カルダノ用語集

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エポック Epoch

時間の単位。カルダノにおいてはウロボロス・プラオスで定義されており、1エポック=432,000スロット(5日間)。5日間ごとに新たなエポックへの切り替えが行われ、新たなブロック生成のスケジュールの生成や、新たな委任設定などの有効化が行われる。
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スロット Slot

ウロボロス・プラオスによって定義された時間単位で、1秒=1スロットと定義されている。現在の設定では、20スロットあたり、1スロットリーダーが割り当てられ、ブロック生成が行われている。 👈一覧へ戻る Detail
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イエラ IELE

Cardanoでスマートコントラクトを実行するための専用の仮想マシン。EthereumでSolidityのスマートコントラクトを書く際に生じる、セキュリティや正確性といった問題を解決するために、カルダノのために新たに設計されたものである。I...
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ルート・オブ・トラスト Root of Trust

信頼の基点、RoTとも。重要なセキュリティ機能を実行する、信頼性の高いハードウェア、ファームウェア、あるいはソフトウェアの構成要素(コンポーネント)のこと。暗号システムにおいては、キーファイルの作成や、暗号化、復元化、デジタル署名の検証など...
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ウロボロス・ハイドラ Ouroboros Hydra

高トランザクション出力、低レイテンシー、ノードあたりの最小ストレージという3つの重要なスケーラビリティ課題を解決するオフチェーン・スケーラビリティ・アーキテクチャ。マルチパーティーステートチャンネルの導入が提案され、並列トランザクション処理...
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ウロボロス・ジェネシス Ouroboros Genesis

Praosをさらに改良させ、新しいチェーン選択ルールを追加し、当事者がジェネシスブロック(最初のブロック)からブートストラップ(起動)することが可能になる。また、プロトコルのユニバーサルなコンポーザビリティ(編集可能性)を証明する。これによ...
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ウロボロス・プラオス Ouroboros Praos

バイロン時代からの基礎であるOuroboros Classicをベースに、セキュリティとスケーラビリティを大幅に改善したプロトコル。半同期的に解析され、適応型攻撃者に対する安全性を向上する。2020年にカルダノに実装された。 「敵対者が誠実...
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ウロボロスBFT Ouroboros BFT

Ouroboros Byzantine Fault Tolerance(OBFT、ウロボロス・ビザンチン対応機構)。分散化以前のバイロン時代から、分散化へ移行するシェリー時代へ向けてウロボロスに追加されたコンセンサス・プロトコル。 シンプル...
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アカウントベースモデル Account base model

イーサリアムなど、多くのスマートコントラクト実装型ブロックチェーンで採用される会計モデル。ビットコインが採用したUTxOモデルでは不可能だった、トランザクションにプログラムを導入しスマートコントラクトを実装することを可能にした。ビットコイン...
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ビザンチン将軍問題 Byzantine Fault

分散コンピューティングにおいて、複数のノードがバグもしくは故意によってエラー情報を発信することで、正しい合意形成に問題が生じること。 これに対する耐久性を「Byzantine Fault Tolerance(BFT)」と呼ぶ。 この名称は、...