて、一定条件下における「委任拒否機能」は今後も大きな議論となる可能性が高い。

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