「カルダノ・アンバサダー」に認定されました！【COFFE】

皆さん、あけましておめでとうございます！　Coffee Pool☕️ 運営のhixです。

2023年、カルダノにおけるイノベーションの種が芽吹き始める、非常に大きな年が始まりました。
2022年を振り返ると、やはり目につくのがその価格です。2021年のATH（300円台）からADAの価格は大きく下落し、年始には30円前半にまで落ち込み、カルダノのエコシステムにおいても非常に厳しい状況が続き、中には開発を中止したDeFiプロジェクトも存在します。

その一方で、カルダノの技術的な側面における進化は凄まじいものがありました。

9月に実施されたVasilハードフォークによって、カルダノのスマートコントラクトはつい本格的な開発ツールが整い、実用的な機能が一気に解放されました。ここで実装されたスマコン言語「Plutus ver.2」により、今後のdApps開発が一気に加速すると見られます。

中でも最も早く登場する市場を盛り上げてくれるとプロダクトと言えば、Cotiのステーブルコイン「djed（ジェド）」となりそうです。djedはカルダノにおける初のステーブルコインであり、スマートコントラクトによって余剰担保を備蓄するタイプの全く新しいステーブルコインです。
さらに今年は、ミスリル（分散認証済みブロックチェーンデータベース）、ハイドラ（dApps向けスケーラビリティ・ソリューション）、ウロボロス・レイオス（L1スケーラビリティ拡張）をはじめとする、強力なアップデートやソリューションが登場する予定となっており、いよいよカルダノがL1トップになる戦いの準備が整いつつあります。

その一方で、2022年は、CoffeePoolの運営者としては力不足を痛感する一年でもありました。

ステークプールを運営し2年が経ち、多くのSPOの皆さんとTwitter上で活動を続けてきたものの、現時点において、まだまだ日本におけるカルダノの認知は決して高くありません。

Twitterにおいても、Bitboyのベンさんをはじめ「万単位」のフォロワーを持つインフルエンサーが続々とカルダノ支持に回る一方で、カルダノ支持を表明する日本の大型インフルエンサーの方はごくわずかです。
私自身も2000に満たないTwitterアカウントですが、有名な方でも万単位の方はほとんどいないのが現実です。日本におけるカルダノの風当たりは強いままであり、カルダノコミュニティの存在感をもっと拡大高めていかなくては…と、その方法を模索する１年でもありました。

カルダノの分散化を前に、アンバサダーになる意味について

今後、カルダノの「開発」が分散化し投票によってカルダノの未来が決まる「ヴォルテール時代」を見据えたとき、日本のカルダノコミュニティには「リーダーの多様化・分散化」が急務となると考えます。

この１年で、日本におけるカルダノのユーザーは拡大してきたものの、中心となってカルダノ情報を配信する「リーダー」は海外ほど増えませんでした。
カルダノは日本発祥であり、クジラホルダーも日本に多く存在する一方で、主要な情報配信者が限られてしまうことで、今後の「正しい分散化」が阻害されてしまう恐れがあります。

カルダノの今後の分散化、特にCIP-1694における「dRep」の役割を考えたとき、「日本のカルダノコミュニティにおける情報発信者の数を増やし、よりダイバーシティに富んだコミュニティを形成しなくてはいけない」という思いが強くなりました。
日本における情報発信がより多角的に行われ、各プロジェクトを正しく検証できるようにならなくては、カルダノの健全な成長を阻害してしまう可能性があります。

「なんとかして、カルダノのリーダーたちを増やしていきたい。日本のカルダノコミュニティを分散化させたい」

そう考えたとき、1つの方法として、今年から「カルダノ・アンバサダーになる」という選択肢をとることにいたしました。

カルダノ・アンバサダーとは何なのか？

カルダノ・アンバサダーとは、カルダノ財団（Cardano Foundation）からの認定を受け、カルダノの認知を広めるコンテンツの制作やイベント運営などを行う、カルダノにおける有志活動家のことを指します。
自選によって申請し、コンテンツ制作やイベント主催などの特定の活動が認められることで認定を受ける方式です。（私の場合は、昨年末に申請を行い、コンテンツや翻訳などの実績により「アンバサダーの認定」をいただくことができました）

実際のところ、アンバサダーとは「カルダノ財団の役職」ではなく、「財団の活動の協力者」という立場です。個人で活動する有志という位置づけであり、特別な権限はありません。カルダノ財団の方々とコミュニケーションを取りながらとなりますが、基本的には、これまでのCoffeePoolのスタンスに変更なく、今後も同じように個人主義で活動していく予定です。

その一方で、アンバサダーの認定を受けることで、カルダノ財団が主催するミーティングや、アンバサダーチャンネルなどへのアクセスが可能になり、より確度の高い情報を素早く得ることができるようになります。より深いレイヤーからの情報収集が可能になり、さらに良質なコンテンツの提供ができると思っています。

また、これは日本特有かもしれませんが、「肩書き」があることで、読者の皆さんにとっての「情報の見え方」も変わってくると推察されます。より発言に重みが増し、より強い情報となる可能性にも期待しています。

今後は、さらに踏み込んだ情報を「さらにわかりやすく」配信することで、カルダノの理解を深めつつ、一般の方でも「カルダノ情報をシェアしてみたい！」というスペースを作っていきたいと思っています。

「全員が配信者になれる」カルダノ・コミュニティを目指して

こうしたアンバサダーとしてのメリットは、特にSPOにとって魅力的ですが、記事投稿やイベント主催などの活動によって、一定の収入（といっても、それだけで食べられるほどではありません）を得られるので、非SPOの有志の方にとってもやりがいがあると思います。
（もちろん、カルダノ財団の方針による人数制限があるかもしれませんが、個人的には「アンバサダーをもっと増やしてみたい」という思いがあります）

もし、カルダノ情報の配信者としての選択肢の1つとして、「なってみたい！」という方がいらっしゃいましたら「なり方」を共有したいと思っています。

＊カルダノ財団のカルダノ・アンバサダーページはこちら　下部の「fill the form」から、これまでの活動内容などを入力することで申請ができます。

カルダノのステークプールを100以上まで増やした「SPO JAPAN GUILD」出身の新たなアンバサダーとして、カルダノ配信者の多様化・分散化のために活動していきます。

それでは皆さん、さらなる分散化に向かうカルダノを、これからも盛り上げていきましょう！

CoffeePool 運営　hix_coffeepool

●今後は「カルダノフォーラム」でも投稿していきます！
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